小松菜奈主演、『ムーンライト・シャドウ』ティザービジュアル&特報解禁

小松菜奈主演、『ムーンライト・シャドウ』ティザービジュアル&特報解禁

 女優・小松菜奈の初単独主演映画『ムーンライト・シャドウ』(9月公開)のティザービジュアル、特報が解禁された。同時に、小松演じる主人公・さつきの恋人・等役を宮沢氷魚が演じていることが明らかになった。



【動画】映画『ムーンライト・シャドウ』特報



 秋らしい背景の中で差し込む陽の光がきらめくティザービジュアルで、小松が見せる表情は、穏やかでどこか朗らかさを感じさせる。本作の原作者・吉本ばななの描く作品のように触れた者をスッと引き込み、力強ささえ感じるものとなっている。「この恋に名前をつけて、そっと胸にしまってある。」というキャッチコピーも魅力的だ。



 本作は、1989年(昭和64年/平成元年)に刊行され、社会現象ともいえる大ヒットとなった「キッチン」(新潮社)に収録されている短編小説が原作。突然訪れた恋人の死をなかなか受け入れることができない、主人公の一人称の視点で描かれる、「さよなら」と「はじまり」のラブストーリー。



 30秒の特報映像は、原作者・吉本ばななの「今の時代に映画になるべくしてなった作品だと思います。」というコメントで幕を開ける。そして、静かに聞こえる“鈴”の音。“鈴”は、原作に描かれている、さつきと恋人の等をつなぐキーアイテム。「鈴の音が耳を離れないんです。」と、さつき役の小松のナレーションが続く。この映像からも、メガホンを取ったエドモンド・ヨウ監督の原作への尊敬と愛情を感じることができる。



 どこか神秘的な映像とともに流れていく、さつきと等の笑顔あふれる幸せそうな時間は、恋人同士の何気ない日常の瞬間を切り取り、柔らかくあたたかい雰囲気に包まれる。そして「もっと一緒にいたかったな」というさつきのナレーションと、クローズアップされる名残り惜しそうに離れる二人の手が、先々訪れる恋人・等との別れを予感させるものとなっている。小松演じる主人公・さつきは、愛する人を失ったその深い悲しみや喪失感をいかにして乗り越えていくのか。



 全てを包み込むような優しさを持つ一方、ふといつのまにか、その場からいなくなってしまうような儚さがどこか漂うさつきの恋人・等を演じた宮沢は「等と近しいものがあると感じた」とも語っており、その爽やかなルックスと圧倒的な透明感で、この難しい役どころを見事に演じ切っている。

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