今年90歳の大村崑、舞台あいさつで軽快トーク「まだ生きております」 オロナミンCにかけて出演作品PR

今年90歳の大村崑、舞台あいさつで軽快トーク「まだ生きております」 オロナミンCにかけて出演作品PR

 今年90歳を迎える現役喜劇俳優の大村崑が10日、都内で行われた映画『ロボット修理人のAi(愛)』初日舞台あいさつに登壇。27年ぶりの映画出演となった本作を軽快なトークでしっかりPRした。



【集合ショット】今年90歳の大村崑もにっこり!初日舞台あいさつに土師野隆之介ら主要キャストら登壇



 本作は、実在のロボット修理人・乗松伸幸さんをモデルに、ロボット修理の天才的な技術を持つ少年と、依頼品のAIBO、そして孤独な少女の物語。本作の主人公・倫太郎を演じるのは土師野隆之介。ヒロインすずめには、100人のオーディションから選ばれた緒川佳波。そのほか、大村、そして大空眞弓が脇を固め、金谷ヒデユキ、亜湖、水沢有美、丸山ひでみらが出演している。



 映画出演は実に27年ぶりとなる大村は「まだ生きております大村崑です。ワクチンの注射は2回ちゃんと打ってきました」と冗談を交え軽快にトーク。「新幹線乗ったのは1年ぶり。『東京』ってアナウンスが流れた時に涙が出ました」としみじみ語った。



 本作では老人役で、この映画に呼ばれた時は何もわからず“無”の状態で撮影に入ったという。「監督に役のことを聞いても何も言わない。『存在感だけでいいです。やってください』って。『ただ座って、大村崑を出さんようにしとこ』って思いました」と撮影中に意識していたことを明かした。続けて「座って魚釣りをやっているだけで芝居が根付くと言われた。『あなたの存在感は全編につながってますから。大事な役ですから存在感を見せてください』って」と監督とのやり取りを明かした。



 「この映画を見てスカッとするでしょ? 元気ハツラツ、オロナミンCみたいになるでしょ?」と、かつて出演していたCMになぞらえて作品をアピール。「おかげさまで90歳になりました。現役です。喜劇人は300人くらいいましたが、ほとんどいなくなりました。残ってるのは伊東四朗と私だけです。どうぞみなさん喜劇役者を大事にしてやってください」と笑顔で呼び掛けた。



 舞台あいさつには土師野隆之介、緒川佳波、金谷ヒデユキ、田中じゅうこう監督も登壇した。
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