目指すは「令和のマイケル」 TikTokフォロワー数760万人の日本人ダンサーが受け継ぐ“意思”

目指すは「令和のマイケル」 TikTokフォロワー数760万人の日本人ダンサーが受け継ぐ“意思”

 令和のマイケルを目指す――。スマホ向けショートビデオプラットホーム・TikTokで、故マイケル・ジャクソンさんのインパーソネーターとして活動している日本人ダンサーのマイケル・ジャクトンに世界の注目が集まっている。現在のフォロワー数は日本国内3位の760万人。「夢は月でのムーンウォーク。ラブ&ピースで、マイケルさんの意思を継いでパフォーマンスしていきたい」と意気込んでいる。



【動画】マイケル・ジャクソンそっくりのパフォーマンスを披露するマイケル・ジャクトン



 マイケル・ジャクトンは、日本人とタイ・バンコク生まれの母親の間に生まれたハースだが、実は生粋の大阪人。「小さい頃から人を楽しませることが好きだった」と語る。そんな彼が、マイケルさんを知ったのは2009年6月25日の死去を報じるニュースだった。「もちろん名前は知っていましたが、パフォーマンスを見たのは、その時のニュースが初めてだったんです」と当時を振り返る。



 まだ高校1年生だったが、テレビで繰り返し流されるマイケルさんのパフォーマンスに一気に引き込まれ、いつしか「マイケルのようになりたい!」と思うようになったという。



 それからは、マイケルさんのミュージックビデオを毎日のように見返し、独学で動きやダンスを研究した。「学園祭で初めてパフォーマンスを披露したんです。するとすごくウケて…、しかも、メイクをしたら、みんなから『そっくりだ』とも言われ、その時の快感が『マイケルのパフォーマンスで生きていこう』と決めるきっかけになりました」と明かす。



 マイケル・ジャクトンという名前については、自身のニックネームが「トン」だったことに由来する。「タイで『トン』というのは一番という意味なんです。それにマイケル・ジャクソンという名前との語呂もよかったので、だったらジャクトンにしようと思ったのです」とエピソードを披露した。



 TikTokがブームになり始めた2018年から自身のパフォーマンスを公開したところ、日本以上に米国で人気に火がつき、2年前の2019年には、ジミー・カーター元米大統領のバースデーパーティーにも呼ばれパフォーマンスした。「やはり米国の大スターでしたからね。しかも、日本人の僕がパフォーマンスをしたこともウケる要因になったのかもしれません」。



 現在では日本のみならず海外でもパフォーマンスを積極的に行っている。「日本より米国の人の方が好意的に反応してくれる」というが、一方では「『東京五輪』もあるし、日本から僕のパフォーマンスを世界に発信する大きなチャンス」とも語る。さらに、その上で「令和に生まれてくる子は、マイケルを知らないので、逆に僕がマイケル・ジャクソンになれるんじゃないかと、これから生まれてくる子にとってマイケルは“ジャクトン”だと思われたい」と本音を交え語った。



 夢は月でムーンウォークをすること。「ラブ&ピース、とにかく世界平和でマイケル・ジャクソンの意思を受け継いだパフォーマンスをしていきたい」と前を見据えた。
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