女性は男性の“メガネ”まで見ている…8割超の女性が「職場男性のメガネが変わったことに“気づく”」

女性は男性の“メガネ”まで見ている…8割超の女性が「職場男性のメガネが変わったことに“気づく”」

 トレンドや年齢に関係なく、顔に華を与えるアイウェア。今や単なる視力矯正用具ではなく、ファッションアイテムとしてすっかり定着。シーンによってメガネを付け替える人も増えているが、その意識は男女間でも差がありそうだ。そこで、メガネメーカーのZoffは「女性から見た男性のメガネ魅力度調査」を実施。女性の8割以上が同じ職場の男性がメガネを付け替えたことに「気づく」と回答し、多くの女性は身だしなみの変化として、男性のメガネの付け替えに敏感に反応しており、男性においてもメガネが印象や好感度に結び付いていることが分かった。



【図】どうすれば「仕事できそう」イメージ増える? 女性が見ている職場の異性の魅力変化



■普段かけていない男性のメガネ姿に「ドキッ」 半数がメガネの変化に気づく



 全国各地に160店舗以上の展開を行っているメガネブランドZoffでは、毎年、夏季休暇となるお盆の週にはメガネの売上が伸長する。そこで同社では、「夏休み明けに新調したメガネで出社したら周囲はイメチェンに気づいてくれるのか?」意識調査を行った。メガネのかけ替えに対する異性の反応を探るべく、20~50代の女性800名(各世代200名)を対象に、「女性から見た男性のメガネ魅力度調査」を実施した。



 まず、「同じ職場で働いている異性がメガネを変えた時、気づくか」という問いに対して、「必ず気づく」が10.9%、「全員ではないが、おおむね気づく」が37.4%と、ほぼ半数が「気づく」と回答。さらに「関心がある人の時だけ気づく」の33.6%を加えると、8割を越える結果となり、多くの女性が異性のメガネのかけ替えに対して、敏感であることが明らかになった。



 人が人と顔を合わせたとき、まず、注目するのは「目」という一説もある。その目をカバーし、顔の中心に位置するメガネは、おのずと目立つもの。同級生や同僚と話をしていて、「誰だっけ、ほら、あのメガネかけてた子」という表現をしたことがある人も多いのではないだろうか。そんな“メガネあるある”からもわかるとおり、メガネは人に大きな印象を残すアイテム。そして、女性の多くは、その変化にも敏感ということだ。



 では、メガネによって与える“印象”は変わるのか。女性の場合、がっちりメイクを施さなくても、目元を彩るアイテムとして、メガネを重宝している人も増えているが、「普段かけていない夫がかけているとドキッとする」(女性・30代)という声もある通り、男性においても、メガネによってその人の印象は変化することが調査から見えてきた。



■「5割増しくらいのパワーがあると思う」男性のメガネ姿、最適な付け替えの頻度は?



 メガネによる印象の変化について、アンケートに寄せられたのは、「顔の造形がきれいに見える」(女性・30代)、「フレームが顔立ちを引き締める」(女性・40代)、「メガネを上げるしぐさが頭が良さそうに見えてかっこいい」(女性・30代)、「ミステリアスに見える」(女性・30代)、「メガネをつけている時とつけていない時のギャップが生まれるから」(女性・20代)などの声。中には「メガネには5割増しくらいのパワーがあると思う」(女性・20代)という評価も。昔から「女性の色白は七難隠す」と言われ、その言い回しにかけて、昭和の時代には「男のメガネは七難隠す」と言う人々もいたが、令和の今、再び、メガネは、コンプレックスをカバーし、魅力度をアップさせるアイテムとしても注目され始めているのかもしれない。



 では、メガネのかけ替えで、魅力度アップを効果的にアップする頻度とはいかほどのものなのか。同調査では、メガネのかけ替えの頻度を「1年以上かけ替えない」「1年でかけ替える」「季節ごとにかけ替える」「曜日ごとにかけ替える」「仕事の目的ごとにかけ替える」に分け、それぞれ5段階で評価する項目も(1点/まったくおしゃれではない。2点/おしゃれではない。3点/特に何も感じない。4点/おしゃれだ。5点/とてもおしゃれだ)。



 結果、魅力度が最も高まる傾向にあったのは、社内会議や外部との打ち合わせ、オンラインでの打ち合わせなど「仕事ごとにかけ替える人」で、4点以上の評価をつけた人が30.9%。その理由は、「目的に対してメガネを替えていることに、こだわりとおしゃれさを感じる」(女性・40代)、「下心ではなく、仕事をスムーズに行うためにメガネをかけ替える姿は、仕事にしっかり向き合っている表れ」(女性・20代)など。



 次いで多かったのが「季節ごとにかけ替える人」で、4点以上の評価が28.7%だった。



 興味深いのは、「曜日ごとにかけ替える人」で、2点以下の低評価が33.5%と、他の4項目に比べて断トツのマイナスイメージに。メガネのかけ替えで魅力度が上がると思う理由について「自己プロデュース力」(女性・50代)という声があるように、目的が分かりにくい、マメなかけ替えは、魅力度が低くなることが明らかとなった。



■20~30代女性はTPOに合わせたメガネのかけ替えに高評価



 年代別でみると、「仕事の目的ごとにかけ替える人」で4点以上の評価が最も多いのは、30代34.0%、次いで20代33.0%。「季節ごとにかけ替える人」においても、20代、30代ともに30%以上と、20~30代の女性が敏感に反応していることがわかった。



 では、同じメガネを長くかけ続けていると、マイナスの印象になってしまうのかというと、そうでもないことも明らかに。「1年以上かけ替えない人」は、2点以下3.4%、4点以上6.8%と、ともに5項目中最も評価が少なく、3点の「特に何も感じない」が89.9%と圧倒的多数。ひとつのメガネを長く愛用していても悪い印象にはならないという結果を得た。一方で、4点以上という高評価において、20代が9%、30代が8.5%と他の年代に比べて多いのは、先の「自己プロデュース力」にあてはめると、「自分のスタイルにこだわりを持っている」というプラスイメージとしてとらえている人がいる表れかもしれない。



 このように、人に与える印象に影響を及ぼすメガネは、裏を返せば、「印象操作に使える」アイテムということ。ドラマや映画において、衣装と同じように、役のキャラクターに合わせてメガネもデザインが選ばれることは多いが、知的、誠実、神秘的、情熱的、厳格、温和などなど、メガネの形や色によって、人の印象は大きく変わるだけに、かけ替えの頻度だけでなく、そのデザインにもこだわりたい。



 では、どんなメガネを選んだらいいのか。今回の調査で「仕事の目的ごと」にメガネを替えることに対し、「おしゃれ」「仕事ができそう」などプラスの魅力を感じる30代女性が多いという結果を受けて、今調査を行ったZoffのスタッフは「会議や商談など、きちんとした場面ではメタル系のフレームが好まれます。スーツとの相性も抜群です。また、オンラインミーティングでは長時間の着用でも苦にならない、超軽量で強度としなやかさを兼ねた高機能プラスチックのフレームと、ブルーライトカットレンズが人気です。カジュアルなシーンでは、遊び心のあるような、こだわりが感じられるフレームが活用されています」と語っている。



 今や、実用品としてではなく、ファッションアイテムとしてその存在意義が大きくなっているメガネ。どんな自分をアピールしたいのか、見せたい自分、なりたい自分を作るメリットに注目して、洋服と同じく、目的や季節に合わせてかけ替えるなど、魅力度アップに活用してはいかがだろう。

(文/河上いつ子)



【調査概要】

調査名:女性から見た男性のメガネ魅力度調査

調査時期:2021年7月21日~26日

調査対象:20代~50代の女性

調査地域:全国

サンプル数:回答者全体 1136名 うち、本調査対象 800名(各年代200サンプル 均等割付)

調査機関:オリコン・モニターリサーチ
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