KREVA、敬愛する久保田利伸の魅力熱弁 一目置いている次世代ラッパーも紹介

KREVA、敬愛する久保田利伸の魅力熱弁 一目置いている次世代ラッパーも紹介

 ヒップホップ・アーティストのKREVAが、17日放送の日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(毎週金曜 後11:00)にゲスト出演した。



【写真】HIPHOPシーンのパイオニア!新曲も披露したKREVA



 今回のゲストは、多くの若手アーティストたちが “キング”とリスペクトするKREVA。日本初のフリースタイルバトル『B-BOY PARK』MCバトルの初代王者にして、いまだ破られない3連覇を達成。2006年にリリースしたセカンドアルバム『愛・自分博』は、ヒップホップ・ソロアーティストとして初のオリコン1位を獲得し、当時の日本のヒップホップシーンでは異例の20万枚セールスを達成した。



 オープンニングトークでは、ゲストのKREVAのイメージをヒントであげることに。田中圭があげた「HIPHOP」というヒントに対し、「~YO YO」とふざける千葉雄大。これに田中から「雑すぎるよ」と早速ダメ出しを食らっていた。



 番組では、KREVAの『MUSIC BLOOD』に迫っていくことに。KREVAが影響を受けたアーティストとして挙げたのが、久保田利伸。「自分が小学生だった80年代後半って、当時は世の中に今ほどラップがなかったんです。その時、自分はラップというものを知らなかったはずなのですが、ちょっと流れてくるラップにとても敏感に反応するタイプだったみたいで、それである時『TIMEシャワーに射たれて』を聴いてからむちゃくちゃ『何これ!? かっこいい』ってなったんです」と当時を振り返った。



 続けて「昔は全体にラップが入っている曲が本当になくて、せいぜい1パートにラップが入っているとか、そういうものだったんです。『TIMEシャワーに射たれて』も、むちゃくちゃバラードみたいなところから急にリズムよくなって、ラップが入って歌うという構成。それを聴いて衝撃を受けて。僕にとってこの経験は血肉になっているので、自分の曲にもそういう要素が入っていると思います」と明かした。



 アーティスト人生を変えるほどの大きな言葉をもらったことがあるという話題になり、「2006年に突然、アニキ(久保田)からオファーがあって、コラボをすることになってツアーも開催したんです。この時に一気に距離が縮まり、アニキと呼ばせて貰うようになりました。そしてある時、アニキから“リズムのポケットを意識した方がいいよ”って言われたんです」とエピソードを紹介する場面も。



 KREVAが一目置いているという次世代ラッパーを挙げてもらうことに。出てきたのがZORN。「ラップの歴史がいろいろとある中で、最近はちょっとライミングが軽視されていると言いますか、先ほどの久保田利伸さんの話じゃないですが、ノリが良ければ最後の1文字だけ音があってれば、韻なんて踏んでなくてもいいっていう。そういうラップが主流になっているんです。そんな中、ZORNは『そんなに踏むの?』っていうくらい、圧倒的な量とスキルで、新たなキングになりうるやつです」とその実力を称賛した。



 「ただ韻を踏むのがすごいだけでなく、彼の言葉を借りると、“韻の飛距離”。韻を長い文字数で踏むだけじゃなく、歌詞の中で違う世界の景色をバンバンって同居させる感じが彼の中であるんですね。つまり、ものすごいフィクションの世界と思ってた中に、急にノンフィクションがバンッとくることによって生まれる、フィクションの世界とノンフィクションの世界の距離。これが遠ければ遠いほどいいっていう。彼はそれをすごく意識していて。ヒップホップの人じゃないとわからないようなこともあえてバンバンバン言って、最後が家庭や生活を感じさせる言葉で締めるっていうのが新しいところです」と、その魅力を伝えた。
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