元SKE48矢方美紀「かぶっていた方がかわいいとも…」 乳がん経験から医療用ウィッグの大切さ強調

元SKE48矢方美紀「かぶっていた方がかわいいとも…」  乳がん経験から医療用ウィッグの大切さ強調

 元SKE48のタレント・声優で、乳がんと闘いながら活動する矢方美紀(29)が6日、オンラインで行われた『FWD富士生命 乳がん月間 オンライントークセッション~コロナ禍におけるアピアランスサポートと私たちが今出来ること~』に出席。自身の闘病経験をもとに、医療用ウィッグの大切さについて語った。



【全身ショット】着物のようなシックな黒ワンピに身を包んだ矢方美紀



 矢方は、2018年3月に25歳でステージ2Bの乳がんを発病し、左乳房とリンパ節を全摘出。手術後の同年4月に復帰し、抗がん剤治療などを受けながら芸能活動を続けてきた。また、19年にはエッセイ『きっと大丈夫。~私の乳がんダイアリー~』を発表するなど、積極的に乳がん啓発に努めている。



 矢方は、脱毛を伴う抗がん剤治療中は、仕事との両立のために医療用ウィッグが必要だったと回顧。「初めは自分にあわないウィッグを買ってしまった。ネット通販で選んだらイメージ画像と違って、前髪がバーコードみたいになってしまった」と苦い思い出を明かした。



 そうした悩みの中、矢方が出会ったのがNPOふくりびが作る人毛100%のウィッグ。同製品は質感・装着感に優れ、「(気持ちが)前向きに変われた。めちゃくちゃうれしかった」とにっこり。「自分の悩みがこんなにウィッグを変えるだけでなくなるんだなって感じた。日々の生活の他のことに集中できるようになった」と振り返った。激しいダンスを踊っても「全然大丈夫だった」と品質に太鼓判を押した。



 矢方は、現在はショートヘアにしているが、当時はロングのウィッグを着用。「ウィッグをかぶっていた方がかわいいと言われたことも…。『カットモデルを探している』と声をかけられたこともありました」と明かし、「次は地毛をウィッグぐらい伸ばしてみようかな」とはにかんだ。



 この日のイベントは、10月の乳がん月間にあわせて開かれたもの。乳がん患者を対象に、矢方も使用したNPOふくりび医療用ウィッグを20名に贈呈するプロジェクトが発表された。



 現在「ホルモン療法」を受けながら活動する矢方は、声優として今月スタートのアニメ『シキザクラ』に出演する。一時は挫折しかけた声優になる夢をかなえた経験をもとに、「自分が諦めない限り近づけることができる」と、全国の乳がん患者に力強くエールを送った。
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