“スネークアイズ”、スタントなしで『るろ剣』谷垣の刀剣アクション完遂「とても満足」 

“スネークアイズ”、スタントなしで『るろ剣』谷垣の刀剣アクション完遂「とても満足」 

 22日より劇場公開された映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』。世界的な人気を誇るアクションフィギュアをもとに映画化され、ハイテクガジェットや特殊マシンを駆使し世界を守る最強の戦闘エキスパートチーム「G.I.ジョー」と、世界支配を目論む悪の組織「コブラ」の戦いを描く、アクション映画シリーズの最新作。舞台は、JAPAN(日本)だ。ORICON NEWSでは、本作でスネークアイズを演じたヘンリー・ゴールディングにオンラインインタビューを実施した。



【動画】ヘンリー・ゴールディングのオンラインインタビュー



 本作は、G.I.ジョーシリーズ屈指の人気キャラクターで、12種の格闘技に精通する最強の忍者ヒーロー、スネークアイズが主人公。過去のシリーズでは、「沈黙の誓い」を結び、言葉を発さず、素顔も明かされていなかった。今回初めて、彼の過去が明らかになる。そして、撮影では、史上最大規模の日本ロケが行われ、『るろうに剣心』シリーズの谷垣健治がアクション監督として参加している。



 マレーシアで生まれ、8歳の時に家族でイギリスに移住したヘンリーのエンターテインメント業界への入り口は、BBCやディスカバリー・チャンネルの旅番組。トラベル・ジャーナリスト(取材レポーター)としての仕事だった。



――旅番組のロケで日本中を回ったことがあるそうですね。その時の経験や知識が今回の日本ロケで役立ったのではないですか?



【ヘンリー】その通りなんだ。マレーシアの「Welcom to the Rail World」という番組で日本の数多くの県をまたいで旅をして回った。日本の文化や遺産を理解することは僕にとってとても重要なことだった。姫路城のような歴史的ある場所で撮影すると重みが増すから、日本での撮影が決まった時は本当にうれしかった。待ち遠しかったよ。



――今回の撮影で訪れた場所の中でどこが一番印象に残っていますか?



【ヘンリー】間違いなく姫路だね。長い時間を過ごした。(秘密忍者組織)嵐影にとって重要な城だからね。ロケ地周辺に詳しくなって、なじみのレストランもできた。地元の人はとてもフレンドリーで、撮影していると知って盛り上がってくれた。だから姫路での思い出が一番のお気に入りだよ。



――本作は。『るろうに剣心』シリーズの谷垣健治アクション監督の真骨頂ともいえる、怒とうのスピード感でさく裂する超速刀剣アクションが見どころ。谷垣監督の代表作である『るろうに剣心』はご存知でしたか?



【ヘンリー】もちろん、知っている。『るろうに剣心』は漫画・アニメの実写化作品として最もすばらしい作品のひとつだね。アクションシーンも殺陣も最高。キャストも素晴らしい。健治と組むと聞いた時にはすでに彼のことを知っていた。『るろうに剣心』の1作目は映画館で観ていたんだ。彼と仕事ができてうれしかったよ。欧米の観客が観たことがない演出をするってことがわかっていたからね。大変だったのは、実際にスタントを学ぶこと、それに耐えうる体を作ることだった。約2ヶ月トレーニングをして、スタントマンなしで演じられたので、とても満足しているよ。



――トラベル・ジャーナリストからハリウッド俳優へ、ターニングポイントととなったのは、2018年にヒットした映画『クレイジー・リッチ!』ですよね。コンスタンス・ウー演じる主人公の恋人に抜てきされ、俳優デビューとダブル主演を務めました。



【ヘンリー】『クレイジー・リッチ!』が初主演映画だった。それまではジャーナリストというか、旅番組の司会のような仕事をしていたから、役者について急いで学ぶ必要があったんだ。でも、それまでの仕事の経験が役に立ったよ。撮られることや人と話し、耳を傾けることに慣れていた。役者はそういうスキルを求められる。それが僕にとっては自然なことだった。僕の人生は大きく変化した。映画業界にずっといて、大きい作品に出演したいと思っている。初映画を応援してくれたファンや原作者ケヴィン・クワンにはとても感謝している。そして、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』のような大きな作品に出演できて本当に幸運だよ。



■“俳優ヘンリー・ゴールディング”に注目



 『クレイジー・リッチ!』とクライム・スリラー『シンプル・フェイバー』(18年)に出演したことにより、ヘンリーは『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』のキャスティング・ディレクターのウィッシュ・リストのトップに躍り出たという。



 製作のロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラは「ヘンリーはキャリアの初期段階にあり、本物のスターになる可能性を秘めていると我々は信じている」と、ヘンリーの起用を決めた。「彼は素晴らしい人でこの映画にとって極めて大きな強みだ。本来のキャラクターは沈黙を貫く男だが、とても威厳のある存在だ。ヘンリーはその威厳を持っている。それに彼はハンサムだし、それによって困ることはないからね」と、コメント。



 「スネークアイズの一番簡単なバージョンは、話さないし、笑いもしない男だ」とプロデューサーは付け加える。「我々が目指すさらに興味深いバージョンは、ユーモアのセンスを持っていることだ。ヘンリーは素晴らしいユーモアのセンスを持っており、皮肉のセンスもある。それによって多層なキャラクターが生まれるんだ」と、ヘンリーがもともと持ち合わせているものとのマッチングに確信があったと話している。



 ヘンリーにはアクション映画の経験がなかったが、本人もインタビューで答えていたとおり、撮影開始の2ヶ月前からファイトトレーニングや殺陣、忍者の歴史に没頭し、撮影の間も、過酷なトレーニングを続け、スタントなしでやり遂げた。アクション映画にも活躍の場を難なく広げてしまったのだ。



 今年、日本で公開されたガイ・リッチー監督の『ジェントルメン』(19年)では非情なギャングスターのドライ・アイ役、来年(2022年)1月14日より日本での公開が決まったホン・カオ監督作『MONSOON/モンスーン』(19年)では、自分探しを続けるLGBTのベトナム人男性を演じている。『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』をきっかけに、さまざまな役柄を演じることができる“俳優ヘンリー・ゴールディング”に注目してみてほしい。



■『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』



 父親の仇を追い求め世界を放浪中、ある男の命を救い、日本の秘密忍者組織“嵐影一門”に招かれたスネークアイズ。600年の間、日本の平和を守り続けた”嵐影”は、悪の抜け忍集団と国際テロ組織”コブラ”連合軍による攻撃にさらされ、危機に瀕していた。スネークアイズは嵐影の”3つの試練”を乗り越え、真の忍者となり、迫りくる”忍者大戦”から、世界を守る事が出来るのか!?



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