日本科学未来館の新展示「セカイは微生物に満ちている」が4月に公開

日本科学未来館の新展示「セカイは微生物に満ちている」が4月に公開


日本科学未来館は、研究者らとともに「理想の未来像」を考える常設展示「ビジョナリーラボ」第3期の新展示「セカイは微生物に満ちている」を4月に公開する。

テーマを変えて約1年ごとに展示を更新



同展示は、日本科学未来館3階常設展示ゾーン「未来をつくる」内にある「ビジョナリーラボ」にオープン予定だ。

「ビジョナリーラボ」は、未来館の3階常設展「未来をつくる」にある「ビジョン=理想の未来像」の実現のために、研究者や専門家、来館者と共に理想の未来を企てるラボ。テーマを変えて約1年ごとに展示を更新している。

第1期は「2030年のコミュニケーション」というテーマ、第2期は「脳研究と人工知能(AI)研究の融合」という視点から脳科学の可能性について考えてきた。


第3期の新展示では、微生物の多様性を高めた共生社会を実現し、より快適で健康な都市をつくることを目指して研究活動や事業を行っている伊藤光平氏をビジョナリー(監修者)に迎える。

身のまわりの微生物に目を向け、微生物と人間が豊かに共生する未来の暮らしについて共に考える内容となっている。

身の周りにいる多くの微生物と共存


同館によると、私たちの周りには細菌や菌類、ウイルス、原生動物など、目に見えないたくさんの微生物が生息しており、絶妙なバランスを保ちながら独自の生態系を作り出しているという。

しかし“清潔さ”を追い求めるあまり、これまで長い時間をかけてバランスを探ってきた私たちと微生物との関係が変化。免疫系の発達への影響や、抗生物質の不適切使用による薬剤耐性菌の発生など、健康や生活への影響も指摘されるようになっている。

実寸大の居住空間と庭園を設置


同展示では、身のまわりの微生物と私たちの関係性に焦点を当て、微生物の多様性の低下やそのリスクについて考える。

展示空間の中央に実寸大の居住空間と庭園を設け、住空間での微生物を可視化するほか、ドミニク・チェン氏をはじめとするFERMENT MEDIA RESEARCHによる、ぬか床ロボット「Nukabot」や、Mikiko Kamada氏の微生物が植物を分解する様子をモチーフとしたアート作品など、さまざまなジャンルのコラボレーターの協力のもと、ビジョナリーが提案する微生物との共生社会の可能性を提示する。

気になる人は、「セカイは微生物に満ちている」を観に足を運んでみては。

■展示概要■
タイトル:ビジョナリーラボ 「セカイは微生物に満ちている」
展示エリア:日本科学未来館 3階 常設展示ゾーン「未来をつくる」内
公開時期:4月から約1年(予定)

■日本科学未来館
住所:東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館

日本科学未来館サイト:https://www.miraikan.jst.go.jp/
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