日比美思、二面性ある役で出会えた新たな自分像「背中を押してもらった」 古川雄輝との“恥ずかし”キスシーン秘話

日比美思、二面性ある役で出会えた新たな自分像「背中を押してもらった」 古川雄輝との“恥ずかし”キスシーン秘話

 EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹と俳優・見上愛がダブル主演する、MBS・TBSドラマイムズ『liar』。第4話の放送を終え、続く第5話では4年後を舞台に物語が展開していく。一方、地上波放送では描かれなかった空白の4年間に焦点を当てたdTVオリジナルドラマ『liar~すれ違う恋~』が独占配信され、物語のヒロイン・ナオ役で俳優の日比美思(23)が出演することが決定した。ORICON NEWSは、日比にインタビューを実施。ナオから影響を受けたこと、また撮影現場での“恥ずか”しエピソードも聞いた。



【写真】バツグンのスタイルを見せる日比美思



■キスシーンの裏話 マウスウォッシュの瞬間を「古川さんに見られて…」



 これまでの物語は、新社会人の美紗緒(見上愛)は、同じ部署の不愛想な先輩・市川(佐藤大樹)の事が大嫌い。しかし、ふとしたことから始まったメールのやり取りで、少しずつ彼の事が気になり始める。一方、市川も、彼女がいながらも、何に対しても真っすぐな美紗緒へ惹かれていく。そして2人は“体だけの関係”が始まってしまう。揺れ動く感情が交錯する中、2人はそれぞれの道を歩むことを決意する。



 dTVオリジナルドラマ『liar~すれ違う恋~』では、2人が離れた空白の4年間を舞台に巻き起こる物語を描く。美紗緒と市川の上司である出野(古川雄輝)を主人公に迎えた物語で、表向きは上司として2人の恋を見守りながら、出野自らも猫のように不思議な雰囲気をまとったナオと出会う。ナオは、親の決めた人生を歩むことが決まっている財閥の令嬢。数日後のお見合いまでに、自分を飾らず素直になって、最後に一度だけでもいいから本気の恋愛をしてみようと心に決めたところ、バーで出野と出会い、儚くも切ない“期限付き”の2人の恋愛模様が展開する。



――ドラマのオファーは、いつごろだったんですか?

 マネージャーさんから元旦に聞きました(笑)。大人な恋愛ドラマは初めてかもしれないです。本当に、濃い時間でした。短い撮影期間ではあったんですけど、今までの台本の読み方や現場での振る舞い方がガラッと変わる瞬間がありました。キスシーンも、たくさんあって、それも緊張しましたし…。今回、ご一緒した熊坂出監督はキャストやスタッフさんとのディスカッションをよくされる方でした。そういう現場は初めてで、本当に勉強させていただきました。



――古川雄輝さんが相手役の出野を演じます

 お会いするのは初めてでした。現場でもクールな方でした。監督とコミュニケーションを取られる時は、台本に対して自分の思っていることを言葉にして明確に伝えられる方でした。憧れます。私は言葉選びが得意ではないので、ステキだなと思いました。現場でもシーンが終わる度に「やりにくかったことはありませんか?」と声をかけていただいて、本当に助けられました。



――キスシーンも多いですが…

 緊張していたのが伝わったのか、スタッフさんが撮影前にマウスウォッシュを、こっそり手渡してくださったんです。「ゆすいできな」と。でも、それを古川さんに見られていて、恥ずかしかったです(笑)。渡される瞬間に見られてしまい、「ゆすいできます!」と言いました(笑)。古川さんは「どうぞ」と。そこも優しかったです!



――改めて、『liar~すれ違う恋~』どんな物語になっていますか?

 地上波でMBS・TBSドラマイムズ『liar』というドラマのdTVオリジナルドラマです。地上波では空白の4年間があるんですが、その4年に何が起きたのかを描きます。古川さん演じる出野さんという、あることがきっかけで恋愛に前向きになれない男性と、私が演じるナオという運命の相手を探している女の子が恋に落ちて、いろいろ気持ちがすれ違ったり、交わったりしながら切ない10日間を過ごす物語になっています。



――『liar』で主演する佐藤大樹、見上愛さんとの共演シーンはありましたか?

 共演させていただいたんですけど、佐藤さんはワンシーンでした。バタバタして、ごあいさつぐらいで終わってしまいました。見上さんは、せりふの掛け合いもあったので、そこでお話しました。明るくて現場にいるだけで、色が華やかになるような方でした。見上さん演じる美紗緒の一言で、ナオが決断する大事なシーンがあるんです。その時に台本上では、せりふしか書いていなかったんですけど、気持ちが伝わって涙があふれてしまったんです。そういう瞬間にいられるって幸せだなと思いますし、引き出していただきました。



――ナオは、どんな役でしたか

 何の不自由もなく暮らしているお嬢様。婚約を無理やり親からさせられます。親の敷いたレールから外れたいという思いもありますけど、1歩踏み出す勇気もない。ただ、せめて1度だけでも運命の相手と本気の恋がしたいということで、夜にバーに行って男の人を捕まえては、その人の腕をすり抜ける猫のような女の子です。



■ナオから受けた影響明かす これからの俳優像にも変化



――演じる上で心がけたことは?

 演じる上で、共通点を探そうとしたんですけど、正反対の女の子だなと思い…。ナオは自信にあふれて自由奔放。私が憧れるような女の子だったんです。どうしようかなと思ったんですけど、監督に衣装合わせの時に「物語は特別な非日常の物語だけど実際に自分に起こり得るできごとだと思って考えてほしい」と伝えられました。そこから私も親に芸能活動を反対されていたら、今みたいにいろいろな経験はできなかったかもしれないな、と考えました。そうすると、すごく親近感がわいたんです。恋愛面でも、普段は自信に満ちあふれた子が恋愛になると言いたいことが言えなくなったり、伝えたいことが伝えられなくなる。そういうもどかしさみたいなものは共感できて、そこからナオを手繰り寄せて、演じられたかなと思いました。



――ナオを演じて、自身の中で起きた変化はありますか?

 今まで私は気が弱くて内向的で…。それに甘えていたのかなって思うようになりました。「こうだから、きっとできない」とか思っていたけど、そうやって目の前のことばかり見ていたらもったいないなって。もっと、いろんなモノを自分の力で手に入れられるんじゃないかって。視野を広げて、自分の可能性を信じてもいいんじゃないかなって、この現場を経験して思ったんです。ナオという役柄に背中を押してもらったのかなと思います。



――これから挑戦したいことは

 ナオの衣装がカワイイんです! 別人格かなって思うぐらい。お嬢様の時のナオはコートにワンピースでヘアセットもキレイでパンプスを履いて…、でも夜にバーに行く時は本当に自分のしたい格好をしていて、メイクもはっきりしたアイシャドウに赤いリップとかで髪型もオールバックしたり。衣装がコロコロ変わるのも楽しかったんですけど、今まで派手な洋服を切るのに自信がなくて、地味なお洋服ばかり着ていたんです。なるべく目立たないように…。でも、そんな服ばかり着ていると、いざ役柄で派手な衣装を着た時に目が見慣れなくて…。自分の姿に慣れるのに時間がかかりました。それが不便だなと思ったので、もっとカラフルだったり、肌を出したりする服だったりにチャレンジしてもいいのかなと思いましたね。



――そんな役を経験して、これからの目標に変化はありますか?

 今回の現場を通して、1つの作品を作り上げるメンバーとして、もっと自分のやりたいことに、正直になってもいいのかなと思いました。そこが今までは足りなかったのかなと。撮影現場では、監督が主軸。「ここは、こういう表情を撮りたい」とか「こういう心境で動いてほしい」という監督の指示で動いていました。今回は監督とディスカッションしていて戸惑いました。もっと「自分だったら、こうやって動こう」とか「こういう思いで、こういう動きをしたい」ということを、もっと自分の中で膨らませて表現してみたいなと思いました。そのために、もっといろいろなことを経験して、いろいろな映画やドラマを見て、知識を得ることが大事だなと思って、ますます頑張らないとなと。これからの私のお仕事の中で大事な経験だなと思いました。



――『liar~すれ違う恋~』の最後に見どころをお願いします

 キュンキュンするシーンがたくさんあるので、そこは見どころだと思います。ぜひ、楽しんでいただきたい。恋愛に限らず、1歩踏み出すことって勇気が必要なことだと思うんです。この物語に出演している出野さんやナオは、前向きな形で終わります。どんな結果であれ、1歩踏み出すことで、晴れやかな気持ちになる。見てくださる方にとって1歩踏み出す、1つの材料になったらいいなと思います。たくさんの方に見ていただければ、うれしいです。
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