『カメラを止めるな!』仏リメイク版、カンヌ国際映画祭でプレミア上映決定

『カメラを止めるな!』仏リメイク版、カンヌ国際映画祭でプレミア上映決定

 2018年に社会現象となった映画『カメラを止めるな!』(上田慎一郎監督)をリメイクした『Final Cut』(英題)が、現地時間5月17日からの「第75回カンヌ映画祭」アウト・オブ・コンペティション部門に選出され、オープニング作品としてプレミア上映されることが決定した。



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 『カメラを止めるな!』は上田監督の劇場長編デビュー作として、2018年に都内2館での公開から始まり、有名人の出演もなく、低予算制作映画ながら、その斬新で衝撃的な内容が映画ファンから高い評価を得て、連日満席が続出。その口コミがさらなる話題を呼び、公開劇場が続々拡大し、最終興行収入32億円という規格外の大ヒットを記録した。



 その人気は世界も注目。『ONE CUT OF THE DEAD』という英題で各国で公開された。中でもフランスでは、フランス最大の日本映画祭「KINOTAYO(キノタ

ヨ)現代日本映画祭」でオープニング作品として上映されて大ウケ。観客投票で決定される最高賞“ソレイユ・ドール”を受賞し、19年3月からは劇場公開もされ、話題を呼んだ。



 今回、リメイクを手がけたミシェル・アザナヴィシウス。白黒のサイレント作品『アーティスト』(監督・脚本・編集)で2012年「第84回アカデミー賞」作品賞、監督賞を始めとする5部門を獲得し、その名を世界中に知らしめたフランス映画界を代表する監督。今回のリメイク版出演者には、『真夜中のピアニスト』や『ムード・インディゴ うたかたの日々』などで知られる人気俳優ロマン・デュリスや、『アーティスト』でセザール賞主演女優賞受賞、アカデミー賞助演女優賞にノミネート、アスガー・ファルハディ監督作『ある過去の行方』ではカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したベレニス・ベジョをはじめ、グレゴリー・ガドゥボワ、フィネガン・オールドフィールド、マチルダ・ルッツらが名を連ねており、フランス映画界を代表する監督・俳優陣によって、あの『カメ止め』がどうリメイクされたのか、期待が高まっている。



 本作のカンヌ国際映画祭でのオープニング作品としてのプレミア上映上映決定を受けて、オリジナル版の上田監督は「たった2館から始まった長い旅がまさかカンヌまでつながっていくとは。これからどうなっていくのかまだまだ楽しみがつきません!」と、コメントを寄せている。



 なお、リメイク版『Final Cut』の日本公開は、7月を予定している。

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