是枝裕和監督『ベイビー・ブローカー』劇中の雰囲気が垣間見える場面写真

是枝裕和監督『ベイビー・ブローカー』劇中の雰囲気が垣間見える場面写真

 「第75回カンヌ国際映画祭」(5月17日~28日開催)コンペティション部門へ正式出品することが決定している是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』(6月24日公開)の場面写真が解禁となった。



【画像】ぺ・ドゥナとイ・ジュヨン(IU)の刑事コンビなどそのほかの場面写真



 本作は、韓国の製作・俳優陣と長年温めてきたオリジナル企画を映画化した是枝監督初の韓国映画。主演を務めるのは、2020年アカデミー賞作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』でも主演を務めたソン・ガンホ。パルムドール受賞『万引き家族』の是枝裕和監督×アカデミー賞受賞『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホ主演による『ベイビー・ブローカー』に、早くも期待の声が上がっている。



 古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、“赤ちゃんポスト”がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が“赤ちゃんポスト”に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。



 翌日、思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。



一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、是が非でも現行犯で逮捕しようと、静かに後を追っていくが…。



 解禁された場面写真は、赤ん坊を抱いたベイビー・ブローカーのサンヒョンと、その相棒のドンスに加え、2人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨンが波止場でこっそりと取り引きしているようなカットや、彼らを検挙しようと尾行を続ける刑事スジンと後輩のイ刑事が車内から様子を伺っているカット、さらには赤ん坊をしっかりと抱き夜の街を歩くサンヒョンとドンスなど劇中の雰囲気が垣間見られるシーンカット。



 さらに、古びたクリーニング店で年季が入ったミシンで作業をしながら何かを見つめるサンヒョンや、自身が育った養護施設の教室に入ってきた様子のドンス、トランシーバーを握り物憂げな表情をする刑事スジン、雑然としたワゴンの後部に腰掛け視線は鋭いもののどこか心細げな表情を浮かべるソヨンなど、それぞれの役柄が見えてくるようなカットもある。果たして、“赤ちゃんポスト”で出会った彼らの旅の行方には何が待ち受けているのか?
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