乙武洋匡氏、恩人の松本人志に出馬報告 6年前のスキャンダル後に言われた言葉が「支えになった」

乙武洋匡氏、恩人の松本人志に出馬報告 6年前のスキャンダル後に言われた言葉が「支えになった」

 今夏に行われる参院選に無所属で出馬する作家・乙武洋匡氏(46)が20日、都内で『第26回参議院議員通常選挙』出馬表明会見を行った。



【動画】熱い思いを熱弁する乙武洋匡氏



 2018年から参加している義足歩行プロジェクト。その義足を着けて歩いて会場に登場した。「諦めないという思いの詰まった、この場所を選ばせていただきました」と真意を語ると「この夏に行われる参議院選挙に、東京選挙区からどの政党からも支援を受けない完全無所属として立候補させていただくことを決意しました」と発表した。



 芸能人の応援を問われた乙武氏は「応援をお願いすることは自分からはいたしません。結果的に、その方を苦しめてしまう。一時的にでもお仕事を奪ってしまう」と説明した。一方で「義足プロジェクトの最終章となる国立競技場でのイベントの前日に松本人志さんにお電話をして、100メートルにチャレンジすることと今回の立候補の件はご報告をさせていただきました」と明かした。



 松本について乙武氏は「私にとって特別な存在」とする。「6年前に不祥事があり、皆さんの信頼を失った中で、ともすれば私を擁護することで、その方も批判を浴びてしまう状況の中で『乙武さんは社会のとって必要な人だと思う』とおっしゃってくださった。何度も励ましていただいた。義足プロジェクトも、ずっと応援しただき、本当に恩を感じた方。この6年間、『社会に必要な人だと思う』という言葉が私の支えになった。松本さんにはご報告をさせていただいた」と名前を出した理由を説明。続けて「(名前を出して)しゃべると、当然『なんておっしゃってましたか?』という質問になると思うんですけど、そこからは個人的なやり取りなので控えさせてください」と笑顔を見せていた。



 乙武氏は、きのう19日に自身のYouTubeチャンネル『乙武洋匡の情熱教室 ―Limitless OTO』で生配信を行い今夏の参院選に無所属で出馬することを発表した乙武氏。この日、会見前に「人生であきらめてきたこと、ありませんか?」をテーマにした直筆のコメントの紙を配布していた。



【乙武洋匡】

作家。1976年、東京都出身。早稲田大学在学中に出版した『五体不満足』が600万部を超すベストセラーに。卒業後はスポーツライターとして活躍したほか、杉並区立杉並第四小学校教諭、東京都教育委員を歴任。その後も作家として作品を発表、コメンテーターや報道番組MCなども務める。

社会課題の解決に取り組むプロジェクトにも多数取り組み、地域に根ざした子育てを目指す「まちの保育園」経営に参画するほか、全ての人が安全で快適に過ごせる「ユニバーサルな社会」の構築を目指す『株式会社バリアフリーカンパニー』プロジェクト・フェロー、パフォーミングアーツを通じて、障害・性・世代・言語・国籍など、個性豊かなアーティストと観客が一緒に楽しむ『True Colors Festival』アンバサダー、難病や重度障害で外出困難な人が自宅に居ながら「分身ロボット」を操作して接客する分身ロボットカフェアドバイザーなど。

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