『第52回NHK上方漫才コンテスト』天才ピアニストが優勝 女性コンビは非常階段以来36年ぶり

『第52回NHK上方漫才コンテスト』天才ピアニストが優勝 女性コンビは非常階段以来36年ぶり

 関西の若手お笑い賞レース『第52回NHK上方漫才コンテスト』が20日、NHK大阪ホールから生中継され、予選を勝ち抜いた8組のネタ披露の結果、女性コンビの天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)が優勝した。女性コンビの優勝は、シルクとミヤコさんによる非常階段(1986年の第16回)以来、36年ぶりとなる。ピン芸人では2017年にゆりやんレトリィバァが優勝している。



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 天才ピアニストは、吉本総合芸能学院(NSC)大阪校38期の竹内とますみが2016年に結成し、ますみは上沼恵美子のものまねでも知られる。昨年の『女芸人No.1決定戦 THE W』では準優勝して注目を集めた。『NHK上方漫才コンテスト』で本選に進んだのは初めてで、念願の賞レース初Vとなった。



 漫才とコントの両方を披露しての完勝。優勝決定の瞬間は、そろって腰から砕け落ちた。竹内は「賞レースで1位を取ったのが初めてなのでとてもうれしい」、ますみも「めちゃくちゃうれしい」と感慨にひたった。



 報道陣から女性コンビの優勝が非常階段以来と知らされると驚きの様子で、ますみは「調子づいてこのまま女性史上初を更新していきたい。『M-1』もしばらく女性コンビが決勝に行っていないから」とさらなる高みを目指した。竹内は「『キングオブコント』と『M-1』ですね」と決意を込めた。



 同コンテストは、上方(大阪)の若手お笑いタレントの発掘と育成とともに、NHK大阪放送局の演芸番組の充実を図ることを目的に開催。結成(デビュー)10年以内の若手芸人が、漫才だけでなく、コント、ピン芸など自由に笑いを競う。



 52回の歴史の中では、オール阪神・巨人、トミーズ、ティーアップ、フットボールアワー、笑い飯らが優勝。近年は、かまいたち、ウーマンラッシュアワー、和牛、アキナ、ミキ、ゆりやんレトリィバァ、アインシュタインが戴冠し、その後全国的にブレイクした。昨年はビスケットブラザーズが優勝した。



 今年は、Aブロックに隣人、滝音、オーサカクレオパトラ、ファンファーレと熱狂、Bブロックにもも、天才ピアニスト、カベポスター、ハイツ友の会の8組が本選に進出。Aブロックは滝音、Bブロックは天才ピアニストが勝ち抜き、最終決戦では天才ピアニストが満票の支持を集めた。



 審査員は大林素子、トミーズ雅、内藤剛志、ハイヒール・リンゴ、ヒャダイン、ブラックマヨネーズ・吉田敬、ますだおかだ・増田英彦、司会は千原兄弟が務めた。
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