小池栄子、キャリア20年超で初の“月9” 『競争の番人』レギュラーキャストに大倉孝二&加藤清史郎

小池栄子、キャリア20年超で初の“月9” 『競争の番人』レギュラーキャストに大倉孝二&加藤清史郎

 俳優の坂口健太郎と杏がW主演を務める、7月スタートのフジテレビ系“月9”『競争の番人』(毎週月曜 後9:00)に、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎がレギュラーキャストとして出演することが23日、決定した。俳優として20年以上のキャリアを誇る小池だが、月9ドラマへの出演は今作が初めてとなる。小池は「今作を通して、少しでも公取委(公正取引委員会)で働く方々の仕事を知っていただけたらうれしいです」と呼び掛けている。



【画像】W主演を務める坂口健太郎&杏がクールにきめる!



 本作は、4月期月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立氏が、『小説現代』(講談社)で連載し、5月に発売された最新刊『競争の番人』(同)が原作。



 坂口演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく“凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。



 今回、レギュラーキャストに決定した小池が演じるのは、小勝負や白熊が所属する公正取引委員会・第六審査の主査という役職で、“ダイロク”メンバーの頼れる上司・桃園千代子(ももぞの・ちよこ)。ひょうひょうとしつつも、常に明るく、人付き合いが上手。公取委にとって重要な事情聴取も、人心掌握術に長ける桃園にはお手の物で、特に中年男性にはウケが良い。みんなの頼れるリーダーだが、公取委が国民にあまり知られておらず、利権も人材も予算もないという現状を憂いているという役だ。



 小池は『和田家の男たち』(テレビ朝日)など、ここ数年は毎年連続ドラマにレギュラー出演。2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合)では主人公の北条義時の姉・北条政子役を務め、女優としてドラマ、映画界で欠かせない存在となっている。そんな小池だが意外にも月9ドラマへの出演は今作が初。また、主演の坂口と杏とは今作が初共演となる。1998年『美少女H』(フジテレビ)でドラマデビューし、俳優として20年以上のキャリアとなる小池の演技に注目だ。



 大倉孝二が演じるのは第六審査のキャップ・風見慎一(かざみ・しんいち)。立ち入り検査などで現場を仕切るリーダー的立ち位置だが、小勝負や白熊に現場で勝手な行動をされたり、トラブルを起こされたりと部下に翻ろうされる。上司や官公庁に対して絶対的に腰が低く、公取委のことを「弱小官庁」と卑下している。大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合)など話題作に引っ張りだこの大倉。これまでの月9ドラマのレギュラー出演は多数あるが、今作が『幸せになろうよ』以来、11年ぶりの月9ドラマレギュラー出演となる。



 そして、加藤清史郎が演じるのは、第六審査・審査官の六角洸介(ろっかく・こうすけ)。育ちの良いお坊ちゃんで、新人の白熊に、明るく元気に公取委の仕事を教える“ダイロク”のムードメーカー的存在。日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS)では、メインの生徒役に抜てきされ、ドラマのみならず、映画やミュージカルでも数々の話題作に出演。子役時代から積み上げてきた演技力が今まさに開花している加藤。月9ドラマへの出演は『ヴォイス~命なき者の声~』のゲスト出演以来13年ぶり。また、月9ドラマのレギュラー出演は初となる。



■各コメント



小池栄子

――今作への出演オファーを受けた時の率直な感想は?

「公取委(公正取引委員会)のことを全然知らなかったので、そこを題材にした作品は面白いなというのが第一印象です。これを機に私も公取委のことを知ってみたいと感じました。また、今回のダイロクのように、チーム一丸となって行動するという作品も好きですし、そのメンバーとして共演する方々もみなさん楽しそうな方たちだなと思いました」



――坂口、杏との共演について。

「坂口さんは思っていた以上に、それこそ小勝負のようにつかみどころがないです。本心がどこにあるか分からない感じが、セクシーで良いなと思います。一緒にいると、こんな子供っぽいところで笑ったりするんだとか、私より年下なのにそういうところはしっかりしてるんだ…と、新しい発見があるのが面白いです。杏さんは以前から私が思っていた通りの、すごくチャーミングな方です。汚れのない少年のような雰囲気なので、一緒にものを作る時の苦しさや楽しさを年齢差を感じることなく私からも吐き出せてしまう包容力がありますね」



――今作で演じる桃園千代子はどんなキャラクター?

「性格的には“姉御肌のツッコミタイプ”という気がしています。仕事、捜査的な部分以外のところでキャラクターの肉付けをしていきたいので、いただいた台本を読みながら模索しています(笑)。でも、私がこうしたいと考えるよりも、ご覧いただく皆さんに“桃園ってこういう人だよね”とそれぞれに思っていただけるような、ある意味でつかみどころのない自由な人物でいたいとも思います」



――視聴者へメッセージ

「一番思うのは、公取委の仕事を皆さんにも一緒に知っていただきたいということです。公取委の皆さんのおかげで、日本社会の秩序が保たれているところもある。ドラマでも描かれますが、実際にもコツコツと積み上げる、一見地味な仕事が多いようです。でも、すごく熱い使命感、正義感を持っていて住み良い社会を作るため、黒子のように活躍されているんです。そんな素晴らしい仕事なんだと、桃園を演じながら感じています。今作を通して、少しでも公取委で働く方々の仕事を知っていただけたらうれしいです」



大倉孝二

――今作への出演オファーを受けた時の率直な感想は?

「僕はまず企画書をいただいた段階で “自分に出来るかな?”、“向いているかな?”ということを考えるのですが、企画書で風見の人物像を読んで、“僕で良ければ”やらせていただきたいと思いました。自分は“お堅くはない”世界で生きてきたもので(笑)、公正取引委員会という“お堅い”仕事をしている人物を演じる時に、僕が演じることで、リアリティーというか、そういうところで働く方に見えるのか?というのが一番気にかかりました。でも、いただいた風見というキャラクターは、お堅く見えるところと抜けているところの両面があるので、これならばやらせてもらえるなと思いました」



――坂口、杏との共演について

「お二方とも共演するのは初めてです。僕に言われたくはないでしょうけど、何せお二人とも背が高い!僕と3人で並ぶと“特殊なチームか?”と思ってしまうほどです(笑)。印象としてはお二人とも、とてもサッパリしていて良い意味で変なクセもないので、スッと現場に溶け込める雰囲気がありました。だからこそ、現場の雰囲気も良いのではないかと思います」



――今作で演じる風見慎一は第六審査のキャップだが、キャップとして頼りない面も?

「そうとう頼りないですね(笑)。調査は真面目に取り組んでいるんですけど…。そういうところも監督がきっちり見てくださっているので、僕もダメなところはダメに、ビシッとしているところはきっちりとやっているつもりではあります(笑)」



――視聴者へメッセージ

「公正取引委員会という一見とっつきにくい題材ではありますが、ちゃんとエンターテインメントにしていると思うので楽しんでご覧いただけると思います。風見は多分、見ていてイライラするようなキャラクターだと思います。でも、イライラしていただければ僕の役目が遂行されているので、ぜひイライラしながらご覧ください。ありがたいことに、たまに“風見もやるじゃん?”というシーンも、用意されていますので、そこもぜひ楽しみにご覧ください」



加藤清史郎

――月9ドラマへの出演について

「“月9”枠ドラマへの出演は13年ぶりで、その時はゲスト出演でした。ですので“月9”枠のレギュラー出演は経験がなく、憧れもあったのでオファーをいただけたのは役者としてうれしく思いました。また、今回は共演者の皆さんが僕よりも大人な方ばかりなのですが、その方々と同じ職業の役というのもありがたかったです。これまでの“誰かの息子”というのではなくしっかりと働いて自立していて、年齢的にも実年齢より上の設定の役なので、そういうところでも皆さんの足を引っ張らないようにしたいなと思っています」



――坂口、杏との共演について

「杏さんとは映画『忍たま乱太郎』(2011年)以来の共演です。久しぶりにお仕事の場で再会できたのはうれしかったです。映画の時、僕はまだ小学生で、それ以来ですから。坂口さんは初めてなのですが、やはりテレビなどで見ていた方とご一緒できるのはありがたいことです。これはお二人に限らず、新しい出会いがあるたびに思うことですが新鮮で楽しいです」



――撮影現場や、ダイロクメンバーの雰囲気は?

「収録が進むにつれて、ダイロクメンバーの関係が少しずつでき上がって来ていて、居心地が良い現場です。大人な皆さんに可愛がっていただいているというのもありつつ、僕自身も今回は大人としていなければいけません。そこは今までの現場と違うかもしれないですね。子役としてではなく、大人の役者として現場にいるということは、ほんの少しの違いですが、とにかく先輩方には本当に学ぶことが多いです」



――視聴者へメッセージ

「作中では公正取引委員会が “弱小官庁”だという表現が度々出てきますが、そんな中で、坂口さん演じる小勝負が言う“弱くても戦わなくてはいけない”という言葉が作品としての一つのメッセージになると思っています。公取委がなくては社会の不正を取り締まることができません。六角は基本的にポジティブなのですが、ダイロクの中でイジられているところを楽しんでいただくと同時に、彼なりに悩んでいる場面も出てくると思うので、そんなところにもご注目いただけるとうれしいです」
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