望月歩、身長も役の振り幅も急成長「綾瀬はるかさんや小芝風花さんのようになりたい」

望月歩、身長も役の振り幅も急成長「綾瀬はるかさんや小芝風花さんのようになりたい」

 2015年公開の映画『ソロモンの偽証』で謎の死を遂げた中学生・柏木卓也を怪演し話題となって以降、映画、ドラマで数々の難役を演じてきた望月歩(21)。身長も180センチまで伸び、役者としても振り幅大きく、活躍の場を広げている。



【動画】映画『妖怪シェアハウス』場面写真



 4月期のフジテレビ系月9ドラマ『元彼の遺言状』で、銀髪に染め上げ、耳にはピアス、殺人容疑をかけられたワケありホストを演じ、本日(17日)より公開の『映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃなかったん怪―』では、どこか風変わりでミステリアスな天才数学者・AITO役で主人公・澪(小芝風花)の恋の相手役に。両作品を経て、新たな目標ができたという。「綾瀬はるかさんや小芝風花さんのようになりたい」。その真意とは?



 望月は、映画『ソロモンの偽証』の後、『母になる』(17年、日本テレビ)、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(19年、日本テレビ)、連続テレビ小説『エール』(20年、NHK)、『監察医 朝顔 第2シーズン』(20年、フジテレビ)、大河ドラマ『麒麟がくる』(21年、NHK)などの話題作に立て続けに出演。今後ますますの活躍が期待される若手俳優の一人だ。



――俳優になったきっかけは?



【望月】子どもの頃、「嵐になりたい!」と思ってダンスを習わせてもらったんです。ダンス教室に通っている中で、お芝居をする機会があって、ダンスよりお芝居の方がやりたくなったんです。ワークショップや撮影に参加するのが楽しくて、学業をおろそかにすることなく続けられましたし、自然と今に至るという感じです。



――そんな中でターニングポイントを挙げるとすると?



【望月】映画『ソロモンの偽証』は、自分にとって大きな存在です。オーディションのようなワークショップを重ねる中で、同世代のいろんな人たちと一緒に過ごしつつ、徐々に参加者が絞られていくというのも目の当たりにして。初めて経験することも多く、役と向き合った時間も長かったので、役者として小さな一歩を踏み出せた作品になりました。



 目が覚めるような経験でいうと、『家栽の人』(20年、テレビ朝日)で殺人事件の容疑者役をやった時に、いつものように自分の考えた人物像をもとに演じたら、監督の求めている芝居と違っていたことがありました。芝居にはこれが正解という答えがないけれど、監督の意図に合った、表現や演技ができるような対応力が必要なんだ、ということに気づかされました。大きな一歩になったと思います。



――月9ドラマでは綾瀬はるかさん、映画『妖怪シェアハウス』では小芝風花さんと初共演されていかがでしたか?



【望月】お二人と共演して、目標が一つできたんです。『元彼の遺言状』に出演が決まった時に、綾瀬はるかさんの主演ドラマというだけで、「面白そう」と思ったんですね。名前を聞いただけで、「面白そう」「絶対に観たい」と思ってもらえるようになりたい、というのが僕の中で目標の一つになりました。小芝風花さんもそうですよね。安定感というか、安心感もすごかったんです。現場の小芝さんが、ブレることなく澪でいてくれたので、僕はほとんどお芝居をしていないような気持ちでAITOになることができました。そういう安定感や安心感というは、観てくださる方にも伝わって、「面白そう」「絶対に観たい」という気持ちを起こさせるのかな、と思いました。



――月9の銀髪ホスト役も新鮮でしたが、『映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃなかったん怪―』のAITO役はK-POPアイドルみたいな?



【望月】そうなんです(笑)。BTSさんの画像を見ながら衣装合わせをして、メイクもK-POPアイドルに寄せることに決まったんです。でも、『妖怪シェアハウス』といったら特殊メイクじゃないですか! スケジュールに3時間ぐらい空きがある日があって、何だろうと思っていたら、メイクチェンジだったんですよ。人間モードから妖怪モードに変わった皆さんを目の当たりにして興奮しました(笑)。僕は待っていただけなんですけど、皆さんが変わっていくところを覗き見たりして、すごく楽しかったです。妖怪モードに変身した皆さんを見て、“妖怪界のアベンジャーズみたい” と思っていました。



――シェアハウスの妖怪さんたちの中で好きなキャラは?



【望月】ドラマのシーズン1では、大倉孝二さんが演じるぬらりひょん/沼田飛世のキャラが好きだな、と思っていたのですが、映画版の撮影を通して池谷のぶえさんの座敷童子/和良部詩子もいいなって(笑)。すごく面白いので、劇場で観ていただきたいです。



 実は現場では、本物の妖怪と一緒にいるような気がしてならなかったんです。特殊メイクの効果もあるかもしれないですけど、役者が役になりきっているということでもあると思うんです。撮影中に本物の妖怪なんじゃないか、と感じさせるって、すごいことだったんだな、と完成した映画を観てますます思いました。



――ひょんなことから知り合いになり、関係を深めていく澪とAITOの恋の行方が気になる一方で、若者の間で登校や出社を拒否したり、自分の欲望を抱く気持ちすら失っていったりする“ツルツル化現象”の広がりや、シェアハウスの妖怪たちにも次々と異変が!?  その現象の真相に迫っていくストーリー。見どころだと思うところは?



【望月】劇中に「AI恋人アプリ」が出てくるのですが、僕はすごくやってみたくて(笑)。スマートフォンの中に、自分だけの恋人がいる、その特別な気分を味わってみたいな、と思いました。僕は目覚まし時計のアラーム音を『リゼロ(『Re:ゼロから始める異世界生活』)』のエミリア(CV:高橋李依)のキャラクターボイスに設定していて、好きなアニメキャラクターの声で起きているんですけど、身近なスマホを通していろいろなエンターテインメントが楽しめるって素晴らしいことだと思うので、映画で描かれるような極端なことにはならないことを願いつつ、“ツルツル化現象”が問いかけてくるものも感じていただけたら、と思います。
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