イーサン・ホーク演じる「観たら忘れられない」マスクキャラ誕生

イーサン・ホーク演じる「観たら忘れられない」マスクキャラ誕生

 ”スリラー・ホラーの帝王”スティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒルの名短編「黒電話」を映画化したサイコ・スリラー『ブラック・フォン』(公開中)より、連続誘拐魔グラバーを演じたイーサン・ホークが「観たら忘れられない」と愉快そうに語る特別映像が到着した。



【動画】連続誘拐魔を怪演したイーサン・ホークの特別映像



 本作の舞台は、子どもの連続失踪事件が起きているコロラド州のとある町。気が小さく独り立ちできない少年フィニー(メイソン・テムズ)は、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという黒風船を持った男(イーサン・ホーク)に出くわす。「マジック見るかい?」の一言を発したかと思うと、フィニーは黒いバンに無理やり押し込まれ、気が付いた時には地下室に閉じ込められていた。



 壁に囲まれたその部屋には鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして「断線している黒電話」。だが、その断線しているはずの電話のベルが突如鳴り響く! それは、この部屋の恐怖と真実を知る”死者からのメッセージ”だった。一方、妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)は兄の失踪に関する不思議な予知夢を見たという。夢の記憶を頼りに、必死に兄の行方を探し始める。



 映像内でイーサンは、「奴は悪人だ。未知なる恐怖からその力を生み出している」と、誘拐魔グラバーについて語り始める。グラバーは、ぞっとするようなフルフェイス・マスクの下から、表情を変えながら、徐々に素顔を見せ始める。映像の最後、「観たら忘れられない」とその強烈さを語っている。



 また、イーサンは「グラバーは自分を心底憎んでいるに違いない。あれほどの自己嫌悪を抱えていれば、他人を傷つけるのも平気になるだろう」と役柄を冷静に分析しながら、その一方で「マスクをつけたキャラクターを演じると思うと、ワクワクしたよ。脚本を読んだとき、マスクは一つだけだと思った。しかしスコット(・デリクソン監督)は、この奇妙で象徴的な空間で、マスク自体が効果を発揮できるよう綿密に計算して、グラバーの素顔のどの部分を実際に見せるのか絶えず調整していた」と、マスクの演出へのこだわりについて明かしている。



 実は、グラバーのマスクは『13日の金曜日』『死霊のえじき』など、数多くのホラー作品を手がけた特殊メイクの第一人者、トム・サヴィーニがデザイン。サヴィーニと彼のパートナーのジェイソン・ベイカーは、ヘヴィメタルバンドのスリップノットやワールド・レスリング・エンターテイメント(WWE)のマスクも手がけている敏腕アーティストだ。彼らが生み出したマスクは、唯一無二の存在感を放ち、脳裏に焼き付くほどのインパクトを与える。



 少年フィニー役のメイソン・テムズは「実際には、イーサンとグラバーは、全く違うふたりの人間だ。だけどグラバーを演じるイーサンにはゾッとするよ。初めてマスクを見たとき、ぼくはちょっと凍りついてしまった。そしたらイーサンが言ってくれたんだ、『大丈夫か、相棒?』って。彼を俳優としていつも尊敬している。イーサンの演技を見ることは、最高の経験になった」と、コメントしている。イーサンとメイソンが演じた誘拐魔と誘拐された少年のシーンから目が離せなくなるだろう。

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