今田美桜、「頼ったり、頼られたり仲間を大切に」 『バズ・ライトイヤー』日本版イジー役

今田美桜、「頼ったり、頼られたり仲間を大切に」 『バズ・ライトイヤー』日本版イジー役

 7月1日に劇場公開され、公開3日間で興行収入3億8288万9300円をあげ、26万6727人を動員する大ヒットスタートを切ったディズニー&ピクサー『バズ・ライトイヤー』。「トイ・ストーリー」シリーズのおもちゃの“バズ・ライトイヤー”は、アンディ少年の大好きな映画の主人公だった――誰よりも仲間思いの“バズ・ライトイヤー”の原点を描く本作の、メインキャラクターの一人、イジーの吹替を務めた今田美桜が見どころを語る。



【動画】『バズ・ライトイヤー』日本版予告



――「トイ・ストーリー」シリーズの印象は?



【今田】「トイ・ストーリー」シリーズは、昔から観ていました。いつ観ても、皆で助け合ったりそれぞれの個性を活かしながら力を合わせて頑張ったりする姿はとても素敵だなと思います。



――本作は、アンディ少年が夢中になった映画のおはなし。主人公は、スペース・レンジャーのバズ・ライトイヤー。自分の力を過信したため、1200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。みんなではるか遠い地球に帰還するため、危険なハイパー航行に挑むバズだったが、たった数分のハイパー航行でも、地上では数年の月日が流れており、それを何度も繰り返しているうちに、親友アリーシャも亡くなってしまい、62年も経っていたことに気づき愕然(がくぜん)とする。そんなバズと出会い、彼の人生を変える大切な仲間となるのが、アリーシャの孫で新米チーム“ジュニア・パトロール”の一員イジー。今田さんが吹替で演じたキャラクターですね。



【今田】イジーは、スペース・レンジャーだったおばあちゃん(アリーシャ)のことが大好きで、憧れていて、自分もおばあちゃんみたいになりたいと思っている、元気で明るく、とても勇気のある女の子。少し強がりで自分を大きく見せるところもあるんです。スペース・レンジャーの先輩としてバズのことを慕っているし、自分のことを頼ってほしい、バズの力になりたいと思うことで彼女自身も成長する。イジーはバズに“仲間に頼る大切さ”を気付かせる存在でもあります。お互いに支え合いながら、みんなが成長していく物語を通して、仲間の大切さ、支え合うってこんなに素敵なんだ、というところを楽しんでもらいたいですね。



――お気に入りのシーンを教えてください。



【今田】今回の作品はアクションシーンもありますし、宇宙にいるような感じも臨場感があるのですが、一番好きなシーンは、イジーとソックスが宇宙空間を移動するシーンです。呼吸音のみで向こう側の宇宙船まで進んでいくシーンがすごく好きです。いままでに観たことがないようなシーンで、収録していた時もすごくいいな、と思っていたのですが、完成した作品を観たときもやっぱりいいな、と思えた大好きなシーンです。



――吹替は2作目でしたが、完璧だったんじゃないですか?



【今田】まだ慣れてないところもあったので、いろいろと吹替演出監督の方に教えていただきながら演じました。声の抑揚、トーン、大小で印象が変わるな、というのは普段から思っていたことではあるんですが、声だけで感情を伝える難しさと、普段、いかに顔の表情や体全体を使って表現しているか、改めて思い知りました。



――責任感が強く、他人に頼ることが苦手なバズのような上司がいたら?



【今田】新入社員の役を何度かやらせてもらう中で、やる気はすごくあるのに、なかなか任せてもらえない、という話を聞いたことがありました。それですんなり「はい、わかりました」で終わらせず、イジーのように“仲間になりたい”とアピールしていけたらいいですよね。バズがイジーに対してだんだん心を開いていくのは、たぶんイジーが心を開いていたからだと思います。イジーが素直で、弱いところもさらけ出せるオープンな性格で、ちょっと背伸びしている感じもかわいいと思える愛きょうもある。だからバズも心を開きやすかったのかもしれません。イジーのお茶目なところがいいな、と思います。



――今田さんは、いろいろな人と関係性を築いたり、仲間と協力しあったりしていく上で大事にしていることはありますか?



【今田】もともと人見知りなところがあって、自分から話しかけるのは苦手なんです。相手のことを知りたいと思うことは大切なことですし、昨日何食べた?みたいなことでもいいから、話しかけられたらいいな、と思うんですが、今は話していいタイミングかな?とか、いろんなことを考えすぎてしまって、なかなか話しかけられずにいることもあります。でも、皆さんやさしい方ばかりなので、そこはもうちょっと勇気を出していってもいいのかな、と思うようになりました。お仕事をする上で、周りとちゃんとコミュニケーションをとるというのは当たり前のことですけど、すごく大事にしたいな、と思っています。



――今回の経験によって得たものはなんですか?



【今田】この先、ステップアップしていく上で貴重な経験になったことは間違いないですし、作品のストーリーとしても、頼ったり、頼られたりする仲間を大切にしていきたいと思います。
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