『破戒』ラストシーンは雨で“7度目の正直”に 主演・間宮祥太朗が苦笑い「いつ撮影になるか読めなかった」

『破戒』ラストシーンは雨で“7度目の正直”に 主演・間宮祥太朗が苦笑い「いつ撮影になるか読めなかった」

 俳優の間宮祥太朗、矢本悠馬、前田和男監督が8日、都内で行われた映画『破戒』の公開初日舞台あいさつに登壇した。



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 封切りを迎え、撮影秘話も明かされた。ラストシーンの撮影は困難の連続だったそう。前田監督は「(撮影地の)京都は暑さが厳しいと、京都のスタッフの脅されていたんですけど、去年はそれほどでもなくて、その代わりに雨がすごかった。雨、雨、雨で、あのシーンが7回延期になりました。7度目の正直で撮れた」と明かした。



 スケジュールを組み替えなど、苦心。さらに撮影中も「制作部が雨雲レーダーを見ながら『5分後に雨雲が来ます』と。本当に降ってくるんですよ。『5分後に上がります』と言うとスタンバイする。その繰り返しでやっと撮れた」となつかしんだ。



 間宮は「いつ、あのシーンが撮影になるか読めなかった。ラストシーンで映画の余韻につながる大事なシーン。常に、いつ来てもいいような心持ちにしないといけなかった」と俳優にとっても大変な撮影だったと回顧。矢本は「東京で仕事もあったので、いざ京都で撮影だって前乗りしては、なくなって、帰って…を繰り返した。ホテル代が、制作側からしたら無駄使いだった」と苦笑いを浮かべていた。



 同作は、島崎藤村の不朽の名作「破戒」が原作で、60年の時を経て再び映画化されたもの。1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督と名だたる巨匠がこれまで映画化してきた。本作の舞台は、まだ身分制度の影が残る明治後期。出自により、職業や住む場所を制限され、他の身分の人々との交際も許されず、不当に差別される時代に、なぜ自分の故郷を語ることができない、なぜ好きな人に気持ちを伝えることができないと悩む、1人の青年を描いたストーリー。



 舞台あいさつには、石井杏奈、前田和男監督も参加した。
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