79歳・桂文枝、西川きよしと漫才を披露 トータル155歳でコツコツと「NGKの出番組んでいただきたい」

79歳・桂文枝、西川きよしと漫才を披露 トータル155歳でコツコツと「NGKの出番組んでいただきたい」

 上方落語家の桂文枝(79)が誕生日の16日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で『笑って元気に!いらっしゃーい !ツアー 桂文枝の落語家55周年記念独演会』に出演。西川きよし(76)とコンビ“コツコツブラザーズ”を組み、漫才「人生は小さなことからコツコツといらっしゃーい!」を披露した。



【写真】東京から林家木久扇も! 落語・漫才・コント・歌と大盛り上がりの桂文枝55周年独演会



 2人の漫才は中入り後に実現した。タキシード姿でにぎやかにセンターマイクを囲んでポーズを決めた。きよしが「きょうで79歳でしょう? 55年ずっと第一線で走ってくるのはなかなかできない。真面目、努力で…」と持ち上げながら、「私は(芸歴)60年」とボケ、文枝は苦笑い。こんど文枝は「師匠がきよしの引っ越し手伝ってくれやと言われて…」と若き日のエピソードを掘り返し、「あの時できた子が(西川)忠志ですか?」とやり返した。



 1996年に死去した横山やすしさんの話題も飛び出し、きよしは若いファンへ「オールバックで黒いメガネをかけて法律を守らないおじさん」と自虐的に紹介。さらに「大変どころやないですよ。いろんな漫才師がいるけど、裁判所で証言台に立ったのは私ぐらい。…2つウソ言いました」とジョークを交えた。



 漫才の予定時間は15分間だったが、20分以上もかけあった。文枝は「落語が残ってるから、ここで声からしたくないんですよ」とクタクタに。それでも、大トリで30分の落語「親父の演歌」(桂三枝作)を熱演。「79歳から80歳は壁があるそうですけど、これを乗り越えていきたいですね」と力強く語った。



 最後には歌手“嵐龍太郎”として「浪速恋サブレ」も熱唱した文枝は「もうきょう死んでもいいです。79歳でこうして温かい拍手と声援…、これからも頑張ります」と感涙して喜んだ。



 このほか、文枝はオープニングでも落語を披露したほか、ジャルジャルがコントで盛り上げ、東京から林家木久扇も登場。木久扇は、文枝を立川談志さんと並ぶ“恩人”だと表現した。



■桂文枝・西川きよし コメント

――漫才を終えて



文枝:きよしさんと漫才ができて楽しかったです。電話での稽古も含めて何回か2人で合わせましたが、同じようにしゃべったことは1回もなかったんです。その都度、全然違う方向にいきはるから、私はついていくのが大変でした。



きよし:文枝さんの中身の濃い55年の中で一緒に仕事もさせていただいてきましたけど、今日は至福の時でした。隣にやすしさんを思い浮かべ、文枝さんとの間(ま)と呼吸をはかりながら、久しぶりに漫才をやっているなと実感しました。



――衣装について



文枝:110周年の半分くらい2人ともやってますけど、始まりはエンタツ・アチャコ師匠でしたからね。我々もそういうような感じでやりたいなと思いました。



きよし:この衣装は文枝さんが選んでくれたんです。



文枝:やっぱりカッコよくやりたいなと思って選びました。



――コンビ名(コツコツブラザーズ)について



文枝:私が決めました。やっぱり漫才師にはコンビ名が必要だなと思って。



きよし:(冒頭の)「いらっしゃーい!2人合わせてコツコツブラザーズ!」って。きっちり決めたのはここまででしたね。



文枝:本当にやれるのかなって昨夜はあまり寝られなかったんですけど、(コツコツブラザーズで)NGKの出番組んでいただきたいですね。



――漫才について



文枝:花紀京先生、アチャコ先生に憧れてましたし、もともと高校生の時に漫才教室にも行ってたり、漫才が大好きでこの業界を目指すきっかけの1つになりました。
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