【ANN55周年連載Vol.3】Creepy Nuts、佐久間P、ナイナイ…魅力たくさんの番組イベントまとめ

【ANN55周年連載Vol.3】Creepy Nuts、佐久間P、ナイナイ…魅力たくさんの番組イベントまとめ

 1967年10月2日の深夜1時。「君が踊り僕が歌うとき、新しい時代の夜が生まれる。太陽のかわりに音楽を、青空のかわりに夢を。フレッシュな夜をリードするオールナイトニッポン!」という糸居五郎の第一声で、ニッポン放送“深夜ラジオの代名詞”『オールナイトニッポン(ANN)』が幕開けした。現在にいたるまで、才能豊かな数々のパーソナリティーを見出し、リスナーに寄り添い、常に時代の最先端を見つめ、話題や文化を発信してきた『ANN』が、この4月から55周年YEARを迎えた。



【写真】笑いが絶えない『三四郎ANN0』に密着



 ORICON NEWSでは、毎月1組のパーソナリティーにスポットを当てて『ANN』の“今”を紹介する連載企画をスタート。第3弾として、『ANN0』と『ANN』をどちらも経験しながら8年間ラジオを続ける三四郎の密着取材と金子司ディレクターとの鼎談を全3回にわたって紹介してきた。今月ラストはコラムとして、現状発表されている55周年YEARを記念したイベントを紹介していきたい。



■Creepy Nutsの“ルーツ”はラジオ ANN記念日にイベントで大暴れの予感



 『ANN』が産声を上げた10月2日に、東京国際フォーラム・ホールAを舞台に『オールナイトニッポン55周年記念 Creepy Nutsのオールナイトニッポン『THE LIVE 2022』~オレらのRoots はあくまでラジオだとは言っ・て・お・き・たい ぜ!』が行われる。



 ヒップホップユニット・Creepy Nutsは、2016年11月から4回の『ANN』単発放送を経て、18年4月から『ANN0(ZERO)』火曜、22年4月からは『ANN』月曜を担当している。20年2月には、中野サンプラザで「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0 THE LIVE 2020~改編突破行くぜHIPHOPPER~」を行い、会場チケットは即日完売、全国38ヶ所の映画館で実施されたライブビューイングでは1万人を超える来場者を記録した。



 その後も、アーティストとして年々進化を見せてきた2人が、敬愛するRHYMESTERの楽曲「Future Is Born」の歌詞を踏まえたタイトルで、自らの“ルーツ”であるラジオを軸に、『ANN』として記念すべき日にイベントを開催する。18日深夜放送と同時に行われた最速先行では、アクセスが殺到するなど、人気のほどがうかがい知れるものとなり、ほどなくして予約枚数も終了した。



 『ANN』55周年連載のトップバッターを飾った2人は、インタビュー内で「本当にラジオが与えてくれた絆、人間関係とか仕事だったり、人と人とのつながりみたいなものが数え切れないほどあります」(DJ松永)、「ラジオがあることで、書ける曲の幅が広がっています。全部しゃべることができて、自分たちの人間性の部分が織り込み済みになったからこそ、その先のことが表現できる」(R-指定)とのコメントを寄せていた。当日まで2ヶ月あまり、どういった内容となるのか、今から楽しみだ。



■佐久間船長が横浜アリーナで大航海 RHYMESTER、サンボマスター、花澤香菜が登場



 テレビプロデューサーの佐久間宣行氏がパーソナリティーを務める『佐久間宣行ANN0』(毎週水曜 深3:00)の音楽イベント『オールナイトニッポン55周年記念 佐久間宣行のオールナイトニッポン0 presents ドリームエンターテインメントライブin 横浜アリーナ』が、10月29日に横浜アリーナで開催される。2019年の番組スタート時にはテレビ東京の局員だったが、今はフリーとして活動の幅を広げている佐久間“船長”が、音楽イベントに打って出る。



 ゲストとして発表されているのは、RHYMESTER、サンボマスター、花澤香菜。イベント発表時に、佐久間氏は「ニッポン放送に就職面接で落ちた僕が、ニッポン放送のオールナイトニッポンの55周年記念のイベントやっているって、人生わからないなあと思います。しかも横浜アリーナ!そしてこのメンバー!大好きでいつも聞いている皆さんが、ライブをやるのを間近で見れるなんて最高です。ラジオやっていて、また1つ夢がかないました。まだ出演者は増えると聞いています。どうかラジオスタッフの悪いところがでて、ここから変なブッキングをしませんように…」と感慨あふれるコメントを残していた。



 あらゆるエンタメに精通している佐久間氏が、番組内で語る“エンタメ情報”や、担当番組の秘話、芸人やスタッフなど多彩なゲストとのトークの魅力もさることながら、佐久間氏の人間力がなせるエピソードトークも秀逸だ。このほど発表された『2022年日本民間放送連盟賞』ラジオ番組部門・東京地区審査では、高校1年生の娘と2人で旅行に出かけたというエピソードを軸にした放送回が、生ワイド番組部門で1位に輝く快挙を達成した。



 今回の音楽イベントへの注目も高く、番組最速先行では8000枚以上の申込みが寄せられた。佐久間船長による、横浜アリーナを舞台にした一夜限りの大航海は、これ以上ないものとなりそうだ。



■ナイナイ恒例の“歌謡祭” 豪華ゲストと一夜限りの“お祭り”



 『ナインティナインANN』(毎週木曜 深1:00)は、10月30日に横浜アリーナで『オールナイトニッポン55周年記念 ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』を行う。1994年4月からスタートした『ナイナイANN』は、『ANN』歴代最長となる放送開始29年目を迎えている。番組開始20年半となる2014年9月に矢部浩之が番組を卒業、岡村隆史が1人で『ANN』を担当していたが、20年5月に矢部が電撃復帰を果たし『ナイナイANN』として再始動した。20年10月22日深夜の放送では岡村隆史が結婚を生放送で発表し、今年4月7日深夜の放送では子供が誕生したことを番組リスナーに報告するなど、ヘビーリスナーたちからも絶大な支持を受けている。



 6月30日深夜の放送ではイベントの開催、第1弾ゲスト5組が発表された。番組では“カリスマボイストレーナー”のキャラクターでおなじみの秋山竜次(ロバート)、5月に初めて番組ゲストとして登場し『ANN』のパーソナリティー経験者でもあるT.M.Revolution・西川貴教、来年9月に結成30周年を迎えるTRF、年末の名物企画「岡-1グランプリ」の常連であるミキ昴生(女子高生のイントネーション)、番組のエンディングテーマを歌っている若手バンドのネクライトーキなど、豪華メンバーがゲスト出演する。



 横浜アリーナという大きな舞台で、ラジオでおなじみのゲストたちと繰り広げる“歌謡祭”は、その字の通り、まさに歌を中心に据えた“お祭り”だ。昨年の歌謡祭では、岡村が、かねてから「結婚したらみんなで『ワッショイワッショイ』と神輿を担いでほしい」と口にしていたことを受け、大きなうちわを持った矢部を先頭に、番組スタッフと鍛冶マネージャーをはじめとするマネージャーが神輿に岡村を乗せて登場する演出も。念願成就に、岡村はリスナーと矢部に向けた手紙を持参し手紙を持参し「この手紙をもって、僕の新婚さんとしての最後の言葉とする」と呼びかけ、過去の自身の迷スピーチも引き合いに出しながら、愛のあふれるメッセージを寄せていた。



 各番組が、それぞれのカラーを出しながら、リスナーとともに“その時限りの盛り上がり”を作っていくのがイベントの醍醐味だが、たとえ番組について詳しくなくとも、今をときめくパーソナリティーとゲスト陣の豪華なひとときに魅了されることだろう。『ANN』55周年のパワーを感じるラインナップに胸を躍らせながら、日々の放送も楽しみにしたい。
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