島田陽子さんを『ゆうばり国際映画祭』で追悼 笠井信輔「映画を愛して、愛し抜いた女優さん」

島田陽子さんを『ゆうばり国際映画祭』で追悼 笠井信輔「映画を愛して、愛し抜いた女優さん」

 『第32回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022』オープニングセレモニーが28日、都内で開催され、北海道夕張市と縁があり、25日に亡くなった俳優の島田陽子さん(享年69)を追悼した。



【写真】グレーのスタイリッシュな衣装で登場した高橋文哉



 1994年に結婚した島田さんの結婚式を97年に映画祭の審査員として参加した際に市民の発案により、夕張市内で行ったという。進行の笠井信輔は「私たち『ゆうばり映画祭』の人間にとっては本当に思い出深い女優さんでした」と明かす。



 97年当時の写真がスクリーンに映し出される中で「審査員として参加されて、夕張駅に登場された島田さんは、このまま夕張神社で結婚式を挙げたんです。それがニュースになりまして、街の皆さんもよく覚えているんです。『女優さんが、ここで結婚式を挙げた』ということで」と述懐。「最後の最後まで映画のプロデュースをされていて、亡くなる直前までロケの準備をされていた。映画を愛して、愛し抜いた女優さんでいらっしゃいました。ご冥福をお祈りいたします」と追悼していた。



 島田さんは1953年5月17日生まれ、熊本県出身。19歳の時、ドラマ『続・氷点』(テレビ朝日)でデビュー。その後も、ドラマ『白い巨塔』や映画『犬神家の一族』など幅広く活躍。また、1980年にアメリカNBC制作ドラマ『将軍 SHOGUN』でゴールデングローブ、主演女優賞を受賞し、国際女優と評された。2015年からは映画制作プロデューサーとしても活動した。



 同映画祭は、全国の映画・エンタメファンに夢や希望、新たな才能あふれる作品との出会いを提供する祭典で、8月1日までオンライン開催。夕張市内でのリアル上映は、29日と30日に行われる。



 そのほか、ニューウェーブ アワードの男優部門を高橋文哉(21)、女優部門を堀田真由(24)、監督部門を荒木哲郎監督(45)が受賞。また、黒木瞳監督、佐藤寛太、平祐奈も出席した。
カテゴリ