坂ノ上茜、3年前に撮影した主演映画『愛ちゃん物語』が公開 「実感が湧いてきて本当に幸せ」

坂ノ上茜、3年前に撮影した主演映画『愛ちゃん物語』が公開 「実感が湧いてきて本当に幸せ」

 俳優の坂ノ上茜(26)が主演する映画『愛ちゃん物語(ハートマーク)』が29日より公開され、東京・渋谷のシネクイントで初日舞台あいさつが行われた。共演の黒住尚生(29)、保土田寛(48)、大野キャンディス真奈監督(24)も登壇した。



【画像】映画『愛ちゃん物語』公開初日舞台あいさつの模様



 毒親に育てられた主人公・愛ちゃん役の坂ノ上は、オーディションで大役をゲット。「当時は23歳だったので、自分と同年代の方とものを作ることを経験したいと思いました」と振り返った。



 これが長編映画監督デビューの大野監督は「家族関係がギクシャクしたことがあって、普通の家族の形態について考える中で海外に行ってみたら、家族の形態は広いと思わされた」と今回のテーマに行きついた経緯を語り、坂ノ上については「オーディションで会ったときに『うま! かわいい! 一緒にやろう!』となった」と一目ぼれしたという。



 愛ちゃんの人生を大きく変える聖子役の黒住は「とにかく脚本に書かれている文字がエネルギッシュ! どのような作品になるのか、それは映像にならないとわからないと思った。でも根底に流れる人間関係はシンプルながらも独特で、そこに魅力を感じました」と明かした。



 愛ちゃんの毒父・鉄男役の保土田は「オーディション募集要項に『毒親募集!』とあって、これしかない、自分にピッタリだろうとオーディションで熱意を伝えた結果、今この場所に立てています」としみじみ。



 保土田自身は独身であることから「毒親をどう演じたらいいのか。それにこの歳で独身の僕よりも、親である鉄男の方がまともではないのかと思ったりした」と弱音を吐くも、坂ノ上は「すごく怖かった! 目がいつもバッキバキ! あれはカフェインだけではできない顔!」と絶賛(?)。



 これに大笑いの保土田は「悪い薬はやっていません! でも愛ちゃんというかわいい娘ができて幸せな撮影期間でした」と喜ぶと、坂ノ上はすかさず「お父さん!」とうれしそうに呼びかけていた。



 大野監督は初の長編映画撮影を振り返り「まさに『うおー!どうしよう!』みたいな感じで一日目が終わりました。助監督もいないし、現場の回し方も知らず、そもそも映画の勉強もしたことがないので、皆さんにご迷惑をおかけしました。撮影中に学び、クランクアップのときにやっと映画の撮影現場になったという感動がありました」と3年前の撮影を懐かしんだ。



 完成作に坂ノ上は「撮影中はどうなるのだろうか?と思ったけれど、カラコレの色味がグッと出てかわいい作品になったと思いました。ポップだし、普通に楽しく観ることができました」と納得の表情。黒住も「映像の並べ方や編集やテンポが良くて、僕ら役者では補えないところを監督として粘ってやってくれていたのかうれしかった」と、監督のセンスを褒め称えた。保土田も「テンポ感が良くて、飽きずに楽しんで観られる! 観客の皆さんには1分1秒目をそらさずにしっかりと見てほしいです」と期待した。



 大野監督は「映画館で観る臨場感を体験してほしいです! 映画館でしかできない体験ができるので、配信で観る前に映画館でぜひ観てほしいです!」と、ヒット祈願。坂ノ上は「昨日まで本当に公開されるのかな?とフワフワしていたけれど、やっと実感が湧いてきて本当に幸せを感じています。とにかくハッピーになって帰ってもらえたらと思います」と声を弾ませていた。
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