63歳・原田美枝子、主演作で新人監督とケンカ ラストチャンスの思いで「あなたも本気でやって!」

63歳・原田美枝子、主演作で新人監督とケンカ ラストチャンスの思いで「あなたも本気でやって!」

 俳優の菅田将暉(29)、原田美枝子(63)、長澤まさみ(35)、永瀬正敏(56)、川村元気監督(43)が7月31日、都内で行われた映画『百花』完成披露舞台あいさつに登場した。



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 菅田と原田のW主演となる同作は、映画プロデューサー・脚本家として『告白』『悪人』『モテキ』『世界から猫が消えたなら』『君の名は。』など多数の映画を製作してきた川村元気氏が、自身の体験をもとに執筆した小説を自ら脚本化し、初めて長編映画の監督も務めた意欲作。



 記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉を菅田、すべてを忘れていくなか、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子を原田、泉と同じレコード会社で働き、初めての出産を控える泉の妻・葛西香織を長澤、百合子の“秘密”を知り、“事件”と深い関わりを持つ男・浅葉洋平を永瀬が演じる。



 人生において忘れられない思い出を聞かれると、川村監督は「現場で原田さんに怒られたことですね。何回かバトルがあったのですが、僕も頑固で、原田さんも一本気な方なので…」と苦笑い。



 作品を良くしようと言い合った出来事として「3回目のバトルの時に、原田さんがきて『あなたがやりたいことはわかった。私はこれが自分にとってラストチャンスだと思っている。死ぬ気でやっているんだ。あなたも本気でやって!』と言われた。ただ、それは本当に感動してしまって」と告白する。



 「そこまでの思いをもって演じていただいているんだと思って…。原田さんにとってはラストチャンスかも知れませんが、僕にとっては最初の挑戦で…『本気でやらなきゃいけないな』と思って、それからは仲良く何でも相談して、分かち合いながら一緒に作っていった」と話した。



 この出来事に原田は「ケンカしていいと思うんですよね。今の人は(意見や感情を)抑えちゃって、何も言わないですり抜けていっちゃうから、その人と対峙・対面するというのは人生の中で一瞬の奇跡的な出会い。それを真剣に対峙した方が楽しいですよね」と持論を展開した。
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