イギリス芸能界の内情や過激描写が賛否両論を呼び起こした海外ドラマが日本上陸

イギリス芸能界の内情や過激描写が賛否両論を呼び起こした海外ドラマが日本上陸

 スター・チャンネルが運営する動画配信サービス「スターチャンネルEX」にて、イギリス芸能界の内情や女性の不満や欲求を”手加減ナシ”でリアルに描き、過激描写が賛否両論を呼び起こしたコメディドラマ『I Hate Suzie』(原題)が、『超サイテーなスージーの日常』(全8話)の邦題で9月5日より国内独占初配信される。「BS10 スターチャンネル」で10月11日より放送も行う(10月8日は第1話先行無料放送)。



【動画】海外ドラマ『超サイテーなスージーの日常』予告編



 実生活でも親友同士の、イギリスでは誰もが知るスター、ビリー・パイパー(『ドクター・フー』)とルーシー・プレブル(『キング・オブ・メディア/原題:SUCCESSION』製作総指揮&脚本)による、辛辣(しんらつ)で赤裸々なストーリーがイギリスで放送されるや否や高く評価され、英国アカデミー賞(BAFTA)作品賞など3部門にノミネート。北米ではHBO Maxでも配信され、映画評論サイトでも高評価を獲得。すでにシーズン2の製作も決定している。



 日本初公開となった予告映像では、元売れっ子のティーン歌手であり現在俳優であるスージー・ピクルス(ビリー・パイパー)のスマホがハッキングされ、ネット上に自分のヌード写真が拡散されてしまうというゾッとするような大ピンチのシーンから始まる。



 15歳でオーディション番組に出演し、国民的スターになったスージーは俳優としてキャリアを積み30代半ばになった今、大学教授の夫コブ(ダニエル・イングス)と、耳の不自由な一人息子フランク(マシュー・ジョーダン=カウズ)と3人でロンドン郊外で田舎暮らしをしている。ある日、久しぶりに大きな仕事の話が入った矢先に彼女のスマホがハッキングされ、不倫相手と撮った赤裸々な写真がネット上に拡散されてしまったのだ。



 出演したコミコンでは「これは別人。写真ほど痩せてない」と茶化すが…。キャリアは落ち目だが、家庭を経済的に支える存在でもあるスージーは果たしてどうなってしまうのか…!?



 同ドラマは、女性の本音や真の欲求、固定観念に対する不満などを包み隠さず描いたエピソードの数々、そして、幼少期の複雑な家庭環境や保護者のネグレクト(育児放棄)などが人の心に刻む影響について、ユーモアをまぶしつつ真正面から描き、その独特の表現スタイルが(お行儀が良いとは言えない表現には賛否両論ありながらも)、“ただのコメディではない深みを感じさせる作品”として高く評価され、ヒットにつながった。



 しかも、ベースには、精神科医のエリザベス・キューブラー=ロスが提唱した死や喪失などの悲しみを受け入れるまでの5段階のプロセス(“悲しみの5段階”)を「衝撃」「否定」「恐怖」「羞恥」「取引」「罪悪感」「怒り」「受容」という全8話にアレンジし、スージーのトラウマを掘り起こしている点も興味が湧くところ。第1話ではスージーの顔面のアップを多用して心の動揺を描き、第3話はヒッチコックを思わせるホラーのような演出をするなど、それぞれの回が違うトーンで撮られているそうなので、そういった工夫も楽しみだ。

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