北村匠海・中川大志、W主演映画『スクロール』2023年公開決定 橋爪駿輝のデビュー小説を実写化

北村匠海・中川大志、W主演映画『スクロール』2023年公開決定 橋爪駿輝のデビュー小説を実写化

 俳優の北村匠海(24)と中川大志(24)がダブル主演する映画『スクロール』が、来年(2023年)公開されることが決定した。小学生の頃から友人同士の2人が満を持して主演として並び立つ。「大志と、この作品を背負えること、とてもうれしく思います」(北村)、「近いようで遠く、なかなか交われ無かった彼と、この歳になって、やっと、共に作品が作れることに胸が熱くなりました」(中川)と、ともに感慨もひとしおの様子だ。



【画像】中川大志と北村匠海、過去に共演歴はある



 同映画は、YOASOBIの大ヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝(はしづめ・しゅんき)氏が2017年に発表したデビュー小説「スクロール」(講談社文庫より12月刊行予定)が原作。



 理想と現実のギャップに溺れながらも、社会、そして自分と必死に向き合う若者たちの姿を描き、若い世代から“自分たちの物語”と圧倒的な共感を得た物語を通して、今後の日本映画界を担う北村&中川が “生きること”そして“愛すること”をエモーショナルに表現する。



 北村が演じるのは、就職はしたものの上司からすべてを否定され、「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに思いをアップすることで、何とか自分を保っていた〈僕〉 という役柄。作品について北村は「すごく概念や哲学的な事から、抽象的で感覚的な事まで、このスクロールという一つの作品で作れていると思います。さまざまな目線で見ていただけるとうれしいです」とコメント。



 中川が演じるのは、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケ。中川は「北村匠海という俳優は、僕がこの世界に飛び込んだ小学生の頃からずっと、たくさんの刺激をもらってきた存在です。生きる道を見つけようともがく彼らが、そこで感じた匂いや、温度が、スクリーンから届いたら、幸せです」と思いを伝えている。



 監督は、映画、ドラマ、ミュージックビデオ(MV)、CMと、映像のジャンルをクロスオーバーして活躍し、昨年は『CUBE 一度入ったら、最後』で観る者の度肝を抜いた清水康彦。さらに、米津玄師やKing Gnu、あいみょんなどのMVを手がけ、その研ぎ澄まされたセンスで映像の限界を突き破った川上智之が撮影監督を務め、清水と共に圧倒的な映像表現に挑んだ。



■北村匠海(僕 役)のコメント



 スクロール、誰しもが、この社会の一部として生きていて、そして生かされている。すごく概念や哲学的な事から、抽象的で感覚的な事まで、このスクロールという一つの作品で作れていると思います。



 子どもの頃から友人の大志と、この作品を背負えること、とてもうれしく思います。



 さまざまな目線で見ていただけるとうれしいです。



■中川大志(ユウスケ 役)のコメント



 北村匠海という俳優は、僕がこの世界に飛び込んだ小学生の頃からずっと、たくさんの刺激をもらってきた存在です。近いようで遠く、なかなか交われ無かった彼と、この歳になって、やっと、共に作品が作れることに胸が熱くなりました。



 繊細で、時には思い切り大胆な清水組の現場はとても居心地が良く、五感を解放できた気がします。



 生きる道を見つけようともがく彼らが、そこで感じた匂いや、温度が、スクリーンから届いたら、幸せです。



■監督:清水康彦のコメント



 普段考えないような小さいけど大切なことについて深く考える機会になりました。映画の中で描くことができた大切なことをたくさんの人と共感したいと思っています。1回でもいいですが2回は観てもらいたい。できればこの映画についてみんなで話したりしてもらいたい。



■原作者:橋爪駿輝のコメント



 うらやましく思う未来はだれかのコピーで、そこにはなんのオリジナリティもない。他人の顔色をうかがって一日をやり過ごし、夜、家に帰ってきて鏡に映る自分はずるくて、情けなくて、弱くて、怠惰で。何者かになりたくて、けれど寝床につけば一人でしかない。何者でもない。そんな毎日に追い込まれていた当時、書いた小説を、映画として観ることができて幸せです。
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