見上愛は阿部寛似!? 映画『異動辞令は音楽隊!』で父娘役 ギターの腕前も披露

見上愛は阿部寛似!? 映画『異動辞令は音楽隊!』で父娘役 ギターの腕前も披露

 ドラマや映画の話題作に立て続けに出演し、2022年のJRAプロモーションキャラクターに選出されて話題急上昇の見上愛。映画『異動辞令は音楽隊!』(公開中)には、阿部寛演じる主人公の一人娘・法子を演じ、ドラムとギターで“父娘”セッションを披露している。



【画像】父親役の阿部寛



 2019年にデビューし、ドラマ『きれいのくに』(21年/NHK)では、容姿にコンプレックスを抱き、違法手術の誘惑に揺れる高校生を好演。映画『キャラクター』(21年、永井聡監督)、映画『プリテンダーズ』(21年、熊坂出監督)、W主演映画『衝動』(21年、土井笑生監督)などに出演。佐藤大樹とW主演したドラマ『liar』(22年/MBS)では、地上波ドラマ初主演を果たした。



 『異動辞令は音楽隊!』には、オーディションでエレキギターを演奏している動画を送り、出演が決まった。中学・高校時代からバンド活動をしていて、エレキギターが弾けるだけでなく、「阿部さんと顔が似てる、とおっしゃっていただいて、すごくうれしかったです(笑)」



 『異動辞令は音楽隊!』は、犯罪捜査一筋30年の鬼刑事・成瀬司(阿部)は、犯人逮捕のためなら法律すれすれの捜査も辞さない男。高齢者を狙った「アポ電強盗事件」が相次ぐ中、コンプライアンスを無視した行動が仇となり、突然上司から異動を命ぜられる。異動先はまさかの警察音楽隊だった――。



 見上が演じる法子は、常に仕事優先で家族を省みない父親に反発しつつも、祖母(倍賞美津子)思いで、バンドにのめり込んでいるという設定。劇中では彼女自身が演奏した音が使われており、レコーディングでは音楽スタッフから称賛されたそう。



 「ギターは小学6年生の頃から父に教えてもらい、中学時代からずっとバンド活動をしていました。祖母がピアニストで、親戚に音楽関係の仕事をしている人も多かったので、自然に音楽に親しんできたと思います」。



 3歳からバレエやピアノなど、芸術の素養が得られる習いごとに通い、中学生になって演劇に興味を持つと「実は両親も私が生まれる前はよくお芝居を観に行っていたことがわかって、それから一緒に観に行くようになりました。私がしたいことができるようにしてくれた両親にはすごく感謝しています」と話す。



 両親との関係も良好で、「この映画の法子と父親の関係性は、自分に全然当てはまらないと思っていた」という見上だが、撮影現場で内田監督から「自分だったらどう思う?」と問われ続けるうちに、「私も小学生の時に、父が仕事の都合で運動会に来られなかったことがあって、悲しかったことがあった、と思い出したんです。自分も法子と同じ気持ち味わったことがあるって。私自身の中から感情を引き出していくという貴重な経験をさせていただきました」。



 同映画は、中年刑事の人生を通して、組織の中で自分の立場が失われていくことによる葛藤、転落からの再生、どんな場所に置かれても自分らしく生きていれば必ず見ている人がいるという希望がテーマの作品だが、見上は「登場人物が多いので、誰かしら自分と共鳴するキャラクターがいるんじゃないかなと思います。そして至るところで起きるセッションに注目してほしいです」と見どころを語る。



 「劇中で清野菜名さん(トランペット担当の来島春子役)さんが阿部さんに、『これがセッションっていうんですよ』と、教えるシーンがあるのですが、その後から、いろいろな形のセッションが出てきます。私のギターと阿部さんのドラムがセッションするシーンもそうですし、磯村さん演じる坂本刑事の話にも出てくる。音楽隊のシーンでももちろん出てきます。家族、アポ電強盗の捜査、音楽隊、それぞれのパートがセッションしているようで、どんな世代の方にも楽しんでいただける映画だと思います」。
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