中山秀征、パラリンアートへの熱い思い「すごく才能がある」

中山秀征、パラリンアートへの熱い思い「すごく才能がある」

 タレントの中山秀征が15日、都内で行われた『ファイントゥデイ資生堂 パラリンアートコンテスト表彰式』に出席した。



【写真】助言はしない…俳優デビューした長男への思いを語った中山秀征



 パラリンアートは、障がい者アーティストが、社会保障費に依存せず、民間企業・個人の継続協力で障がい者支援を継続できる社会貢献型事業。『ファイントゥデイ資生堂 パラリンアートコンテスト』の受賞者は、ナギトマトさん、koueiさん、ちゃいさん、KOTOさんの4人。障がい者自立推進機構の理事を務める中山は「発表の場があることは理事としてうれしい」と笑顔を見せた。



 障がい者の社会参画について中山は「すごい才能があるのに、全然発表されていなかったり、ご自身だけで描いて終わってしまっている。個人で終わるのは決して悪いことではないですが、それだけの作品が描けるなら、ぜひ皆さん見てもらった方がいいと思うんです」と持論を展開する。



 自身も芸能界で長く表現に関わってきた。「面白いことや、エンターテインメントが好きだからやっているんですが、自分さえよければということはない。それを見て気持ちが晴れたりとか、嫌なことが忘れられる瞬間があったりとか、そういう声を聞いたときに『やっててよかったな』って思う」とし、「やりたかったからやるけど、やっててよかった。そう思わせてくれるのは周りの皆さん。ですから、時に必ずしも、良い評価でなくても、良くも悪くも評価を受けるのは見られているということ。悪評も評価。見せないと良いも悪いも言ってくれない。こんな素晴らしい才能を持っている。多くの皆さんに見ていただくのは、やりがいが非常に生まれてくる。そうすると多くの方が賛同して参加してくださるんじゃないかな」と思いを語っていた。



 世界大会も開催され、パラリンアートの広がりも感じるそう。「企業の皆さんも賛同してくださる。数年前だと『うちは…』というところが多かった。それが、こういった時代になって広がって理解が進んでいる」とうなずく。登録作家も少しずつ増えているが、もっと広めたいという思いも。「パラリンピックみたいに絵の祭典になってほしい。スタッフも頑張ってくれている。何千という作品が集まって、当たり前のようにみんなが知っているぐらいになってほしい」と熱い思いを吐露していた。



 そんな思いを抱くのは、子どものころの経験から。「うちは群馬で工場をやっていて障がい者の方が働いていたんです。うちの敷地内に工場があって、知っていた。一生懸命、働いていて、一緒に遊んだりもしていた。すごく一生懸命やっているのに区別や差別されるのに腹が立った」と述懐する。時代の流れもあり、少しずつ変化も。「多くの先人たちが苦労したことが今、花開いている。みんな、こんな日が来ればいいなと思って頑張っていたことが少しずつ現実になっている」としみじみ。最後は「絵の才能もすごい。逆立ちしたって勝てない。自信を持ってやってほしいですね」と呼びかけていた。
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