『ライオン・キング』“シンバの父”ムファサが主人公のオリジナル・ストーリー

『ライオン・キング』“シンバの父”ムファサが主人公のオリジナル・ストーリー

 ウォルト・ディズニー・スタジオは9日から3日間に渡り、アナハイム・コンベンション・センターにて約3年振りとなるディズニーファンイベント「D23 Expo」を開催。集まった多くのファンの前で、ディズニー・ライブアクション(実写作品)についてプレゼンテーションを行った。劇場公開作品『ムファサ:ザ・ライオン・キング(原題)』(2024年公開)のコーナーでは、監督を務めるバリー・ジェンキンスが登壇し、作品について語った。



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 1994年に公開されたディズニーの長編アニメーション映画作品『ライオン・キング』をフルCGでリメイクした『ライオン・キング』(2019年)は、動物たちの王国、プライド・ランドの次期王となるシンバの物語だったが、新作はシンバの父ムファサの物語。『ライオン・キング』ではすでにプライド・ランドの王として尊敬を集めていたムファサを描くオリジナル・ストーリーとなる。



 「物語は2つの時期に分けて語られます。ラフィキ、ティモン、プンヴァなど、我々が知っているキャラクターたちが、ムファサが子ライオンだったころからのすばらしいエピソードをリレー形式で語り、ムファサがどのようにして王になったのか、をひも解いていきます。王の血筋に生まれたのだろうと想像すると思いますが、実は彼は孤児の子ライオンで、たった一頭で世界を渡り歩かなければならなかったのです。そして物語が進むにつれ、我々は、ムファサがどのようにして生命の輪を見つけるのか、という旅を一緒に経験することになります」(ジェンキンス監督)。



 『ムーンライト』 (2016年) で「第89回アカデミー賞」作品賞を獲得、その後の『ビール・ストリートの恋人たち』なども高い評価を得ているジェンキンス監督は「僕が14歳の時、甥っ子2人の相手をしながら、VHSテープを20日間で95回見たのです。だから『ライオン・キング』キャラクターについて僕はかなり詳しいのです」と、監督に適任だとアピール。



 さらに、「ムファサのことが大好きです。なぜ彼は偉大なのか。人はどのようにして偉大になるのか。私は大学時代からの友人たち5人と一緒に作った映画『ムーンライト』でオスカーのステージに立ちました。家族や友人たちがいたからできたんです。ムファサが偉大なのも家族や友人たちがいたからなのだと思いました。だからこの物語を本当に伝えるべきだと思いました」と語っていた。
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