『白雪姫』邪悪な女王役のガル・ガドット 実写版ディズニー映画の悪役は「楽しい」

『白雪姫』邪悪な女王役のガル・ガドット 実写版ディズニー映画の悪役は「楽しい」

 ウォルト・ディズニー・スタジオは9日から3日間に渡り、米カリフォルニア州アナハイム・コンベンション・センターにて約3年振りとなるディズニーファンイベント「D23 Expo」を開催。集まった多くのファンの前で、ディズニー・ライブアクション(実写作品)についてプレゼンテーションを行った。劇場公開作品『スノー・ホワイト(原題)』(2024年公開)のコーナーでは、30秒の映像が初公開され、会場は拍手喝采に包まれた。



【画像】「D23 Expo 2022」会場内のフォトギャラリー



 1947年に公開されたディズニーの記念すべき長編アニメーション1作目で、最初のプリンセスが登場した『白雪姫』の物語を再考して実写映画化。『ウエスト・サイド・ストーリー』(21年)でマリア役を演じたレイチェル・ゼグラーが白雪姫、DC映画『ワンダーウーマン』(17年)等のガル・ガドットが白雪姫の継母の女王を演じる。



 映像の上映の後、ステージ上に2人が姿を現すと、さらに観客は熱狂。その反応を受けて、ガルが「オーマイガー(Oh my God)! レイチェルがここで興奮して泣いているわ」と伝えると、レイチェルは「みんなが何を見たのかわからないわ」と、観客の熱狂ぶりに戸惑いを見せるほど。ガルは「その反応だけでも、私たちにとっては大きな意味があるわ。まず最初に、みなさん、ありがとう」と、歓声に応えた。



 監督は、『(500)日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのマーク・ウェブ。『ラ・ラ・ランド』『クルエラ』、『リトル・マーメイド』(2023年初夏公開)も手がけるマーク・プラットがプロデュースし、トニー賞、グラミー賞、アカデミー賞を受賞したソングライターで、『グレイテスト・ショーマン』、実写版『アラジン』の作曲家ベンジ・パセックとジャスティン・ポールが新曲を書き下ろす。



 「白雪姫のことは皆さんご存知だと思いますが、本作では現代的に描かれています。特に、“最も美しい”ということがどういう意味を持つのかということが強調されています。白雪姫にとっては自分探し、自分の内なる声に気づくこと、そして実行力を持つことでもあります。そうすることで彼女は素晴らしい女王になれるのです。だって、町にもう一人(女王が)いますから」と、ガルを見て微笑んだ。



 一方、『白雪姫』の女王はヴィランの元祖、悪役中の悪役だ。これまで、ディズニーの実写映画では、『マレフィセント』ではアンジェリーナ・ジョリー、『シンデレラ』ではケイト・ブランシェットが、あえて悪役に挑戦し、高評価を得ている。



 ガルは「私にとっては、今までに演じた役とは全く違っていたんです。反対側の役を演じることに慣れているので。つまり、正義の方ね。初めての悪役でありながら、世界で最も象徴的な悪役なので、彼女になることはとても愉快なことでした。とても楽しかったです」と、笑顔。



 続けて、「最初の週に私のところにアシスタントがやって来て、『私が何か必要としているか、聞いてくるように、とみんなに言われたんです』と言うんです。私はとても役に入り込んでいたので、『いいの。あっちへ行って』と言ったわ(笑)。実際の私とは全く違うんだけど。ちょっとクレイジーになったり、自分を引き伸ばしてみることも面白かったですね。本当に楽しくて、全てのことにとても感謝しています」と話した。



 今は、映画の完成を楽しみに待つばかりのレイチェルは「私も皆さんと同じくらい大のディズニーファンで、自分で想像し得る限りの最大の夢の実現でしたから、夢を叶えてくれた皆さんにとても感謝しています」と、伝えてステージを後にした。
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