劇場アニメ『夏へのトンネル、さよならの出口』海外映画祭に出品

劇場アニメ『夏へのトンネル、さよならの出口』海外映画祭に出品

 八目迷氏のライトノベル原作のアニメーション映画『夏へのトンネル、さよならの出口』(公開中)が、「第35回東京国際映画祭」(10月24日~11月2日)ジャパニーズ・アニメーション部門に出品されるのに続いて、韓国で開催される「プチョン国際アニメーション映画祭」(10月21日~25日)と、英・スコットランドで開催される「Scotland Loves Animation(スコットランド・ラブズ・アニメーション)」(10月21日~30日)のコンペティション部門に出品されることが発表された。



【動画】ウラシマトンネルの内部を走って検証するシーン(本編映像)



 同作は、主人公・塔野カオルを鈴鹿央士、転校生・花城あんずを飯豊まりえが演じ、欲しいものが手に入るという“ウラシマトンネル”に心に秘めた想いを抱えながら足を踏み入れた、少年少女のひと夏の物語。監督を務めるのは、10月より放送開始となる『BLEACH 千年血戦篇』や、『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION絆』(20年)の田口智久。キャラクター原案・原作イラストをくっか、アニメーション制作を『映画大好きポンポさん』(21年)などを手がけるCLAPが担当している。



 プチョン国際アニメーション映画祭は、20年以上にわたり韓国北部のプチョン(富川)で開催され、映画芸術科学アカデミー公認の毎年高い注目を集める、アジアを代表する国際アニメーション映画祭。6つのカテゴリのコンペティションがあり、同作は長編映画部門にノミネートされた。



 「Scotland Loves Animation」は日本のアニメーションを積極的に取り上げる試みとして、10年よりスコットランドの2大都市エディンバラとグラスゴーにて開催され、田口監督は『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆』、松尾亮一郎プロデューサーは『映画大好きポンポさん』に続く2作目の上映となる。



 田口監督は「日本の多くあるアニメーションの中からこの作品が選出されたことがとても誇らしいです。このアニメーションのために才能ある多くのクリエイターが参加し、作り上げてくれました。日本だけでなく、多くの人たちに見てもらいですし、世界でどういうアニメーション映画として見られるのか…。今とてもワクワクしています。この作品が世界でもひまわりの花の様に強く美しく咲き誇る事ができたならそれはとても幸せな事だと思います」。松尾プロデューサーも「本作が日本とは違う文化圏の方々にどのように映るのかとても楽しみです」とコメントを寄せている。



 なお「第35回東京国際映画祭」のジャパニーズ・アニメーション部門は、19年に新設された。4年目を迎える今年のテーマは「ゼロから世界を創る」。“アニメーションで世界を創る”と冠し、印象的なビジュアルで描かれる世界観が評価され、劇場公開中の作品ながら選出された。

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