先進的なデジタル展示システム「IT-One Quest」が展覧会「脚本家 黒澤明」に登場

先進的なデジタル展示システム「IT-One Quest」が展覧会「脚本家 黒澤明」に登場


アイ・ティー・ワンは、国立美術館国立映画アーカイブ主催で8月2日(火)から開催されている「脚本家 黒澤明」へ、デジタル展示システム「IT-One Quest」の提供を開始している。

デジタルコンテンツの可能性を広げる「IT-One Quest」



「IT-One Quest」は、動画・静止画・テキストなどのデジタルコンテンツの比較研究のためのプラットフォームソリューション。デジタルコンテンツを連動させることにより、コンテンツ同士の新たな関係性の発見を可能にする。形式を問わずデジタルコンテンツをデータベースに登録し、自由に表示させたいコンテンツ同士の紐付けが設定できる。


​「デジタルコンテンツを見比べながら研究したい」「貴重な資料をデジタル化し、いろんな人に観てもらいたい」「手元の画像や動画で、名品・名作・名所の魅力を伝えたい」などの場合に活用でき、展覧会だけでなく研究者による研究活動や教育者によるオリジナル教材の作成など、誰でも利用できる。

黒澤作品のスリリングな生成過程を展示



今回の「IT-One Quest」では『隠し砦の三悪人』(1958年)の物語の生成過程を紹介。同作品のシナリオは、菊島隆三さんの第一案を膨らませるかたちで、黒澤さんを含む4名が旅館に長期間泊まり込んで書かれたという。全体を通し、たたき台を作らずに各脚本家が同時に各シーンを執筆する「いきなり決定稿」方式で作られた、そのスリリングな生成過程を「IT-One Quest」を用いて紹介している。


「IT-One Quest」にてシーンを選択し、ページをめくりながら、各脚本家の執筆した草稿と決定稿を見比べることが可能だ。

貴重な資料がそろう展覧会「脚本家 黒澤明」


展覧会「脚本家 黒澤明」は、黒澤さんの名作群を新たに脚本の視点から分析、在野の黒澤研究家グループの全面的な協力を得て、最新研究の成果を一挙に公開。黒澤さんのストーリー創作に潜む、知られざるアイデアの源が解き明かされている。

また、国立映画アーカイブの所蔵品のほか、黒澤資料の収集家、各地の資料館や黒澤作品の元スタッフ関係者などから貸与された貴重な資料が一堂に会す。中でもこれまで国内での現存が未確認だった『トラ・トラ・トラ!』の黒澤版準備稿(1967年)や、初公開となるテレビドラマ『ガラスの靴』の脚本決定稿(1971年)は必見だ。同展覧会は11月27日(日)まで、国立映画アーカイブの展示室で開催される。詳細は、公式サイトで確認を。

進化を続ける「IT-One Quest」に注目



アイ・ティー・ワンは、利用者が気軽に教材作成、比較研究および展示企画ができるシステムを目指し「クラウド版IT-One Quest」を開発中。クラウド版はWEBブラウザからのアクセスを可能とし、手持ちのデジタルコンテンツの登録や表示順の設定を利用者自身で行うことが可能となる。さらに進化を遂げる「IT-One Quest」に、今後も注目だ。

先駆的なデジタル展示システムが体感できる展覧会「脚本家 黒澤明」に足を運んでみて!

■展覧会「脚本家 黒澤明」
会場:国立映画アーカイブ 7階展示室
開室時間:11:00〜18:30(入室は18:00まで)
※毎月末金曜日は11:00〜20:00(入室は19:30まで)
休室日:月曜日、9月27日(火)~10月2日(日)
観覧料:一般250円/大学生130円/65歳以上・高校生以下及び18歳未満、障害者、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
展覧会サイトURL:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/akirakurosawascreenwriter2022

「IT-One Quest」URL:https://www.it-one.co.jp/service/quest_fascinate/

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