セカオワ「Habit」が『MTV VMAJ』年間最優秀MV受賞 Fukase「新しいステージに連れて行ってくれた曲」

セカオワ「Habit」が『MTV VMAJ』年間最優秀MV受賞 Fukase「新しいステージに連れて行ってくれた曲」

 音楽専門チャンネルMTVが2日、音楽アワード『MTV VMAJ 2022』を東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナで開催し、全部門の最優秀作品の中から最も一般投票数が多かった作品に贈られる年間最優秀ビデオ賞にはSEKAI NO OWARIの「Habit」が輝いた。



【写真】JO1・櫻坂46ら…豪華アーティストが登場!



 イベントのトップバッターは「Free Free Free feat. 幾田りら」で「Best Collaboration Video」を受賞した東京スカパラダイスオーケストラ。開会とともに加藤隆志(Gt)のギターが鳴り、「TONGUES OF FIRE」「DOWN BEAT STOP」を立て続けに披露。「Paradise Has No Border」では、9人の絶妙なアンサンブルとゴキゲンなスカサウンドに観客も巻き込み、会場全体を盛り上げた。

 幾田りらとのコラボ楽曲「Free Free Free feat. 幾田りら」が『最優秀コラボレーションビデオ賞』を獲得し、「もううれしさのみです、本当に」とコメント。「コロナ禍でみんながしゃがんでいた分、思いっ切りジャンプしてほしいなと思って書きました」と楽曲制作時の思いも明かした。そして「一緒に力を合わせてくれた幾田りらさんに感謝します」とあらためて感謝を述べた。



 続いてライブを披露したのは、THE RAMPAGE。「RAY OF LIGHT」「ツナゲキズナ」をパフォーマンスし、16人での力強さとしなやかを兼ね備えたダンスで魅了しつつ、RIKU/川村壱馬/吉野北人はそれぞれの声色や歌い方のアイデンティティーを活かしたボーカルワークを見せつけた。

 その後、「RAY OF LIGHT」で最優秀振付け賞を受賞した彼らは再びステージへ勢ぞろい。「これからもプライドを持って、最高のパフォーマンスを届けられるように頑張ります」と決意を語り、「気になっていただけた方は、今後ライブにも遊びに来ていただけたら」とメッセージを送った。



 この日のMCも務めていた菅井友香が「そろそろ合流しないと…」と切り出して、櫻坂46が登場した。白のパンツスタイルというクールな衣装で「断絶」と「摩擦係数」を披露し、ドラマ性のあるダンス表現と歌唱で圧倒した。

 櫻坂46はこの日『最優秀グループ賞』にも輝いたが、菅井がMCとして自ら受賞を告げるという異例の展開も。トロフィーを受け取った際には、感謝とともに「今後もこの賞の名に恥じぬように精進していきます」とコメントした。



 INIは、重厚なビートをたたえた「Rocketeer」でライブをスタートさせた。激しく力強いダンスをたたみかけた後、メンバー全員がそれぞれにあいさつ。EDM色を強めた「Password」では、メンバーそれぞれのボーカルパートで個性をアピールしながら、サビでは一糸乱れぬパフォーマンスを見せた。

 INIのメンバーは、1曲目に披露した「Rocketeer」が『最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞』を受賞したことを受けて再び登壇。受賞のよろこびや感謝とともに、あす3日にデビュー1周年を迎えることにも触れ、「これからも11人それぞれがINIを輝かせる存在でありたい」「心を動かせるようなパフォーマンスをできるように日々精進していきたい」と語った。そして「たくさん愛して、見守っていてください」とファンに語りかけて締めくくった。



 マカロニえんぴつは、ギター・田辺の強烈なフィードバック音とボーカル・はっとりのカウントでライブを開始。パワフルに響かせた「星が泳ぐ」と、しっとり聴かせる「なんでもないよ、」という2曲のコントラストでファンを魅了した。

 同楽曲が『最優秀ロックビデオ賞』を受賞し、授賞式のステージに上がった4人は、「どう並ぶのが正解なのか…」と初々しさも見せつつ、「ロックバンドとして日々残せていることがうれしい」としみじみ。「本当に素敵なMVにしていただいて。僕らだけじゃなく、監督やいろんなアドバイスをくれた方々の賞でもあると思います」とあらためて感謝した。



 Da-iCEは、「Promise」と「スターマイン」を披露。芯の強さと豊かな倍音を活かした大野雄大、4オクターブと言われるレンジの広さとハイトーンボイスで魅せる花村想太というツインボーカルの個性、そして工藤大輝/岩岡徹/和田颯のダンスが、雰囲気の異なる2曲を鮮やかに彩った。

 「スターマイン」で『MTVブレイクスルー・ソング賞』を受賞すると、「本当にこのような賞をいただき、光栄に思っています」と初の受賞に感謝し、賞にちなみ「もっとブレイクスルーしていきたいと思います」と決意も口にした。



 BE:FIRSTは、レーザーライトと紫やピンクを基調とした照明で妖しげな雰囲気も漂うステージに登場。黒のスーツやレザージャケット姿で大人の色気を漂わせつつ、「Betrayal Game」を披露した。ファンキーな「Bye-Good-Bye」ではファンのクラップも楽曲の一部に採り入れ、リズミカルなダンスで会場を盛り上げた。

 ライブ後、「Betrayal Game」で『最優秀R&Bビデオ賞』を受賞した彼ら。「僕らは普段から形にとらわれずに活動している。今回はさまざまなジャンルの1つが評価していただけた」「これからも様々な面で評価していただけるように、音楽の可能性を広げていきたいと思っています」と目を輝かせた。



 ここで『最優秀ストーリービデオ賞』を受賞したロックバンド・クリープハイプが突如ステージに登場し、会場を驚かせた。「この曲をもとに松居大悟(監督)が映画を作ってくれて。それが去年の『東京国際映画祭』で賞を獲りました」と、受賞作「ナイトオンザプラネット」を主題歌に起用した映画「ちょっと思い出しただけ」に言及し、ボーカルの尾崎世界観は「その1年後、曲で賞をいただいて、ここに立っています」としみじみ。

 さらに「東京国際映画祭の授賞式の日がちょうど僕の誕生日だったんですけど、きょうは松居くんの誕生日です」と明かし、「これが若い男女だったらロマンティックなんですけど、おじさんたちで運命を感じています」と会場の笑いを誘った。



 クリープハイプによるうれしいサプライズを挟み、BiSHがライブをスタート。真っ赤に染まったステージで“攻めの姿勢”を押し出した「サヨナラサラバ」に続き、代表曲「オーケストラ」では歌詞とリンクさせたダンスで感動を呼んだ。

 そして多大な影響を与えたアーティストに贈られる賞『インスピレーション・アワード・ジャパン』を受け取った際には、「このような素敵な賞をいただけてうれしいです」と率直な気持ちを述べた。「BiSHは2023年に解散することを発表してから、新しい自分に出会う日々をすごしてきました」と続け、「解散までこの賞を糧に、突っ走っていきたいと思います」と力強く語った。



 JO1は、切れ味鋭い「SuperCali」でライブを開始。色鮮やかなレーザーライトの中で、スピーディーに様々な展開を見せていく同曲を表現した。メンバー全員のあいさつの後、「With Us」を披露し、ペンライトで埋め尽くされた会場との一体感をさらに高めていった。

 『ベスト・ライブ・パフォーマンス賞』のトロフィーを受け取ると、「重い…」と噛み締めた。そして「昨年に引き続き、ありがたく思っています」「もっともっとパフォーマンス力を高めていって、進化したグループになっていければ」と力を込めた。



 SKY-HIは、受賞ステージにBE:FIRSTのメンバーが残っている状態で、「JUST BREATHE」でライブを開始。爆発力を持ったトラックに乗せてバースごとに異なる表情も見せつつ、1人きりのパフォーマンスであることを感じさせない存在感で「To The First」も披露した。

 「JUST BREATHE feat. 3RACHA of Stray Kids」が『最優秀ヒップホップビデオ賞』を受賞したことを受け、「いろんな国の人にたくさん聞いていただいた曲なので、うれしいです」と話したSKY-HI。今後の活動にも「胸を張ってマジ頑張りましたと言えるような作品作りをしていきます」と意気込んだ。



 この日最後にライブステージへ登場したのは、なんとSEKAI NO OWARI。事前に告知されていないサプライズ出演に会場はざわめいた。しかし、「Habit」が演奏され始めると自ずとクラップが巻き起こる。10数人のダンサーも交えた圧巻のステージに、演奏後には大きな拍手が沸き起こった。



 そして、いよいよ「最優秀ビデオ賞」の発表へ。各部門の受賞者の中から最も投票数の多かった作品に贈られるこの賞は、SEKAI NO OWARIの「Habit」が受賞した。サプライズでのライブパフォーマンスに続いて、メンバーがステージに登壇。ボーカルのFukaseは「まさかこんな素晴らしい賞がいただけるとは」「すごい夜中のスタジオでダンスの練習をしたり、振り付けについて話していたときには、まさか賞がいただけるなんて思っていなかった」と驚きの表情を見せる。最後には「新しいステージに連れて行ってくれた曲だなと思います。ありがとうございました」と笑顔で語った。



■『MTV VMAJ 2022』受賞作品一覧

▽最優秀ビデオ賞

 SEKAI NO OWARI「Habit」

▽最優秀邦楽ソロアーティストビデオ賞

 Aimer「残響散歌」

▽最優秀洋楽ソロアーティストビデオ賞

 HARRY STYLES「As It Was」

▽最優秀邦楽グループビデオ賞

 Official髭男dism「ミックスナッツ」

▽最優秀洋楽グループビデオ賞

 BLACKPINK「Pink Venom」

▽最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞

 INI「Rocketeer」

▽最優秀洋楽新人アーティストビデオ賞

 MANESKIN「Supermodel」

▽最優秀ロックビデオ賞

 マカロニえんぴつ「なんでもないよ、」

▽最優秀オルタナティブビデオ賞

 ももいろクローバーZ「MYSTERION」

▽最優秀ポップビデオ賞

 緑黄色社会「キャラクター」

▽最優秀R&Bビデオ賞

 BE:FIRST「Betrayal Game」

▽最優秀ヒップホップビデオ賞

 SKY-HI「JUST BREATHE feat. 3RACHA of Stray Kids」

▽最優秀ダンスビデオ賞

 SEKAI NO OWARI「Habit」

▽最優秀コラボレーションビデオ賞

 東京スカパラダイスオーケストラ「Free Free Free feat. 幾田りら」

▽最優秀ストーリービデオ賞

 クリープハイプ「ナイトオンザプラネット」

▽最優秀アートディレクションビデオ賞

 King Gnu「逆夢」

▽最優秀視覚効果賞

 藤井風「damn」

▽最優秀撮影賞

 RADWIMPS「人間ごっこ」

▽最優秀振付け賞

 THE RAMPAGE「RAY OF LIGHT」



【特別賞】

▽インスピレーション・アワード・ジャパン

 BiSH

▽最優秀アーティスト賞

 Vaundy

▽最優秀楽曲賞

 Ado「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」

▽最優秀アルバム賞

 あいみょん「瞳へ落ちるよレコード」

▽最優秀グループ賞

 櫻坂46

▽MTVダンス・ザ・ワールド・アワード

 岩田剛典

▽ベスト・ライブ・パフォーマンス

 JO1

▽MTVブレイクスルー・ソング

 Da-iCE「スターマイン」

▽ベスト・バズ・アワード

 IVE

▽ライジング・スター・アワード

 XG

▽デイジー・ベル・アワード

 バルーン「パメラ」
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