【ANN55周年連載Vol.7】「あっぱれ!」なサプライズ連発!ナイナイ歌謡祭を振り返る

【ANN55周年連載Vol.7】「あっぱれ!」なサプライズ連発!ナイナイ歌謡祭を振り返る

 1967年10月2日の深夜1時。「君が踊り僕が歌うとき、新しい時代の夜が生まれる。太陽のかわりに音楽を、青空のかわりに夢を。フレッシュな夜をリードするオールナイトニッポン!」という糸居五郎の第一声で、ニッポン放送“深夜ラジオの代名詞”『オールナイトニッポン(ANN)』が幕開けした。現在にいたるまで、才能豊かな数々のパーソナリティーを見出し、リスナーに寄り添い、常に時代の最先端を見つめ、話題や文化を発信してきた『ANN』が、この4月から55周年YEARを迎えた。



【ライブ写真】なつかしの衣装を再現!歌謡祭に臨んだナイナイ



 ORICON NEWSでは、毎月1組のパーソナリティーにスポットを当てて『ANN』の今を紹介する連載企画をスタート。第7弾の初回は、先月30日に行われた『ナインティナインのオールナイトニッポン(ANN)』(毎週木曜深1:00)の番組イベント『オールナイトニッポン55周年記念ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』について紹介したい。



■“チャック三浦”がナレーション! リスナーの「POISON」が横アリにとどろく



 10月に放送開始55年目を迎えた『ANN』の中で、1994年4月からスタートした『ナイナイANN』は、歴代最長となる放送開始23年目を迎えている。番組開始20年半となる2014年9月に矢部浩之が番組を卒業、岡村隆史が1人で『ANN』を担当していたが、20年5月に矢部が電撃復帰を果たし『ナイナイANN』として再始動した。20年10月22日深夜の放送では岡村隆史が結婚を生放送で発表し、今年4月7日深夜の放送では子供が誕生したことを番組リスナーに報告するなど、ヘビーリスナーたちからも絶大な支持を受けている。



 今回の開演前には、番組ディレクターの“チャック三浦”による“要チェック”なナレーションが。チャック三浦とは、“キング三浦氏”の愛称で知られる、三浦憲高氏のことで、TBS系『サンデーモーニング』のスポーツコーナーで「喝!」と「あっぱれ!」のSEを出す担当を担っていたという過去でも知られる。『星野源ANN』では“クマさん”の愛称でも親しまれているなど、多彩な顔を持っている。



 開演前、おなじみのBGM「燃えよドラゴン」が流れ出すと、会場のペンライトが真っ赤に染まり、観客が立ち上がっていく。ピークに達したところで、映像演出が。ナインティナイン、そして『ANN』55周年の歴史を振り返っていく構成で、岡村隆史いわく、VTRは「異常にお金かかっています」という仕上がりとなった。コロナ禍で、声は出せないものの、「ナインティナイン」コールにのせて、手拍子が行われていく中、ついに2人が姿を現し、「POISON~言いたいことも言えないこんな世の中は~」を2人で歌唱して、盛大に幕開けした。



 サビ部分の「POISON」パートでは、リスナーから募った音声が差し込まれ、会場で声は出せずとも、ともに歌謡祭を作り上げている雰囲気に。矢部浩之が「事前に送っていただいて、すばらしいPOISONいただきました」と感謝を伝えると、岡村も「よう聴くと赤ちゃん泣いてるんですよ。あと、この中には、ジャッキーちゃんも混じっている」と顔をほころばせた。



 いよいよ幕開けした歌謡祭のトップバッターはTRF。「BOY MEETS GIRL」「EZ DO DANCE」「survival dAnce ~no no cry more~」といった往年の名曲を立て続けに披露していき、会場の盛り上がりは一気に高まっていった。「CRAZY GONNA CRAZY」を歌唱している際には、岡村がサプライズで登場し、SAMと白熱したダンスバトルを繰り広げた。観客同様、矢部も「いや、すごい!これはすごいパフォーマンス。みなさん、やっぱりホンモンってすごいでしょう」と笑いながら呼びかけた。



■シン・ジョイマンが驚異のジャンプ 岡-1準決勝では、心温まる展開に



 続けて登場したのは、番組でも度々話題になったジョイマンもとい「シン・ジョイマン」。高木晋哉のジャンプも冴えわたり、本人も「体感では、2階席の方と目があった気がしました。感無量、マグロ漁」と手応え十分で、池谷和志も「なんだコイツー!で拍手をもらえた」と声を弾ませた。シン・ジョイマンのバトンを受けて、登場したのは「カリスマボイストレーナー」の秋山竜次で、持ち歌「TOKAKUKA」と気持ちよさそうに歌い上げると、梅宮辰夫さんネタの進化版「変梅(へんばい)」で笑いを誘った。もちろん、これだけでは終わらず、番組恒例となっている、ナイナイからの無茶ぶりを受けて、大黒摩季「チョット」の冒頭、きつねダンス、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』オープニングの歌詞を編み出していった。



 笑いのパートは怒とうの展開で、岡村が独断で優勝者が決定する『岡-1グランプリ』の準決勝も開催された。ミキ昴生(女子高生のイントネーション)、ジョイマン池谷改めフィット竹村、サプライズ出演のミキ・亜生がしのぎを削る中、西川貴教が“電撃参戦”を果たし、渾身の筋肉ネタ×フリップ芸を行い、見事に100点を獲得。12月に行われる決勝への切符を獲得し、ガッツポーズを決めていたが、昴生の妻と愛息が会場に訪れていることを知ると「それ言われたら、僕譲ります!」と語り、亜生も「魂はお兄ちゃんに置いてきたので」と真面目に語り、無事に昴生の決勝進出が決まった。



 笑いであふれた後は、矢部がソロ登場する「SUPER LIVE」の時間に。番組内では、出演できないことになっていた武田真治がサックスで参加していることが明らかになると、会場から大きな歓声が上がった。そんな中、矢部が「ズルい女」のカバーを気持ちよく歌った後、自身の楽曲「スタンドバイミー」を歌唱していると、“本人登場”の逆パターンで、矢部のものまねをする原口あきまさがサプライズで登場し、2人で同曲を歌っていった。



 矢部と原口の歌声の余韻に浸る中、番組スポンサーで“高須先生”の愛称で親しまれている、高須クリニックの高須氏のパートになり、「全国一斉!ナインティナインのおこめクイズ」を開催し、観客参加型で大盛り上がりとなった。その後は、DJ KOOが協力する中、番組コーナーの「やべっちカレンダー」特別版が行われ、矢部がモデルとランウェイをかっ歩していく、いつもと変わった豪華仕様となった。



■大物ゲストKが満を持しての登場 出演者全員で豪華な「HOWEVER」



 矢部の後には、岡村がソロ登場する「SUPER LIVE」の時間に。サングラスをかけて「め組のひと」を歌うと、ここでも武田がサックスとして参加を果たした。MCパートで「みなさん見たでしょうか。中森明菜さんのコンサート。カムバックという声も聞いているので、いつか歌謡祭にも出ていただけたら」と切り出すと、中森明菜「DESIRE -情熱-」のカバーを歌っていった。



 岡村パートで幸福感に包まれる中、T.M.Revolutionのパートへ。「HIGH PRESSURE」を皮切りに、「HOT LIMIT」の歌唱中には矢部も特製の衣装に身を包んで登場。「WHITE BREATH」まで、見事な構成で、会場を大いに盛り上げた。番組エンディングを歌唱しているネクライトーキーは「こんがらがった!」とエンディング曲の「明日にだって」を熱唱し、イベントを締めくくった。



 とここで、番組内でしきりに「大物ゲストK」と話題になっていた人物が明らかに。まさかのとんねるず・木梨憲武で、登場すると、会場から大きな歓声が上がった。



 木梨は「こんばんは。オールナイトニッポンを30年くらい前にやっていた、とんねるずの小さい方だけど、けっこう大きいよ(笑)。55周年、おめでとうございます!」と笑顔であいさつした。3人でのトークを行い、ステージ上で“公開リハーサル”も経て「生きてるうちが花なんだぜ」を歌い上げて、いざ大団円へ。最後は出演者全員で、恒例となった矢部浩之withオールスターズで「HOWEVER」の大熱唱で締めくくりとなった。



 イベントの模様は、11月6日まで配信されており、同日午後6時までチケットが販売されている。
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