ヨシダナギ、集大成の作品展「人間の美を感じて」 先住民族たちとの交流明かす「お年玉くれる親戚のよう」

ヨシダナギ、集大成の作品展「人間の美を感じて」 先住民族たちとの交流明かす「お年玉くれる親戚のよう」

 フォトグラファーのヨシダナギ氏(36)が4日、自身の作品展『NAGI YOSHIDA NEW EXHIBITION ~HERO&QUEEN展~』取材会に出席した。



【写真】独特な世界観…自身の作品を説明するヨシダナギ



 本展は、ヨシダ氏が200を超える先住・少数民族を撮影してきた「HERO」シリーズと、各国のドラァグクイーン(一般的に女装する男性のこと)にスポットライトを当てた「QUEEN」シリーズの2つの作品群90点以上を一挙に公開する初の作品展。累計15万人以上の来場者の目と感性を刺激し続けてきた、ヨシダ氏のファーストピリオドを飾る集大成となっている。



 取材会では、ヨシダ氏の好きが集まった作品展で「フォトグラファーとなって6年間の集大成で、みなさんに“人間の美”を感じてほしい」と、それぞれの作品への思いを紹介。



 2015年に撮影したという、フォトグラファーになるきっかけとなった“スリ族”の写真を前にすると「彼らのもとにはもう何回も遊びにいっていて、特に撮影がなくても行っています」と話し、「1年に1回お年玉をあげにくる親戚のような存在になっている(笑)」と交流を明かした。



 また、「将来について私が悩んでいたときに、『今日お腹いっぱいに食べられて、夜眠れたらこんなに幸せなことはない。今日明日の分からないことに不安をいだいてそんな悲しい顔をしてるやつに幸せなんか来るかよ』と言われたときに“今を生きる”ということを彼らから学びました」と語っていた。



 ヨシダ氏は、先住・少数民族とドラァグクイーンの共通点を「立ち姿が美しいこと」と語り、「人が人に与えるエネルギーや思いはすごく大きいと思っている。プリミティブな美しさを兼ね備えている先住・少数民族、そしてアーバンの生っぽさや人間のドラマを抱えているクイーンの美しさを両方楽しんでいただけたら」と呼びかけた。



 作品展『NAGI YOSHIDA NEW EXHIBITION ~HERO&QUEEN展~』は西武池袋本店7階で4日~23日まで開催している。
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