笠井信輔、“観劇マスター”としての持論披露「青田買いができる。これはなかなか楽しいものです」

笠井信輔、“観劇マスター”としての持論披露「青田買いができる。これはなかなか楽しいものです」

 フリーアナウンサーの笠井信輔とタレントの板尾創路が12日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで行われた『関西演劇祭2022』の開会式に参加。開会式後の囲み取材に応じた。



【写真】『関西演劇祭2022』出演の劇団にエールを送る板尾創路



 フェスティバルディレクターとして同イベントに携わってきた板尾は、「1年目は手探りでやってきて、それからコロナ禍になり、大丈夫かなと思いながらもなんとか2年間やりきって」と回顧。「見せ方も固まってきたので、4年目からはさらに演劇祭のことをいろんな人に知っていただいて、もっともっとつながって、もっと大きくなればと思います。長く続けられる演劇祭にしていかないといけないと、4年目からは思っております」と力を込めた。



 実行委員長を務める笠井は、“観劇マスター”として初めて劇場に足を運ぶ人に楽しみ方のについてトーク。はじめに「とにかくみなさんのフレッシュなパワーといいましょうか、大きな劇団にはないような、我々の想像を超える部分をとても楽しみしています。笑えたり、難解すぎたり、そういった様々な表現がとても楽しみですね」と出演する10劇団に対する思いも述べながら、「小さな劇団に初期のころから出会っておくと、その劇団が大きくなった後に『あの劇団、前から見てたんだよ』って青田買いができる。これはなかなか楽しいものです。将来マウントを取れるので、まずは劇場に来て、楽しんでいただければと思います」と伝えた。



 宝塚ファンでも知られる笠井は、“青田買い”という点で、元宝塚歌劇団月組トップスターの天海祐希も早くから注目していたことを明かし、「天海祐希さんは宝塚の駆け出しのころから知っていて、応援していました。天海さんは宝塚のスタイルにはまらない、自由奔放すぎる芝居していて、そこが魅力でもありました。昔から宝塚のスタイルにはまらないスケール感でやってましたね」と持論を述べた。



 さらに「今、マウントが取れる存在は?」という問いかけに、「劇団のイキウメ」と笠井。「イキウメは今、どんどん作品が映画化されていて。いつも軽部(真一)さんに『私はこの作品を芝居で観ていました』と自慢してます」と笑顔を見せた。板尾は俳優の佐藤二朗の名を挙げ、「若手の頃から知ってますけど、当時から光り方が全然変わってないです」と語った。



 最後に同イベントのコンセプトである“つながる”について、板尾は「つながるといっても、いろんな意味があると思っていて。いろんな縁が交錯して、将来につながっていくということが一番、『関西演劇祭』をやる意味があるのかなと思います」とした。笠井は「『関西演劇祭』には『ここに来れば、自分が知らなかった劇団と出会える』という、新しい友達ができるような、興奮と新鮮な喜びがあります」「エントリーの面でも、東京の劇団からもどんどん申し込んできてますから、一定の役割を果たし始めていると思います」と分析し、締めくくった。



 同イベントでは、有名無名を問わず厳選された10劇団が45分の作品を上演。1回目から好評のティーチインも継続し、きょう12日から20日まで劇団/クリエイター/観客の新たなコミュニケーションの場を提供していく。
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