佐々木蔵之介「カッコいいせりふが1つもない」 極度の倹約家役に苦笑い

佐々木蔵之介「カッコいいせりふが1つもない」 極度の倹約家役に苦笑い

 俳優の佐々木蔵之介が21日、東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウスで舞台『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』の公開ゲネプロ&取材会に参加した。



【集合ショット】インパクト大なビジュアルで登場したキャスト陣



 フランスの劇作家、モリエールの大傑作と言われる「守銭奴」。あらゆることに金を出し渋る極度の倹約家(ドケチオヤジ)である主人公のアルパゴンを佐々木が熱演。過剰なテンションで、過剰なまでの倹約ぶりと強欲さを笑劇的な滑稽(こっけい)さで描く爆笑コメディーとなる。



 本作は、ルーマニアを代表する舞台演出家のシルヴィウ・プルカレーテ氏が演出を務める。いよいよ初日が2日後に迫り、佐々木は「やっとここまで来られたな、という感じ。けいこ中に、みんなで積み上げては壊し、積み上げては壊しをした。けいこで『イケるぞ』と思わずに常に不安で『大丈夫だろうか』というのを積み重ねてきたけど、きょうお見せすることができて本当によかった」としみじみ。



 プルカレーテ氏の演出を問われると加治将樹は「とんでもない角度からのアイデアがあった」とし、佐々木も「僕たち役者が、ある程度『このシーンはこうだろうな』と想定した遥か斜め上を演出される。それに戸惑って自分たち役者が整合性を合わせるのにも時間が掛かった」としみじみ。また、「プルカレーテさんは、そのシーンが終わったら2~3時間で帰る。その後に僕らが復習」と笑いながらも「その時間が、とてつもなく幸せ」と感謝していた。



 また、手塚とおるは「蔵之介さんがものすごい。『リチャード三世』の時もすごいと思ったけど、今回もすごい」と絶賛。佐々木は「比べられない。別物」と苦笑いし「舞台でカッコいいせりふを1度も言っていない。初めてですね」と“特殊な役”について語っていた。



 取材会には、竹内將人、大西礼芳も参加した。



 23日から12月11日まで同所。宮城、大阪、高知でも上演される。
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