井上真央&佐藤健&松山ケンイチ、切ないラブストーリーで“化学反応”に期待「大切な人を想える作品に」
俳優・井上真央が主演、佐藤健、松山ケンイチが共演する、TBS系金曜ドラマ『100万回 言えばよかった』(来年1月13日スタート 毎週金曜 後10:00)。数多くのドラマ・映画に出演してきた井上、佐藤、松山だが、意外にも今回がそれぞれ連続ドラマ初共演となる。このほど都内スタジオで“初顔合わせ”が行われ、3人そろって取材に応じた。
【写真】井上真央&佐藤健&松山ケンイチ…豪華3ショットを公開
同ドラマは、非情な運命に必死にあらがい、奇跡を起こそうとする3人の姿を中心に、実力派俳優たちが大切な人を思う心の機微を紡ぐ。脚本家・安達奈緒子氏が完全オリジナルで“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリーを描く。
幼なじみだったが、大人になってから偶然再会し、改めてお互いを運命の相手だと確信した相馬悠依(井上)と鳥野直木(佐藤)。運命のいたずらなのか、悠依にプロポーズしようと心に決めた矢先、直木は不可解な事件に巻き込まれ突然悠依の前から姿を消してしまう。悲しみに暮れながらも直木を懸命に探す悠依だったが、実は直木は自分が死んだのかわからないまま魂となって現世をさまよい続けていた。
自分の声が悠依に届かず、何かがおかしいと不安を感じている彼の前に現れたのは、唯一直木の存在を認識できる刑事の魚住譲(松山)。直木は譲に、自分の言葉を悠依に伝えてほしいと頼むのだが…。一番愛している人にきちんと「ありがとう、さようなら、愛している」を言えないまま別れることになってしまった直木は、その“思い残し”を果たすことができるのか…。
――本作への出演が決まった際の心境を教えてください
<井上真央>
三人での共演は初めてですし、生きること、愛すること、いろいろなテーマが詰まったドラマだと思います。オリジナル脚本なのでどのような展開になっていくのか、私自身楽しみです。
<佐藤健>
作品のテーマも自分が演じる役も共演の皆さんとのお芝居もすごく楽しみ。とてもワクワクしています。
<松山ケンイチ>
真央ちゃんとは、19年前のスペシャルドラマ以来の共演になりますかね。いろんな話を聞きながら演技も楽しみたい。健くんとは初めて。さっきも『これはまず僕らが取材会やった方がいいよね、お互いにインタビューした方がいいよね』と話していました(笑)。
<佐藤健>
インタビューを受けてる場合じゃない。まずこの3人の中で仲を深めていかないと(笑)。
――これまで役者としてお互いにどんな印象を抱いていましたか?
<井上真央>
佐藤さんは男女問わず、人気のある方という印象です。(共演を聞いた)いろんな方に『いいなぁ』って言われました(笑)。佐藤さんも松山さんも、頼れる、信頼できる感じがしています。
<佐藤健>
井上さんは、ご本人のイメージがベールに包まれてる女優さんだと思っています。作品では“ここぞ”というところに出て、渾身の一発を世に放つストロングスタイルな女優さんのイメージですね。
<松山ケンイチ>
2人ともすごく好きな方なので楽しみにしてるっていうのがまずありますね。最初に言ったことの繰り返しになっちゃうんですけど、いろいろ聞きたいですよね。何か聞いてみたいこと? え、ここで言うんですか? ここで喋れないことを休憩中とかに喋りますよ(笑)。
――今作はオリジナル脚本となりますが、物語のあらすじや台本を読んだ感想を教えてください
<井上真央>
ラブストーリーというだけではなく「あの時、あの人にきちんと伝えておけばよかった」と誰もが思う経験や、大切な人との生や死も描かれています。改めて大切な誰かを想える温かい作品だと思います。
<佐藤健>
本当に感動しましたし、胸を打たれました。まだ物語の全貌を把握しているわけではないのですが、切ないです。人を好きになる気持ち、その大切な人に伝えたいことがあっても、自分の声で直接届けられなかったり、大好きな人をすごく守りたいんだけど、自分は幽霊だから守れない。なぜか僕のことを見えている一人のイケメン(譲)に頼らないと、大切な人を守ることさえできない。今まで幽霊モノってあんま深く考えたことなかったけど、こんなにもドラマティックにする要素が詰まっていたんだと発見しましたし、それをこれから形にしていけることが非常に楽しみです。
<松山ケンイチ>
健くんも一緒だと思いますけど、これをどう演じようかってときに『じゃあ、お化けに聞いてみよう』ってできないじゃないですか。そこの難しさというはあると思います。ただ、そういう“見えない部分”って、人の気持ちや意志、空気感と似ているような気がしていて、見えないんだけども感じているということは確実にあると思います。そこをきちんと台本から読み取って表現していきたいなっていう風に思ってます。
――自身が演じる役柄に似ている部分や共感する部分はありますか?
<井上真央>
悠依はピュアで信じていたいという気持ちが強い子です。運命だと思える人と出会えた喜びが大きいからこそ、突然失ってしまった悲しみも深いと思います。佐藤さんが演じる直木をとにかく真っ直ぐに想いたいです。
<佐藤健>
強がったり、恥ずかしがってしまうことで素直に言えないことってあるじゃないですか、そういう部分が非常に共感できます。何でもかんでも自分の思いを素直に表現できる人は羨ましいなと思ったりしますね。
<松山ケンイチ>
役どころは、お化けが見える人(笑)。でもそういう風な人間になってみたいな とも思うんですよ。もし僕がお化けが見える人だったら、めちゃくちゃインタビューしたい。大昔の人のリアルな話って僕らにとって本当に勉強になる、貴重なものだと思うんですよね。例えば『清盛の時代はどうだったのか?』って。そうしたら時代考証のプロになれますもんね 。あとはチャップリン、三船敏郎さん、黒澤明監督とも話がしたい。この譲というキャラクターが羨ましくてしょうがないです。
【写真】井上真央&佐藤健&松山ケンイチ…豪華3ショットを公開
同ドラマは、非情な運命に必死にあらがい、奇跡を起こそうとする3人の姿を中心に、実力派俳優たちが大切な人を思う心の機微を紡ぐ。脚本家・安達奈緒子氏が完全オリジナルで“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリーを描く。
幼なじみだったが、大人になってから偶然再会し、改めてお互いを運命の相手だと確信した相馬悠依(井上)と鳥野直木(佐藤)。運命のいたずらなのか、悠依にプロポーズしようと心に決めた矢先、直木は不可解な事件に巻き込まれ突然悠依の前から姿を消してしまう。悲しみに暮れながらも直木を懸命に探す悠依だったが、実は直木は自分が死んだのかわからないまま魂となって現世をさまよい続けていた。
自分の声が悠依に届かず、何かがおかしいと不安を感じている彼の前に現れたのは、唯一直木の存在を認識できる刑事の魚住譲(松山)。直木は譲に、自分の言葉を悠依に伝えてほしいと頼むのだが…。一番愛している人にきちんと「ありがとう、さようなら、愛している」を言えないまま別れることになってしまった直木は、その“思い残し”を果たすことができるのか…。
――本作への出演が決まった際の心境を教えてください
<井上真央>
三人での共演は初めてですし、生きること、愛すること、いろいろなテーマが詰まったドラマだと思います。オリジナル脚本なのでどのような展開になっていくのか、私自身楽しみです。
<佐藤健>
作品のテーマも自分が演じる役も共演の皆さんとのお芝居もすごく楽しみ。とてもワクワクしています。
<松山ケンイチ>
真央ちゃんとは、19年前のスペシャルドラマ以来の共演になりますかね。いろんな話を聞きながら演技も楽しみたい。健くんとは初めて。さっきも『これはまず僕らが取材会やった方がいいよね、お互いにインタビューした方がいいよね』と話していました(笑)。
<佐藤健>
インタビューを受けてる場合じゃない。まずこの3人の中で仲を深めていかないと(笑)。
――これまで役者としてお互いにどんな印象を抱いていましたか?
<井上真央>
佐藤さんは男女問わず、人気のある方という印象です。(共演を聞いた)いろんな方に『いいなぁ』って言われました(笑)。佐藤さんも松山さんも、頼れる、信頼できる感じがしています。
<佐藤健>
井上さんは、ご本人のイメージがベールに包まれてる女優さんだと思っています。作品では“ここぞ”というところに出て、渾身の一発を世に放つストロングスタイルな女優さんのイメージですね。
<松山ケンイチ>
2人ともすごく好きな方なので楽しみにしてるっていうのがまずありますね。最初に言ったことの繰り返しになっちゃうんですけど、いろいろ聞きたいですよね。何か聞いてみたいこと? え、ここで言うんですか? ここで喋れないことを休憩中とかに喋りますよ(笑)。
――今作はオリジナル脚本となりますが、物語のあらすじや台本を読んだ感想を教えてください
<井上真央>
ラブストーリーというだけではなく「あの時、あの人にきちんと伝えておけばよかった」と誰もが思う経験や、大切な人との生や死も描かれています。改めて大切な誰かを想える温かい作品だと思います。
<佐藤健>
本当に感動しましたし、胸を打たれました。まだ物語の全貌を把握しているわけではないのですが、切ないです。人を好きになる気持ち、その大切な人に伝えたいことがあっても、自分の声で直接届けられなかったり、大好きな人をすごく守りたいんだけど、自分は幽霊だから守れない。なぜか僕のことを見えている一人のイケメン(譲)に頼らないと、大切な人を守ることさえできない。今まで幽霊モノってあんま深く考えたことなかったけど、こんなにもドラマティックにする要素が詰まっていたんだと発見しましたし、それをこれから形にしていけることが非常に楽しみです。
<松山ケンイチ>
健くんも一緒だと思いますけど、これをどう演じようかってときに『じゃあ、お化けに聞いてみよう』ってできないじゃないですか。そこの難しさというはあると思います。ただ、そういう“見えない部分”って、人の気持ちや意志、空気感と似ているような気がしていて、見えないんだけども感じているということは確実にあると思います。そこをきちんと台本から読み取って表現していきたいなっていう風に思ってます。
――自身が演じる役柄に似ている部分や共感する部分はありますか?
<井上真央>
悠依はピュアで信じていたいという気持ちが強い子です。運命だと思える人と出会えた喜びが大きいからこそ、突然失ってしまった悲しみも深いと思います。佐藤さんが演じる直木をとにかく真っ直ぐに想いたいです。
<佐藤健>
強がったり、恥ずかしがってしまうことで素直に言えないことってあるじゃないですか、そういう部分が非常に共感できます。何でもかんでも自分の思いを素直に表現できる人は羨ましいなと思ったりしますね。
<松山ケンイチ>
役どころは、お化けが見える人(笑)。でもそういう風な人間になってみたいな とも思うんですよ。もし僕がお化けが見える人だったら、めちゃくちゃインタビューしたい。大昔の人のリアルな話って僕らにとって本当に勉強になる、貴重なものだと思うんですよね。例えば『清盛の時代はどうだったのか?』って。そうしたら時代考証のプロになれますもんね 。あとはチャップリン、三船敏郎さん、黒澤明監督とも話がしたい。この譲というキャラクターが羨ましくてしょうがないです。