村瀬歩、『七つの大罪 怨嗟のエジンバラ』トリスタンの役作り

村瀬歩、『七つの大罪 怨嗟のエジンバラ』トリスタンの役作り

 動画配信サービス「Netflix」で独占配信中の完全新作アニメーション映画『七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 前編』。主人公トリスタンを演じるのは、『ハイキュー!!』シリーズの主人公・日向翔陽役や『魔入りました!入間くん』の鈴木入間役などを務める声優の村瀬歩。人気キャラクターの数々をいかにして演じ分けているのか? 本作のトリスタンの役作りは?



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 人気漫画『七つの大罪』の原作者・鈴木央が描き下ろした本作は、“大罪”シリーズの主人公・メリオダスと、その妻・エリザベスの息子・トリスタンが両親から受け継いだ“大きな力”と向き合いながら、家族を守るために戦いに挑む冒険ファンタジー。



 「どの作品においても“目的意識”だけは間違えないように気を付けています。台本の読み解きは論理的に行うことがキモだと思っている」という村瀬は、「台本をもらったらまずそのキャラクターの目的意識が何なのか絶対に考えます。目的意識というのはそのキャラがなぜそれ言ったのかとか、なんのためにどこに向かうだとか、行動理念の柱を理解することです」



 本作についても「神の目=視聴者の目として見たときに、起こる事実として描かれているのは一つの物語なのですが、実はメリオダス視点もエリザベス視点もトリスタン視点も、ちょっとずつ見え方が違うんですよ。視聴者が見ていることと、自分の役の視点で見えていることはどう違うのかっていうのを論理的に理解しておかないとっていうのは大事にしていました」と語り、キャラクターの行動にフォーカスして心情を読み解き、理解しようとする演技への強いこだわりを明かしている。



 そんな村瀬でも、トリスタン役を演じる際につまずいたことがあるそうで、「最初はトリスタンの強大な力について、彼は誰にも打ち明けちゃいけないものだと思っていて、楽しいことをしていても上の空みたいなイメージで演じていたのですが、『そうじゃない』とディレクションを受けたんです。そこで初めてトリスタンが力のことをどのように感じているか、自分の初手の捉え方が間違えていると気づきました」と打ち明ける。



 そんな時でも「目的意識さえ間違えなければ『オレンジ色で塗ってください』って言われても『あ、そっか、黄色で塗ってた』くらいのちょっとした違いで済むので、ディレクションがあっても『あ、そういう色合いが好きなんだ』という風に受け入れやすいかったです」と軌道修正もクリア。変幻自在にキャラクターにマッチする声を生み出す村瀬の底力がうかがえる。
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