『龍騎ナイト』司会を務めた裏話 キャストのサービス精神に感謝 【篠宮暁の特撮ヤベーイ!】第17回
ピン芸人・オジンオズボーン篠宮による大好きな特撮に特化したコラム『オジンオズボーン篠宮暁の特撮ヤベーイ!』。第17回は、昨年末に行われた公開中の映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』の『龍騎ナイト』の思い出をトーク。
【動画】『仮面ライダー龍騎』須賀貴匡×松田悟志×萩野崇が思い出トーク
昨年は『機界戦隊ゼンカイジャー』で爆笑から始まり、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で最初はどういう見方をしていいか戸惑いつつ、見方がわかってからはどっぷりハマり、『仮面ライダーリバイス』は最終回に近づくにつれ泣かされ、『仮面ライダーギーツ』では新たなアクション、新たな演出を見せてもらい、Amazonプライムで配信された『仮面ライダーBLACK SUN』に大興奮した一年だった。
今年2023年は『ギーツ』の動向をしっかりと追いつつ、『ドンブラザーズ』がどこに、そしてどういった着地をするのか見届け、『シン・仮面ライダー』で確実に受けるであろう衝撃に備えつつ、20周年記念作品が公開予定の『忍風戦隊ハリケンジャー』と『爆竜戦隊アバレンジャー』に心を躍らせることになりそうだ。そしてこれ以外でも胸をアツくしてくれるニュースがきっと発表されるだろう。今年も全力で特撮を愛していく。
早速だが年を超えても絶賛公開中なのが『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』。『リバイス』の最終話で消滅してしまったバイスが復活するシーンも注目すべきシーンだし、やはり何と言っても令和に『仮面ライダー龍騎』を巨大スクリーンで見られるのは何よりも幸せである。
年末の12月29日、新宿バルト9で『MOVIEバトルロワイヤル』上映後に龍騎出演者の須賀貴匡さん、松田悟志さん、萩野崇さんという仮面ライダー龍騎、仮面ライダーナイト、仮面ライダー王蛇の御三方に加えて『MOVIEバトルロワイヤル』の監督でもあり、龍騎当時は助監督として現場に参加されていた柴崎貴行監督(※さきはたつ崎)と、『仮面ライダーギーツ』、『仮面ライダー龍騎』の両作品でプロデューサーを担当されてる武部直美さんが登壇してトークを繰り広げる『龍騎ナイト』というイベントが催された。このイベントではありがたいことに自分が司会として参加させていただいたわけだが、正直に言おう。トークパートが30分では全く足らない。少し裏の話をするとトークが盛り上がることを予想してスタート時間を少し早めてもいたし、トークを長く聞きたいから自分が出てから皆さんを呼び込むまでをかなり巻きでしゃべった。
しかし、そんなものは焼け石に水で登壇者、特に松田さんと萩野さんがとにかくしゃべり倒すし、皆さんサービス精神旺盛すぎるし、柴崎監督にいたっては当時の龍騎の映画『EPISODE FINAL』の台本、しかもネタバレを防ぐために二冊用意されてたという噂には聞いたことある代物を持って来られてたし、龍騎のパイロット監督である田崎竜太監督(※さきはたつ崎)が事細かにかいた資料も持って来られてるものだから、正直最低でも90分は欲しいところだった。
客席は超満員で、アイドルファンさながらうちわを持つお客さんの姿も多数見受けられ、また前のめりで食い入るように見る男性のファンもたくさんいた。そしてトークの途中、松田さんがそんな客席を見て何かに気づく。「宮崎さん!!」。何と客席に仮面ライダーで相当数のアクション監督を担当され、もちろん龍騎でもアクション監督をされていた宮崎剛さんがいた。尺に余裕があれば宮崎監督のお話もうかがいにいってたことだろう。このイベントで一番印象に残ったフレーズは松田さんの口から出た「看取られ合い」だ。テレビシリーズでは蓮が真司を看取り、2年前の『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』では真司が蓮を看取っていたが、今回はどちらも息を引き取ることなくエンディングで去っていく姿がまた新たな龍騎の終わり方を見せてくれてる。自分もあのシーンの二人が別の道に行くも二人とも微笑んでるところこの映画で一番好きだったりする。お正月、時間に余裕がある方は劇場でエモい『龍騎』を目に焼き付けてほしい。
【動画】『仮面ライダー龍騎』須賀貴匡×松田悟志×萩野崇が思い出トーク
昨年は『機界戦隊ゼンカイジャー』で爆笑から始まり、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で最初はどういう見方をしていいか戸惑いつつ、見方がわかってからはどっぷりハマり、『仮面ライダーリバイス』は最終回に近づくにつれ泣かされ、『仮面ライダーギーツ』では新たなアクション、新たな演出を見せてもらい、Amazonプライムで配信された『仮面ライダーBLACK SUN』に大興奮した一年だった。
今年2023年は『ギーツ』の動向をしっかりと追いつつ、『ドンブラザーズ』がどこに、そしてどういった着地をするのか見届け、『シン・仮面ライダー』で確実に受けるであろう衝撃に備えつつ、20周年記念作品が公開予定の『忍風戦隊ハリケンジャー』と『爆竜戦隊アバレンジャー』に心を躍らせることになりそうだ。そしてこれ以外でも胸をアツくしてくれるニュースがきっと発表されるだろう。今年も全力で特撮を愛していく。
早速だが年を超えても絶賛公開中なのが『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』。『リバイス』の最終話で消滅してしまったバイスが復活するシーンも注目すべきシーンだし、やはり何と言っても令和に『仮面ライダー龍騎』を巨大スクリーンで見られるのは何よりも幸せである。
年末の12月29日、新宿バルト9で『MOVIEバトルロワイヤル』上映後に龍騎出演者の須賀貴匡さん、松田悟志さん、萩野崇さんという仮面ライダー龍騎、仮面ライダーナイト、仮面ライダー王蛇の御三方に加えて『MOVIEバトルロワイヤル』の監督でもあり、龍騎当時は助監督として現場に参加されていた柴崎貴行監督(※さきはたつ崎)と、『仮面ライダーギーツ』、『仮面ライダー龍騎』の両作品でプロデューサーを担当されてる武部直美さんが登壇してトークを繰り広げる『龍騎ナイト』というイベントが催された。このイベントではありがたいことに自分が司会として参加させていただいたわけだが、正直に言おう。トークパートが30分では全く足らない。少し裏の話をするとトークが盛り上がることを予想してスタート時間を少し早めてもいたし、トークを長く聞きたいから自分が出てから皆さんを呼び込むまでをかなり巻きでしゃべった。
しかし、そんなものは焼け石に水で登壇者、特に松田さんと萩野さんがとにかくしゃべり倒すし、皆さんサービス精神旺盛すぎるし、柴崎監督にいたっては当時の龍騎の映画『EPISODE FINAL』の台本、しかもネタバレを防ぐために二冊用意されてたという噂には聞いたことある代物を持って来られてたし、龍騎のパイロット監督である田崎竜太監督(※さきはたつ崎)が事細かにかいた資料も持って来られてるものだから、正直最低でも90分は欲しいところだった。
客席は超満員で、アイドルファンさながらうちわを持つお客さんの姿も多数見受けられ、また前のめりで食い入るように見る男性のファンもたくさんいた。そしてトークの途中、松田さんがそんな客席を見て何かに気づく。「宮崎さん!!」。何と客席に仮面ライダーで相当数のアクション監督を担当され、もちろん龍騎でもアクション監督をされていた宮崎剛さんがいた。尺に余裕があれば宮崎監督のお話もうかがいにいってたことだろう。このイベントで一番印象に残ったフレーズは松田さんの口から出た「看取られ合い」だ。テレビシリーズでは蓮が真司を看取り、2年前の『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』では真司が蓮を看取っていたが、今回はどちらも息を引き取ることなくエンディングで去っていく姿がまた新たな龍騎の終わり方を見せてくれてる。自分もあのシーンの二人が別の道に行くも二人とも微笑んでるところこの映画で一番好きだったりする。お正月、時間に余裕がある方は劇場でエモい『龍騎』を目に焼き付けてほしい。