岡崎紗絵「自然体の女性に憧れ」 カイロ20枚貼るストイックな姿勢も「おしゃれって我慢なんです」

岡崎紗絵「自然体の女性に憧れ」 カイロ20枚貼るストイックな姿勢も「おしゃれって我慢なんです」

 俳優の岡崎紗絵(27)が主演を務める、テレビ東京ドラマ25『花嫁未満エスケープ 完結編』(毎週金曜 深0:52~)の第2話が、きょう13日に放送される。2022年4月クールに放送された、岡崎の初主演ドラマ『花嫁未満エスケープ』の続編となる。



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 今回ORICON NEWSでは、岡崎にインタビューを実施。続編決定への思いや撮影舞台裏、そして「自然体である女性にすごく憧れる」という岡崎の目指す俳優像について聞いた。



■『花エス』続編決定に喜び「こんなに早く集結できるのか」



 前作は、250万ダウンロードを超えるBookLive発の同名電子コミックが原作。“結婚適齢期”を迎えたアラサー主人公が結婚に踏み切らない今カレ・尚紀(中川大輔)と高校時代の元カレ・深見(浅香航大)の三角関係で揺れる恋愛模様が描かれている。TikTokの動画再生回数が1億回を超えるなどの大反響に岡崎は「素直にうれしくてうれしくて」とにっこり。「みんなで作り上げたものが羽ばたいて広がっていくのは本当にうれしいです。コメントも見ることができて、ダイレクトに(反響が)返ってくる時代なので、いろんな意見が展開されて広がっていくのも楽しいなって思いました」と振り返る。



 そして、『完結編』放送は前作から半年でかなった。岡崎も「こんなに早く集結できるのかとびっくりしました。うれしかったです」と驚きを隠せない。物語の舞台も前作から半年後となり、駆け出しのデザイナーとして仕事に邁進し、恋愛から遠ざかっていた岡崎演じる主人公・柏崎ゆうに、再び恋の兆しが訪れることで登場人物たちの物語が動き出す。原作にはない完全オリジナルのラブストーリーとなっている。



 岡崎は「(『完結編』決定までの半年の)間にもドラマに出演させていただいたりしたので、そこで感じたものや共演される方の空気感など、たくさんの方にお会いして刺激をもらいました。前回よりも成長していないといけないと思います」と意気込む。



 『完結編』では、前作から続投するキャストに加え、新しい恋の相手・作良として、井上祐貴が出演する。作良については「年下だけど大人っぽい方だなという印象がある」という。「言葉で多くを語らないイメージがあって。でも好きなことにはまっすぐで止まらないところがかわいらしい。一緒にいろいろな問題を乗り越えるのですが、作良さんすてきだなと思いました」と語り、新たな恋の相手への期待を高めた。



■「笑いが絶えない現場」も寒さに苦戦「日本で1番カイロを貼ってる」



 続投キャストや制作陣とも、半年ぶりの再会だった。岡崎は「前作を見たり、台本を読んだりしてどんな感じだったかを振り返りつつ、撮影していくうちに自然と戻れる感じがありました」と回顧。さらに、「カメラマンさんの娘さんにお会いできた」というほっこりエピソードも。「保育園でのシーンで、カメラマンさんの奥さんとお子さんが出られていて。抱っこさせてもらえたりとかしてうれしかった」と愛おしそうな笑顔を見せた。



 「笑いが絶えない現場」だというが、“エスケープ”したいことを問われた岡崎は「早く寒さから逃げたいです」と苦笑い。ゆうの実家・長野での撮影では、雪も降っていた。寒さが苦手な岡崎は「衣装が薄手のものが多かったんです。おしゃれって我慢なんです」と困り顔。「中にどれだけ仕込めるかという勝負だったので、カイロを20枚ぐらい貼って。日本で1番カイロを貼ってる人間じゃないかな」と徹底的な防寒対策を明かした。



 寒さに耐えた長野でのロケだったが、今年初めての雪を体験。「粉雪が舞って幻想的な風景が広がっていました。長野ならではの風景を体感できて良かったです」と思い返す。さらに、寒さに耐えた後は至福の時間も。「温かいスープや飲みものを飲むのが本当に幸せ」だと語る。特に、みそ汁がおすすめだといい「癒されます。頑張ったな今日もって思います」といい、エネルギーの源になっている。



■ゆうを演じ考え方に刺激「少しでも近づけるように頑張りたいです」



 前作でのゆうは、結婚をゴールにしている女性だった。岡崎も「周囲の環境もあると思うのですが、ゆうちゃんを見ているとやっぱり30歳前後の女性が思う幸せのかたちの一つは結婚なのかなと思いました」と振り返る。



 等身大の役を演じたからこそ、心に残るせりふも多かった。「『誓いの言葉って相手とする約束ではなくて自分の中での覚悟の言葉だと思う』っていう言葉に、そうだな、すてきな考えだなって」と心を動かされたそう。「儀式的なことだと思ってしまっていた部分があったんですけど、ちゃんと考えるとそうだなって。お互いに幸せを預け合うというか、自分が選んだというか自分の中での覚悟の言葉っていいなって思ってそれはすごく好きな言葉です」と語った。



 そんな岡崎は「等身大であり、自然体である女性ってすごく憧れるんです」と打ち明ける。「等身大の女性を演じたのが(同作が)初めてだったので、新鮮でしたし、そういう役をやって自然体の女性に憧れを抱いたので、少しでも近づけるように頑張りたいです」と意気込んだ。
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