時代遅れの愛すべきミニシアターの群像悲喜劇、映画『銀平町シネマブルース』予告編
城定秀夫(『愛なのに』『ビリーバーズ』『夜、鳥たちが啼く』)が監督、いまおかしんじ(『れいこいるか』『神田川のふたり』)が脚本で初タッグを組み、主演を小出恵介が務める映画『銀平町シネマブルース』(2月10日より全国順次公開)の予告編が公開された。
【動画】映画『銀平町シネマブルース』予告編
時代遅れの小さな名画座 “銀平スカラ座”を舞台にした”グランドホテル方式”ならぬ”グランドミニシアター方式”のオリジナルの群像悲喜劇。くすぶる元映画監督と映画好きの愛すべきバカ者たちが集まり奔走し、また否応なしに続く日々を生きていく、そんな祭りの終わりと新たな旅の始まりの物語。
本作の主人公・さすらいの映画監督・近藤を小出、映画館の支配人・梶原役に吹越満、映画館に通うホームレスの佐藤役に宇野祥平。近藤のバイト仲間、足立・大崎役を藤原さくらと日高七海が演じる。
そして、銀平町で暗躍する謎の女性・黒田役に浅田美代子、老練な映写技師・谷口役に今年5月に急逝した渡辺裕之をはじめ、片岡礼子、藤田朋子が出演。ベテラン勢に加え、『愛なのに』の中島歩、さとうほなみ、『アルプススタンドのはしの方』の小野莉奈、平井亜門、さらに、ピンク映画・Vシネマの常連俳優まで、過去の城定作品に出演した俳優も顔をそろえる。ほかにも、出演・劇伴を担当した世界的ジャズミュージシャン・黒田卓也、関町知弘(ライス)、加治将樹、木口健太、小鷹狩八、谷田ラナなどが出演。
予告編には、小出扮する一文無しの近藤がミニシアター“銀平スカラ座”にたどり着くところから始まる。かつて青春時代に映画に夢中になった彼が、人情味あふれる支配人や老練な映写技師、そして個性豊かな常連客と出会い、もう一度映画と向き合い始めるまでが収められている。
借金を抱えながらもあの手この手で劇場を運営する梶原支配人(吹越)や、客席で涙するホームレスの佐藤(宇野)、映写窓から客席の様子を覗く笑顔の映写技師(渡辺)など、スカラ座に集う人たちの活き活きとした表情や、血飛沫を浴びたさとうほなみの姿など“劇中劇”の一部も確認できる。
埼玉県にある現役ミニシアター・川越スカラ座をロケセットとして撮影が敢行された本作。年齢も境遇も違う、多種多様な人間たちを受容する映画館という場所で、ひとときの高揚とそこはかとない物悲しさに満ちた人間模様がジンワリと胸を打つ。
【動画】映画『銀平町シネマブルース』予告編
時代遅れの小さな名画座 “銀平スカラ座”を舞台にした”グランドホテル方式”ならぬ”グランドミニシアター方式”のオリジナルの群像悲喜劇。くすぶる元映画監督と映画好きの愛すべきバカ者たちが集まり奔走し、また否応なしに続く日々を生きていく、そんな祭りの終わりと新たな旅の始まりの物語。
本作の主人公・さすらいの映画監督・近藤を小出、映画館の支配人・梶原役に吹越満、映画館に通うホームレスの佐藤役に宇野祥平。近藤のバイト仲間、足立・大崎役を藤原さくらと日高七海が演じる。
そして、銀平町で暗躍する謎の女性・黒田役に浅田美代子、老練な映写技師・谷口役に今年5月に急逝した渡辺裕之をはじめ、片岡礼子、藤田朋子が出演。ベテラン勢に加え、『愛なのに』の中島歩、さとうほなみ、『アルプススタンドのはしの方』の小野莉奈、平井亜門、さらに、ピンク映画・Vシネマの常連俳優まで、過去の城定作品に出演した俳優も顔をそろえる。ほかにも、出演・劇伴を担当した世界的ジャズミュージシャン・黒田卓也、関町知弘(ライス)、加治将樹、木口健太、小鷹狩八、谷田ラナなどが出演。
予告編には、小出扮する一文無しの近藤がミニシアター“銀平スカラ座”にたどり着くところから始まる。かつて青春時代に映画に夢中になった彼が、人情味あふれる支配人や老練な映写技師、そして個性豊かな常連客と出会い、もう一度映画と向き合い始めるまでが収められている。
借金を抱えながらもあの手この手で劇場を運営する梶原支配人(吹越)や、客席で涙するホームレスの佐藤(宇野)、映写窓から客席の様子を覗く笑顔の映写技師(渡辺)など、スカラ座に集う人たちの活き活きとした表情や、血飛沫を浴びたさとうほなみの姿など“劇中劇”の一部も確認できる。
埼玉県にある現役ミニシアター・川越スカラ座をロケセットとして撮影が敢行された本作。年齢も境遇も違う、多種多様な人間たちを受容する映画館という場所で、ひとときの高揚とそこはかとない物悲しさに満ちた人間模様がジンワリと胸を打つ。