俳優の藤原紀香、タレントの叶美香らを輩出した『第55回 ミス日本コンテスト 2023』の最終審査が23日、都内で行われ、兵庫出身の関西学院大社会学部2年・吉岡恵麻さん（よしおか・えま／20）がグランプリに決定。報道陣の取材に対応し、今後の展望について語った。



【写真】準ミス日本は”現役JK” 17歳・東海林杏朱さん



　吉岡さんは受賞のスピーチで「まさか自分を選んでいただけるなんて…。夢を見ているような気持ちです。今まで支えてくれた先生方、ファイナリストの13人、そして家族のみんな、全員に感謝したい」と感無量の表情。将来は「アナウンサー」を志望しており、「この賞をいただいたことで、さらに夢に向かって努力していきたい」と前を向いた。



　現在はセント・フォースに所属し、夢のために勉強会などに参加しているという。憧れのアナウンサーに「日本テレビの藤井貴彦さん」の名前を挙げ「言葉の一つひとつが心に刺さり、温かく包み込んでくれる。そういう言葉選びをするために努力してこられたのだと憧れます。私も頑張っていきたい」と力強く話した。



　「日本らしい美しさ」を掲げ、社会で活躍することを後押しする同コンテスト。現存する日本のコンテストでは最も古い歴史を持っており、俳優だけでなく、芸術家、映画監督、政治家など分野を問わず多くの女性を輩出している。



　そのほか「準ミス日本」に東京出身の目黒日大学高2年・東海林杏朱さん（とうかいりん・あんじゅ／17）、「ミス着物」に神奈川出身の東大文科1類2年・寺嶋琴さん（てらじま・こと／20）、「海の日」に東京出身の慶大法学部3年・稲川夏希さん（いながわ・なつき／21）、「みどりの大使」に東京出身の慶大大学院2年・上村さや香さん（かみむら・さやか／23）、「水の天使」に愛知出身の名大医学部2年・竹田聖彩さん（たけだ・せいあ／20）が選出された。