『進撃の巨人』作者、フランス漫画祭で特別賞 オークション出品で思い出の机手放し寄付へ

『進撃の巨人』作者、フランス漫画祭で特別賞 オークション出品で思い出の机手放し寄付へ

 第50回アングレーム国際漫画祭の授賞式が28日、フランス南西部アングレームで行われ、人気漫画『進撃の巨人』の作者・諫山創氏が特別賞を受賞した。



【写真】尊い…笑顔のエレンたち!イラスト付きの出品された『進撃の巨人』作者の机



 『進撃の巨人』は、2009年9月~2021年4月にかけて『別冊少年マガジン』(講談社)で連載された漫画で、「壁」の中で暮らす人類が、人を捕食する「巨人」相手に絶望的な戦いを強いられる物語。テレビアニメ化、実写映画化もされた人気作品となっている。



 また、諫山氏は今回、同漫画祭のオークションに、同作連載中に使用していた机4卓を出品。出品されたのは、『進撃の巨人』連載中に仕事場で使用していた机4卓となり、本物の証拠に諫山氏が自ら、木製の天板にマジックで「超大型巨人」「エレンとリヴァイ」「エレンとアルミン」「エレンとミカサ」のイラスト付きサインを描いている。



 この机4卓は現在、フランスのオークションサイトで入札することができる。諫山氏は今回のオークションについて動画コメントを寄せ、「今回オークションに出品させていただきますのは『進撃の巨人』の仕事場で使わせていただいた机です。この机は仕事に集中できるよう家具デザイナーだった父に頼んでオーダーメイドで作っていただきました」と説明。



 「制作していただいたのは故郷である日田にある「日東木工」さんです。この机の上で僕やアシスタントさん方と約4年間『進撃の巨人』が生み出されていきました」と伝えた。



 また、机との思い出も語り、「時には弁当を食べたり、突っ伏して寝たり、くだらない話で盛り上がった時も、締め切り前でピリピリした時も、担当さん達と話の展開を考えた時も、制作に費やした全ての時間、自分にとっては少し遅れてきた青春であり、この机と共にありました」と告白。



 「デジタル作画が主流となり、大人数で漫画制作することもなくなりつつあります。昨今においては、無用の長物なんですが、僕にとっては大変思い入れの深い机です。それが誰かの役に立てれば幸いです」と振り返った。



 最後に「オークションにあたりサインとイラストを書かせていただきました。昨今、悲しいニュースが多いですが、少しでも世界が平和になるように少しでも貢献したいと(考え)、今回ご購入いただきました代金は「国境なき医師団」に寄付させていただきます」と呼びかけた。



■オークション概要

サイトURL:https://drouot.com/v/136296-bande-dessinee-et-illustration

出品 : 机 4卓(各1卓ずつ)

諫山創自らによるオリジナルイラストつき

素材 : 木、金属

サイズ : H 112cm,/H planche 71,5cm, L 120cm, P 71,5cm

重量 : 約100kg

イラスト : 木製の天板にマジック



1 超大型巨人

2 エレンとリヴァイ

3 エレンとアルミン

4 エレンとミカサ



オークション開始額 : 500ユーロ 予想落札額 : 2000~4000ユーロ

※机は現在、東京にて保管中。日本国内からもオークションへ参加が可能で、机の発送は東京都より。オークション終了は2月11日午後4時30分。
カテゴリ