【エランドール賞】『鎌倉殿の13人』タイトル発案はスタッフ 三谷幸喜から「ものすごく僕の作品っぽい」

【エランドール賞】『鎌倉殿の13人』タイトル発案はスタッフ 三谷幸喜から「ものすごく僕の作品っぽい」

 1年を通じて映画・テレビ界で顕著な活躍をしたプロデューサーや、将来有望な新人俳優などを選出して表彰する『2023年エランドール賞』の特別賞に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)が選出され、2日、都内で授賞式が行われた。



【写真】プレゼンターとして山本耕史も登場



 制作チームの代表として登場した制作統括の清水拓哉氏は、受賞を喜びながら「2019年の秋頃にタイトルが決まらなくて三谷さんと話し合っていたんですが、ずっと浮かばなくて。『北条義時』で良いんじゃないかという話もあった」と明かした。



 そんな中、同じく制作統括をしていた尾崎裕和氏が『鎌倉殿の13人』を思いついたそうで、清水氏は「すぐに三谷さんに相談したら『僕が考えたんじゃないけど、ものすごく僕の作品っぽい」と話していたことを明かしていた。



 『鎌倉殿の13人』は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の『新選組!』、2016年の『真田丸』に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜氏が務め、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描いた。



■『2023年エランドール賞』主な受賞一覧」

プロデューサー賞映画部門:『ある男』(田淵みのり、秋田周平)

プロデューサー賞テレビドラマ部門:NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(堀之内礼二郎)

プロデューサー奨励賞テレビドラマ部門:『ミステリと言う勿れ』(草ケ谷大輔)

特別賞:「ONE PIECE FILM RED」製作委員会、『鎌倉殿の13人』制作チーム(NHK)、『silent』制作チーム(フジテレビ)

新人賞:中川大志、芦田愛菜、松下洸平、岸井ゆきの、間宮祥太朗、奈緒
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