『すずめの戸締まり』ヒロイン・原菜乃華、4月期ドラマで初社会人役「大人として映るよう試行錯誤」

『すずめの戸締まり』ヒロイン・原菜乃華、4月期ドラマで初社会人役「大人として映るよう試行錯誤」

 俳優の原菜乃華(19)が、小芝風花主演のテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』(4月スタート 毎週金曜 後11:15)に出演することが6日、わかった。北村一輝、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)の出演もあわせて発表された。



【写真】人生初の金髪姿を披露した小芝風花



 原作は、沙村広明氏による『月刊アフタヌーン』(講談社)で連載中の同名漫画。2020年の「マンガ大賞」では第4位にランクイン、さらに同年に地上波でアニメ化もされている。初実写化で主演を務める小芝は、突然深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく主人公・鼓田ミナレを演じる。



 原は、麻藤の部下で、円山ラジオ(MRS)の制作部アシスタントディレクター(AD)の南波瑞穂を演じる。新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』で主人公の声優に抜てきされた原は初の社会人役を演じることになる。



 北村は、スープカレー店の一アルバイトだったミナレをラジオ業界に導くことになる、ラジオ局の制作チーフディレクター・麻藤兼嗣を演じる。麻藤は、バーで偶然出会った酔っ払いのミナレの失恋話を聞いたことをきっかけに、ミナレのラジオパーソナリティーとしての素質を見出し、言葉巧みにラジオの世界へ誘う。ミステリアスな雰囲気を醸しながら、破天荒ヒロイン・ミナレを翻弄する物語のフィクサー的存在となる。



 片寄はミナレのアルバイト先のスープカレー店「ボイジャー」で働く同僚・中原忠也を演じる。中原は、ミナレに思いを寄せ、隙あらばアタックするも、その度にミナレには華麗にスルーされるピュアな男。それなのに正義感が強いゆえに空回りすることもしばしばで、困っている人を放っておけない性格が災いして、ミナレに降りかかるトラブルに巻き込まれる。



■原菜乃華(南波瑞穂役)コメント

原作とアニメを拝見させていただいたのですが、とても面白くて、先の展開が読めなくて、そしてカオスというか、今まで見たことのないような作品だったので、1日で一気見してしまいました。ラジオ局の新人ADさんの役なのですが、私自身あまり社会人の役を演じたことがないので、いつも現場でADさんの姿を見させていただきながら、どういう風にしたら社会人らしく、1人の大人としてちゃんと映るんだろうと考えながら、試行錯誤しています。

小芝さんとは今回初めて共演させていただくのですが、衣装合わせの時にバレンタインが近かったので、出演者の皆さんに生チョコをプレゼントしてくださって、すごく美味しかったですし、本当に優しくて、気配り上手な方で、とても憧れます。ミナレさんと瑞穂ちゃんの2人の掛け合いがとても面白いので、どういう風にやって、どういう空気感になっていくのか、とても楽しみです。

上司役である北村さんはとても優しく、北村さんがいらっしゃると、現場が明るくなるんです。いろんなことを教えてくださいますし、近くで拝見しながら常に勉強させていただいています。

この作品は今までにないような、先の読めない展開のドラマとなっていると思います。私自信ラジオが好きなので、きっとラジオ好きの方にも見ていただけたら、楽しんでもらえるんじゃないかなと思いますし、これを機にラジオの魅力をもっと知ってもらえたらうれしいなと思います。
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