気鋭シンガーソングライター・SG、初ワンマンライブで伝えた感謝と決意「これからは俺が会いに行く」
シンガーソングライターのSG(読み:エスジー)が22日、東京・渋谷のSpotify O-EASTにて、ワンマンライブ『SG 1st Concert “FINALE” #SGproject』を開催。自身初の単独公演という記念すべきステージで、様々なゲストアーティストを招きながら全17曲を披露した。
【写真】ワンマンライブを開催したSG
ライブはメロウな「Instagram」でスタート。ステージ後方に映し出された月を背に、SGはカウンターチェアに腰かけながら、情感豊かにしっとりと歌い上げる。そして「東京、会いたかったぜ。きょうは絶対に忘れられない日にするから」と叫び、日本語と韓国語を交えたリリックが印象的な「ひとくちのキス」を続け、心地よいグルーヴでフロアを揺らした。
その後、ミドルテンポな4ビートで踊らせる「Way Back Home」、ピアノの美しい旋律とエモーショナルなボーカルワークが涙を誘う「Lily」、ギターのミュートバッキングがスリリングに疾走するロックチューン「断捨離」など、曲調面でもパフォーマンス面でも振り幅の広さを提示していく。
■豪華なメンバーとのステージで魅せたボーカリストとしての多彩さ
中盤では、2022年6月から始動した「#SGproject」に参加したゲストアーティストとのコラボステージも披露。6曲目の「LOVE JENGA feat. 吉田凜音」では、重心をグッと落としたSGとキュートな凜音という男女混声のマッチングで魅せ、「Lottofeat. Novel Core」では、Novel Coreの強烈なライミングに対し、SGはパワフルでかつ伸びやかな歌唱で真っ向勝負を挑み、「閃光 feat. Aile the Shota」では、ボーカルエフェクトを駆使するShotaと絶妙なかけ合いを繰り出しながら、コール&レスポンスでファンも巻き込んだ。
「Y.O.L.O feat. 鈴木鈴木」では、十夢と聖七の2人とタオルを振り回しながら、ポップでカラフルな空気で会場を包み込む。SGは「こんなことしてくれると思わなかったわ」と豪華なサプライズゲストたちに感謝し、「CHOA Long ver.」の前には「この曲は写真、動画OKです。思い出残していこうぜ」とさらなるサプライズプレゼントも。そのまま客席からの合唱もひとつの要素として採り入れつつ、Rude-αと温かな空気を作り出した「Friends feat. Rude-α」や「心友」で“絆”を歌い、会場は感動に包まれた。
「死んでもいいや feat. 竹中雄大」では、Novelbrightのボーカリスト・竹中雄大がステージに登場。主メロとハモリを巧みに入れ替えて美しいハーモニーを紡ぎつつ、それぞれが突き抜けるようなハイトーンやフェイクを盛り込み、シンガーとしての実力を惜しみなく見せつけていった。
コラボステージを通してボーカルスタイルの自在さをアピールしたSGは、ファルセットとミックスボイスを行き交うテクニックで表現した「君に会いたいと願ったって」や、レゲエ風のビートもたたえた「僕らまた」など、歌唱法やリズムセンスでも魅了した。
■なんとなく音楽を続けていた自分への“FINALE”――決意を新たにファンへ誓う再会
最後のMCでは、「ありがとうございます」と改めてファンに感謝。そして、ステージの前面に歩み寄ってフロアとの距離を縮め、「夢の中にいるような感覚です」と心境を吐露しながら、「いっぱい話すことを決めていたんですけど、すっ飛んじゃいましたね…楽しすぎて。いいことを言うつもりだったんですけど(笑)」と笑いも誘う。
そして、「13年前に韓国から日本に来まして、そのときは音楽とかもわからなくて、普通に留学で来た学生だった」と振り返りながら、「『君、音楽の才能があるね』って言われたから始めて、本当に才能があるのかなと思いながら、なんとなく音楽をやっていた。3年前から動画を撮り始めたのもなんとなくでした。音楽がやりたいからではなく、音楽に導かれているからって」と当時の心境を告白。
「でもみんながいて、なんとなくじゃやっていられないと思った」と決意の瞬間を回顧し、「テキトーな自分を終わらせるためにこのアルバムとライブを作った」と経緯を説明しながら、「何度もやめたいと思った。ステージ立つのも曲を作るのも怖かった」と吐露。「でも、俺にはいたんだよ。3年前からさ、画面の向こうで応援してくれてありがとう。距離が遠くても、応援してくれてありがとうな」と感謝し、「これからは俺がちゃんとこの足で会いに行くから」と、力強く伝えた。
■『SG 1st Concert “FINALE” #SGproject』セットリスト
01. Instagram
02. ひとくちのキス
03. Way Back Home
04. Lily
05. 断捨離
06. LOVE JENGA feat. 吉田凜音
07. Lottofeat. Novel Core
08. 閃光 feat. Aile the Shota
09. 東京パラダイム
10. Y.O.L.O feat. 鈴木鈴木
11. CHOA Long ver.
12. Friends feat. Rude-α
13. 心友
14. 死んでもいいや feat. 竹中雄大
15. 君に会いたいと願ったって
16. 僕らまた
17. rainy day
■SGプロフィール
SGはYouTubeやTikTokを中心に活動する、日韓ハーフのネオシンガーソングライター。日本語と韓国語を織り交ぜて歌う独自のカバースタイルで人気を博し、開始わずか2年でTikTokフォロワーは84万人、YouTubeの登録者数は40万人、総再生数2億回を突破した。2021年4月リリースの3rdシングル『僕らまた』は「令和の卒業ソング」として話題となり、LINE MUSICチャートでの1位獲得をはじめ、SpotifyやiTunesなど各種音楽チャートにもランクインしている。
【写真】ワンマンライブを開催したSG
ライブはメロウな「Instagram」でスタート。ステージ後方に映し出された月を背に、SGはカウンターチェアに腰かけながら、情感豊かにしっとりと歌い上げる。そして「東京、会いたかったぜ。きょうは絶対に忘れられない日にするから」と叫び、日本語と韓国語を交えたリリックが印象的な「ひとくちのキス」を続け、心地よいグルーヴでフロアを揺らした。
その後、ミドルテンポな4ビートで踊らせる「Way Back Home」、ピアノの美しい旋律とエモーショナルなボーカルワークが涙を誘う「Lily」、ギターのミュートバッキングがスリリングに疾走するロックチューン「断捨離」など、曲調面でもパフォーマンス面でも振り幅の広さを提示していく。
■豪華なメンバーとのステージで魅せたボーカリストとしての多彩さ
中盤では、2022年6月から始動した「#SGproject」に参加したゲストアーティストとのコラボステージも披露。6曲目の「LOVE JENGA feat. 吉田凜音」では、重心をグッと落としたSGとキュートな凜音という男女混声のマッチングで魅せ、「Lottofeat. Novel Core」では、Novel Coreの強烈なライミングに対し、SGはパワフルでかつ伸びやかな歌唱で真っ向勝負を挑み、「閃光 feat. Aile the Shota」では、ボーカルエフェクトを駆使するShotaと絶妙なかけ合いを繰り出しながら、コール&レスポンスでファンも巻き込んだ。
「Y.O.L.O feat. 鈴木鈴木」では、十夢と聖七の2人とタオルを振り回しながら、ポップでカラフルな空気で会場を包み込む。SGは「こんなことしてくれると思わなかったわ」と豪華なサプライズゲストたちに感謝し、「CHOA Long ver.」の前には「この曲は写真、動画OKです。思い出残していこうぜ」とさらなるサプライズプレゼントも。そのまま客席からの合唱もひとつの要素として採り入れつつ、Rude-αと温かな空気を作り出した「Friends feat. Rude-α」や「心友」で“絆”を歌い、会場は感動に包まれた。
「死んでもいいや feat. 竹中雄大」では、Novelbrightのボーカリスト・竹中雄大がステージに登場。主メロとハモリを巧みに入れ替えて美しいハーモニーを紡ぎつつ、それぞれが突き抜けるようなハイトーンやフェイクを盛り込み、シンガーとしての実力を惜しみなく見せつけていった。
コラボステージを通してボーカルスタイルの自在さをアピールしたSGは、ファルセットとミックスボイスを行き交うテクニックで表現した「君に会いたいと願ったって」や、レゲエ風のビートもたたえた「僕らまた」など、歌唱法やリズムセンスでも魅了した。
■なんとなく音楽を続けていた自分への“FINALE”――決意を新たにファンへ誓う再会
最後のMCでは、「ありがとうございます」と改めてファンに感謝。そして、ステージの前面に歩み寄ってフロアとの距離を縮め、「夢の中にいるような感覚です」と心境を吐露しながら、「いっぱい話すことを決めていたんですけど、すっ飛んじゃいましたね…楽しすぎて。いいことを言うつもりだったんですけど(笑)」と笑いも誘う。
そして、「13年前に韓国から日本に来まして、そのときは音楽とかもわからなくて、普通に留学で来た学生だった」と振り返りながら、「『君、音楽の才能があるね』って言われたから始めて、本当に才能があるのかなと思いながら、なんとなく音楽をやっていた。3年前から動画を撮り始めたのもなんとなくでした。音楽がやりたいからではなく、音楽に導かれているからって」と当時の心境を告白。
「でもみんながいて、なんとなくじゃやっていられないと思った」と決意の瞬間を回顧し、「テキトーな自分を終わらせるためにこのアルバムとライブを作った」と経緯を説明しながら、「何度もやめたいと思った。ステージ立つのも曲を作るのも怖かった」と吐露。「でも、俺にはいたんだよ。3年前からさ、画面の向こうで応援してくれてありがとう。距離が遠くても、応援してくれてありがとうな」と感謝し、「これからは俺がちゃんとこの足で会いに行くから」と、力強く伝えた。
■『SG 1st Concert “FINALE” #SGproject』セットリスト
01. Instagram
02. ひとくちのキス
03. Way Back Home
04. Lily
05. 断捨離
06. LOVE JENGA feat. 吉田凜音
07. Lottofeat. Novel Core
08. 閃光 feat. Aile the Shota
09. 東京パラダイム
10. Y.O.L.O feat. 鈴木鈴木
11. CHOA Long ver.
12. Friends feat. Rude-α
13. 心友
14. 死んでもいいや feat. 竹中雄大
15. 君に会いたいと願ったって
16. 僕らまた
17. rainy day
■SGプロフィール
SGはYouTubeやTikTokを中心に活動する、日韓ハーフのネオシンガーソングライター。日本語と韓国語を織り交ぜて歌う独自のカバースタイルで人気を博し、開始わずか2年でTikTokフォロワーは84万人、YouTubeの登録者数は40万人、総再生数2億回を突破した。2021年4月リリースの3rdシングル『僕らまた』は「令和の卒業ソング」として話題となり、LINE MUSICチャートでの1位獲得をはじめ、SpotifyやiTunesなど各種音楽チャートにもランクインしている。