2023年度後期のNHK連続テレビ小説（第109作）『ブギウギ』でヒロインを務める俳優・趣里（花田鈴子役）が24日、NHK大阪放送局のスタジオでクランクインした。



【写真13枚】ヒロインの相手役は水上恒司！ 第2弾キャストがズラリ



　タイトルにある『ブギウギ』とは、陽気で踊り出したくなるような音楽リズムの一種で、多くの人を明るく元気にしたいという思いを込められている。ヒロイン・鈴子は、香川生まれの大阪育ち。銭湯の看板娘から、“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていく。大阪の華やかなステージ、生まれ故郷・香川への思い、そして夢を追いかけ東京へ…。さまざまな舞台が作品を彩り、今作は「これまでの朝ドラにはないほどの歌と踊り」が出てくるという。



　現在は柳葉敏郎（父・梅吉役）、水川あさみ（母・ツヤ役）が営む銭湯・はな湯のシーンなどを撮影中。今後はスタジオでの撮影に加えて、舞台地・香川などでもロケを行う予定だという。



　さらに東京パラリンピックのオープニング映像のディレクターを務めた牧野惇氏がデザインを担当した番組ロゴも決定した。



＜趣里＞

ついにクランクインしました！いよいよ始まるんだなという緊張感とともに現場に入りましたが、はな湯のメンバーは楽しい方ばかり。みなさん本当にあたたかく迎え入れてくれて安心しましたし、家に帰って来たかのような、ほっとする笑顔が自然と湧き出てくる楽しめる現場です。1年間、いつでも笑顔を忘れずに、支えてくださるすてきなキャスト・スタッフのみなさんと一緒に精一杯頑張っていきたいと思います。



＜柳葉敏郎＞

いよいよ撮影が始まりました。朝ドラの現場を目いっぱい楽しんでいます。花田家やはな湯の皆さんから、たくさん刺激をいただきワクワクしっぱなしです。梅吉は人間らしさにあふれていて感情が全面に出てくるとても大変な役ですが、全力で演じています。梅吉の人生を、一生懸命、生きていきます！



＜水川あさみ＞

ブギウギが無事クランクインを迎えました。花田家も初日から和気あいあいとにぎやかな空気だし、はな湯に集う愉快な仲間達も個性豊かで毎シーン笑わされています。そして鈴子を演じる趣里ちゃんが、ピカピカと周りを照らす太陽のようなお芝居でみんなを魅了しています。撮影はまだまだ始まったばかり、何が起きようとも心強いユニークなみんなと一緒に乗り越えられると思うとこれからの撮影が楽しみです。