久々にダークファンタジーを見たアニメ『 牙 -KIBA- 』

久々にダークファンタジーを見たアニメ『 牙 -KIBA- 』

カードゲーム系のアニメを普段あまりみないのですが、この作品は人間ドラマが面白くてもう一話、もう一話と、どんどん見て行ってしまったアニメです。


アメリカのアッパーデック社とタイアップしたカードゲーム『牙』のTVアニメ版


日本国内でももちろんの事、米国でも放送されたアニメで、従来のカードゲーム系アニメにありがちな、商品ばかりをクローズアップするわけでもなく、あくまでも主軸を人間ドラマに置き、販促よりも物語を最優先する丁寧な作品作りが特徴です。


子供向きであって子供向きではないアニメ。内容が非常に重くハードな物語なので、キャラクターたちはカードゲームと一緒だが、設定などの物語上での扱いはまったくの別物。


2006年4月2日から2007年3月25日までテレビ東京系列で放送されていました。


■無機質で閉鎖的な世界「カーム」

ゼッドは、「扉や門を壊せば違う世界に行ける気がする」という思いにとらわれ街を破壊して回り、学校や警察から追われていた。親友のノアは彼を心配するが、事情を知っているだけに何も言えず。またゼッドの母であるサラは精神を病んでおり、病室で日々を過ごしていた。そんなときゼッドを追って来た教師が突如豹変し、狂人となってゼッドに襲い掛かる。


それに呼応するように廃人だったはずのサラは正気を取り戻し、得体の知れない力を使って教師と戦う、何が何だか解らないまま、必死で警察から逃げ回り、追い詰められたとき、彼のもとに現れたのは巨大な光の渦だった。無我夢中で渦の中に飛び込み、やがてたどり着いたのは、「シャード」の力を使う能力者「シャードキャスター」が戦う、戦乱の異世界だった…。





 


■ゼッドが我武者羅に生き抜いていく様が爽やか

たくさんの人が死んでいくなかで、それでも挫ける事なく少年の感性に任せて暴れる姿は野性的でまっすぐ、逆にノアは大人の論理である絶対規律や秩序ある社会を信じて進んでいく。作中にでてくる少年たちがとにかく不憫で、運命に翻弄されてしまう。


そして大人は罪づくりな存在と言えます。


アニメというよりかは大河ドラマを見ているような表現、内容だったと思える。


朝にやっていたと思えないほどの重い話で、さまざま場所があって、作画も結構良かったし安定していたと思います。戦闘シーンも結構楽しくて、最終回は結構良い終わり方をしていて個人的に悪くないカードゲームアニメだと思えました。


そして、この作品をみた大人はうっかりどっぷりカードゲームにハマらないようにご注意ください。


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(あにぶ編集部/さっちん)
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