知っておきたい髪の秘密! なぜ髪質は加齢とともに変化する?

知っておきたい髪の秘密! なぜ髪質は加齢とともに変化する?

僕は現在31歳なのですが、10代の頃、自分の髪の毛についての不安が2つありました。

1つは「大人になってハゲたくない」という不安。男性ならこれは思春期の頃に必ず一度は恐れる将来です。

そしてもう1つが、「このきっつい天然パーマ、将来どうなるんだろう」という不安でした。


そう、僕は根っからの天然パーマで、あだ名は「鳥の巣」だった時期もあるほど。

青春時代はこの髪質がとにかく気に食わず、自分とそっくりの髪質をした祖母を見るたび、げんなりしたものです。

ちなみに祖父は直毛だったので、つくづく「どうして祖父に似なかったんだ」と思ったんですよね。まあ、遺伝だから仕方ないと諦めていたんですが。


ところが、20代の終盤頃から今現在はどうかというと、何故か髪質が変化しており、最近では本当に洒落で済む感じの軽いウェーブがかかった髪質になってしまいました。

初見の方には「パーマあててますよね?」と言われることも多くなり「いや、天パです」というと驚かれることも増えています。

「遺伝だから」と諦めていた髪質が、どうして変化してしまったのか。

怪我の功名ですが、理解できなかったため、今回ちょっとこの変化について調べてみました。



そもそも、くせ毛の原因って何?


実は、僕の身に起きたような変化は特に珍しいものではないようです。

知人の美容師に話を聞いたのですが、長く担当しているお客さんの髪質が徐々に変化するケースを、何件も知っていると話してくれました。

曰く「最初はストレートパーマが欠かせなかったり、アイロンを多用していたはずのお客さんが、徐々にストレートな髪質に変化していった」と言うのです。


これは一体どういうことでしょうか。

そもそもくせ毛の原因そのものは、髪質というか毛根に由来があるそうです。

毛根がまっすぐだと生えてくる髪の毛もストレートということになるのですが、この毛根がうねっているために、ここを通って生える髪の毛もうねってしまう人もいます。

僕もこの手のタイプでした。

毛根が歪んでいるから、そこから生える髪の毛も歪む。これが天然パーマの原因の1つだと考えられているようです。


また、他の原因としては髪の毛そのもののたんぱく質の結合状態が悪いことも考えられるのだとか。

この場合は、髪の毛の内部にあるたんぱく質が、いわばガチャガチャの失敗だらけになってしまうことで、うねりにうねった髪の毛となってしまうわけです。


 


じゃあ髪質はどうして変化するのか?


上記のような理由があって発生するくせ毛。

そんなくせ毛は、遺伝以外にもちょっとしたことで自分の身に降りかかるようです。


たとえば元々ストレートだったのに坊主にしたら、何故かくせ毛になっていたとか、僕とは逆のパターンで加齢に伴ってうねりが激しくなったとか。

僕の友人女性は、実際に一度スキンヘッドにしたところ、髪質が目に見えて悪化したという経験を持っています。

こうした極端な髪質の変化、その原因については完全に判然としてはいないのですが、一説には髪の水分バランスの変化や、加齢に伴ってホルモンバランスが変化したことに左右されているという話もあります。


坊主、スキンヘッドなどの極端な髪型の変更に伴って、これまで通りのヘアケアができなくなり、そのために生えてくる髪の毛が傷みやすくなったことで、くせ毛になる。

こういうこともない話ではないようです。

もっともこの場合、ある程度の長さになったらケアも十分に行き届くようになるので、長期的に見ればいずれ元の髪質に近い状態にリカバリー可能ということです。


一方でホルモンバランスの変化に伴う髪質の変化は、非常にデリケートな問題です。

加齢だけでなく、ストレスなどの外的要因でいかようにもホルモンの分泌量は変化していきます。

そのような狙って効果を反映させにくい変化によって、髪質に影響を及ぼすこともあるようですね。


 



おわりに


くせ毛を改善するためには様々な方法があります。

しかし、遺伝やホルモンバランスの微妙な変化というものは抗えないものです。


こういう部分にも人為的に操作が可能になったら、きっと思い思いのヘアケアが可能になるんでしょうけど……僕たちが生きているうち、というのは厳しそうですね。




(松本ミゾレ/ライター)


カテゴリ