EXILE SHOKICHIは、なぜソロに挑戦するのか―「絶賛夢追い中」の“今”抱く想い モデルプレスインタビュー

EXILE SHOKICHIは、なぜソロに挑戦するのか―「絶賛夢追い中」の“今”抱く想い モデルプレスインタビュー

【EXILE SHOKICHI/モデルプレス=4月13日】EXILEのSHOKICHI(30)が、モデルプレスのインタビューに応じた。2006年、EXILEの新ヴォーカリストオーディション「EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 ~ASIAN DREAM~」に参加したことをきっかけに、2007年新生J Soul Brothersメンバーとして始動。そして、2009年にはEXILEに加入する。昨年6月、シングル「BACK TO THE FUTURE」でソロデビューを果たし、4月27日には初のアルバム「THE FUTURE」をリリース。10代の頃から「歌手になる」という夢を追い続けた彼が、今伝えたい想いがここにすべて詰まっている。

◆少年時代から現在まで

「THE FUTURE」というタイトルの通り、ソロ・THE SECOND from EXILE・EXILEへと音楽の幅が広がる無限の可能性を持つ同作は、SHOKICHI自らが想いを込めて全ての曲を作詞。初のアルバムにして、集大成とも言える1枚となった。

EXILE、THE SECOND from EXILEでは、ボーカル兼パフォーマーとして活躍中のSHOKICHI。ステージ上で発する爆発的なパワーは凄まじく、熱量はグループ随一。今回のインタビューでは、そのルーツを探るべく、音楽と出会った少年時代から現在までの道のりを振り返ってもらった。

◆構想5年、制作2年半…初にして集大成

― 間もなくアルバムがリリースされますが、現在の心境を教えて下さい。

SHOKICHI:本当に感謝の気持ちでいっぱいです。構想5年、制作2年半をかけて作ったアルバムなので、集大成だなと思っています。自分自身で聴いていてもその時々のことを思い出します。心のアルバムをめくるような感覚というか。

― 中でも特に思い入れの強い楽曲は?

SHOKICHI:最後の『FUTURE』は、このアルバム象徴だと思っています。自分が今ここに立たせていただいているステージや、その活動の意味などすべてを語らせていただいています。このアルバムで伝えたかったことのすべてです。

◆「一生懸命夢を追いかけてて、恋に夢中で、がむしゃらに生きていた青春の日々」

― なるほど。『青の日々』は10代の頃の歌だとお聞きしました。

SHOKICHI:30歳になるときに、ノスタルジーにふけていたというか昔を懐かしんでいたタイミングがあったんです。「俺もそろそろか~」って思っていたときに、友達から中学生時代のプリクラが送られてきて。それを見たとき、中学生時代が眩しく見えたんですよね。世間をまだ何も知らないけど、一生懸命夢を追いかけてて、恋に夢中で、がむしゃらに生きていた青春の日々って素晴らしいなって思ったんです。それで、「物思いにふけていたら1曲できる!」と思って勢いで書き上げました。

― 30代になった今、10代の頃を振り返ってみていかがですか?

SHOKICHI:そのときは、今の自分の姿は全く想像できなかったですね。大人になった自分に見られているとも知らずに、プリクラの中の自分は格好つけてるわけですよ(笑)。

― (笑)。その頃から夢は歌手なることでしたか?

SHOKICHI:中学校の頃からバンドをやっていたので、ずっと歌手になりたいなと思っていました。夢を大きく持って、夢にもがいて…現実とのギャップにもどかしい日々を過ごしていました。

― 大人な中学生!

SHOKICHI:毎日しっくりきてなかったんですよ。音楽が好き過ぎて、歌手じゃない自分が辛くて。音楽を仕事にしたいって、毎日考えていましたね。そういう意味では若いときから、ずっと夢と一緒に歩いてきた感じがしています。

◆14歳で出会った夢

― はっきりと「歌手になるのが夢」と意識したのは、いつ頃ですか?

SHOKICHI:14歳のときです。その前はずっと野球をやっていて夢は野球選手だったんですけど、14歳で音楽と出会って、そこから夢が「歌手になりたい」に変わりました。その頃は、夢を追ってるなんてかっこいいものじゃなくて、もっと漠然としたものでしたけどね。

― そこからバンド結成につながっていくんですね。

SHOKICHI:そうですね。でも、そのときはあまり周りに言えなかったんです。北海道の田舎に住んでいたので、歌手になりたいって言ったら、誰もが「?」って感じでした。理解者はバンドメンバーの4人だけで、親も呆れていました。

― なるほど。今、こうやって夢を実現させたということは、それだけ意志が強かったということですよね。途中、心が折れそうになったり、諦めそうになったりということはなかったんでしょうか?

SHOKICHI:意思だけはとにかく強かったです。もちろん、心が折れそうなときも何度もありましたけど、その間もなく地元での音楽活動に没頭していたということもあり…。高校を卒業して、札幌のクラブやライブハウスで歌っていたので、心は折れてなかったですが、夢までは遠いなってずっと思っていました。

― そのあとに受けたのが、2006年の「EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 ~ASIAN DREAM~」。

SHOKICHI:そうですね。ほかにもオーディションを何個か受けて、落ちて、「あ゛~」ってなっていました。18歳とか19歳の頃でした。

◆「今の50倍くらい自信があった」大人になった今

― ちょうど周りと人生がわかれてくる年齢ですね。

SHOKICHI:そうそう、周りは就職とかして。でも、僕は根拠のない自信と情熱だけはあったので、夢を諦めることはなかったです。世間知らずだったということもありますが、今よりも不屈の精神で、自信に満ち溢れていました。本当に、今の50倍くらい自信ありましたから(笑)。

― 50倍!その自信は、大人になっていくにつれて減っていった感覚ですか?

SHOKICHI:大人になるにつれて、自分を俯瞰で見れるようなったんだと思います。自分の位置、レベルが理解できてきたんです。逆に、自分の強みにも気がついて、そこから自己プロデュースができるようになっていきました。ビジョンがより明確に想像できて、そのひとつにソロ活動があったんです。25歳くらいから野望を抱き始めて、それからHIROさんに企画書を提出しました。

― 企画書とは?

SHOKICHI:自分がどんなビジョンを描いているのか、どうしてソロをやりたいのかをまとめたものです。何曲かCDにもして、それもつけました。そこからすぐではないですが、やる気を買われてソロデビューになりました。

― 素晴らしい行動力。自ら掴みとった夢ですね。

SHOKICHI:言葉で伝えて、伝えきれなかったら嫌だなって思ったんです。それに、やりたいことが明確に浮かぶってことは、自分を信じている証だと思っているので。

― そうやって夢に向かう原動力はどこから湧いているのでしょうか?

SHOKICHI:EXILEに途中加入させていただいてから、どうやったらグループに貢献できる自分になれるんだろうって考えるようになったんです。先輩方の存在はすごいし、加入させていただいたからには恩返ししたいなと。それに、おこがましいですが、いつかは自分がグループを引っ張っていける存在にならなければいけない日も来るだろうとも思っていて。すご過ぎるEXILEと全然足りてない自分、そこを照らし合わせたとき「もっと力が欲しい」って考えたんです。ソロは自分がやりたいって言ったので責任もありますし、僕がパワーアップすれば絶対グループの活動に繋がっていくと思うんですよ。

◆グループのために…「もう賽は投げられている」

― すべてはグループのために…と。ソロになって、改めて感じることはありますか?

SHOKICHI:自分の力のなさとか、EXILEとの距離は痛いくらいに。ただ、それがすごく勉強になっていて、自分に足りないものも分かってきました。その部分に関しては、思惑通りです。

― そこまで自分を客観視できる人はなかなかいないと思います。

SHOKICHI:仕事を始めてから、しっかり向き合えるようになりました。もう賽は投げられていますから、「もういいや」ともなれないです。

― その決意がステージで発する、あのパワーになっているんでしょうか。「EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 ~ASIAN DREAM~」のときの強い眼差しは、今でも覚えています。

SHOKICHI:懐かしい…何か恥ずかしいですね(笑)。「熱量は誰にも負けない!」「歌手になりたいって気持ちは負けない!」って思っていました。その熱がHIROさんにも伝わって、今に繋がっているのかなと思います。

◆「夢を叶える秘訣」

― 今の夢って何ですか?

SHOKICHI:たくさんあります。ソロのツアーをやってみたいし、今年秋に開催するTHE SECOND from EXILEのアリーナツアーも成功させたいし、EXILEがさらなるステージに向かうことも夢ですし。夢なのか憧れなのか希望なのか…常に目標は持っています。暗闇を適当に歩くことはしないタイプなので、「絶対こっちに何かある」と確信できる方向にいつも目標を定めています。

― では、最後になりますが、そんなSHOKICHIさんが考える「夢を叶える秘訣」を教えて下さい。

SHOKICHI:一端に夢を叶えたわけじゃないので、大それたことは言えないということを大前提に置かせていただいて…。抱いた夢と自分との距離を明確に測れて、その方向、進むスピードを想像できた人が夢を叶えられるんじゃないのかなと思います。例えば行きたい場所があるとして、そこにはバスを使っていくのか、電車を使っていくのか、歩いて行くのか、何時までに着きたいのか、間にはどんな障害物があるのか、すべて計算する必要がある。そして、そこに溢れんばかりの情熱と惜しみない努力を注ぐことができた人が、夢を実現できるのではないでしょうか。自分も絶賛夢追い中ですが、ありがたいことにこうやってソロ活動までさせていただいています。EXILEに、夢の先に夢が広がっているということを教えてもらいました。みなさんも一緒に頑張りましょう!

― ありがとうございました。

◆強さと柔軟性

自ら掴みとったように見える夢たちにも「周りの皆さんに現実にしてもらっている感覚」と、どこまでも謙虚。そして、EXILEへの愛と尊敬が、インタビュー中、感謝の言葉として何度も飛び出していた。

自分を客観視し、次に向かう道を探していく。それは、受け止める強さと変えていく柔軟性がなければできることではない。その強さと柔軟性は、ステージ上で放つパワーとなる。そんな武器を持って、彼はまだまだ夢を追い続ける。(modelpress編集部)

■EXILE SHOKICHI プロフィール

1985年10月3日生まれ。EXILE、THE SECOND from EXILEのボーカル兼パフォーマーとして活躍。2006年、EXILEの新ヴォーカリストオーディション「EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 ~ASIAN DREAM~」に参加したことをきっかけに、2007年新生J Soul Brothersメンバーとして始動。2009年にはEXILEに加入した。

2015年6月シングル「BACK TO THE FUTURE」でソロデビューを果たし、4月27日には初のアルバム「THE FUTURE」をリリース。さらに、THE SECOND from EXILEとしては秋にアリーナツアーの開催が決定している。
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